「ウォーボックス:カモフラージュ (WarBox: Camouflage)」は、「Boxcity Game Studios」と「Hibiki Entertainment」が開発を手がける基本プレイ無料の新作ブロック型マルチプレイFPSゲーム!
2018年10月11日の「STEAM」正式配信サービス開始を目指して現在鋭意製作中だ!
プレイヤーはローポリで再現されたバトルフィールドに降り立ち、他のオンラインユーザーとFPS対戦を楽しむことができる。簡略化されながらも雰囲気を持ったグラフィックが特徴で、要求スペックが比較的低い点が魅力だ。
プレイ言語は英語のみだが、単純なゲーム内容なので幅広いユーザーが楽しむことができるぞ!
「ウォーボックス:カモフラージュ (WarBox: Camouflage)」は、オンラインFPSゲームをプレイすることが好きな人、リアル一辺倒のグラフィックに飽きてしまったゲームユーザー、インディー系スタジオの小作品をプレイすることが好きな人にはオススメの新作ブロック型マルチプレイFPSゲームだ!
リアルじゃなくても楽しめる!ブロック形状を採用して斬新な世界観を提供する「ウォーボックス:カモフラージュ (WarBox: Camouflage)」の世界
本作の開発を手がけている「Hibiki Entertainment」はイギリスのドーチェスターに本拠を構えるエンターテインメント系の制作会社で、今回取り上げる「ウォーボックス:カモフラージュ (WarBox: Camouflage)」は今後展開される予定の「WarBox」シリーズ第1弾作品として制作されている。
公式ツイッターアカウントや「STEAM」のストアページに掲載された画像を見てお分かりの通り、本作はボクセルやローポリを連想させる極限まで簡略化されたグラフィックを持ち、非常にすっきりとした印象を受ける。FPSゲームの最近のトレンドはPC描画性能の進化に対応したリアルなグラフィックだが、本作はそれとは無縁だ。
▲細部のディティールこそ存在しないものの、本作に登場する「単純化されたオブジェクト」はユーザーに十分な視覚情報を提供する。例えばこの場面では自分がコンビナート付近の波止場に立ってヨットの方向に銃口を向けていることが即座に分かる。余分な情報を削って構造物の本質を描き出したグラフィックが見事だ。
▲世界全体がブロック状のオブジェクトで構築されているというコンセプトを持つ本作は、空に浮かぶ雲に至るまでブロックで再現するという開発者の徹底ぶりが光る作品だ。それでも一種のリアリティが感じられるのは、要所要所で適切なライティング処理がなされているからだろう。道路に伸びる影も実に自然で美しい。
▲陽光エフェクトの美しさが分かる1枚。3Dの世界では頂点が多いオブジェクトを照らし出すとそれだけ処理が重くなる傾向があるが、極めてシンプルな本作のフィールドではその心配はなさそうだ。実際「STEAM」で公開されている要求スペックもかなり低く、ほぼ全てのPCゲーマーが遊べるようになっているのはありがたい。
「マインクラフト」のヒットで世間に受け入れられたボクセルやローポリ風の3Dグラフィックは今やあらゆるジャンルに波及しているが、FPSの世界だけはリアル一辺倒になっていく傾向が強い。そんな状況の中であえてこのグラフィックを採用しているという点は評価すべきポイントだろう。
では次にインターフェース周りを見てみよう。現時点で確認できるのは本作が「チームベース」で展開するマルチプレイ対戦FPSであるということだけだが、確かに画面上部には青と赤に別れたチーム情報と時間経過を知らせる時計が表示されている。画面左上の四角い表示がミニマップで、プレイヤー情報は画面下部に並ぶ形だ。
▲投擲用アイテムは画面中央のライフゲージ上に表示され、残りの個数も分かるようになっている。武器の種類と残弾数の表示は画面右側だ。全体のグラフィック同様にインターフェースもシンプルで気持ち良い。本作は将来的にクロスプラットフォームプレイを目指しているようなので、スマホ画面での見栄えも考慮しているかもしれない。
▲アーリーアクセス版に登場するのは3種類のマップと6種類のクラス(職業)、そして2種類のゲームモードで、6ヶ月後に設定されている正式配信版ではさらに多くのマップとクラスを実装し、キャラクターのスキルも増やしていく予定だ。画面のキャラクターは公式Twitterで公開されているクラスの1つである「スカウト」。
▲キャラクターデザインを担当しているのはAntti Koponen氏で、氏が作り出したプロトタイプのキャラクターは同じく「WarBox: Camouflage」の公式Twitterで確認できる。ブロックを主体としたデザインはキャラクターでも貫かれており、ゲーム世界に違和感なくマッチする。各クラスが持つスキルの詳細が気になるところだ。
▲2018年9月14日に公開された新キャラクターの外観。クローズドアルファテスト以降着実に新しいキャラクターが生み出されていて頼もしい。一部でUnityのアセット流用疑惑の声が上がっているが、専門のデザイナーに発注してモデリングしている経緯は公式Twitterでも公開しているので心配には及ばないだろう。
▲装備品の1つ「防弾ベスト」のデザイン。この防弾ベストだけで実に4種類のバリエーションがある。本作にはこれ以外にも様々な装備品アイテムが登場する予定になっており、キャラクターカスタマイズの幅は大きく広がることになりそうだ。オンラインゲームでとにかく他プレイヤーとの違いを際立たせたい人は期待しよう。
「ウォーボックス:カモフラージュ (WarBox: Camouflage)」は、洗練されたシンプルなグラフィックでオンライン対戦を楽しむことができるゲームを探している人や、ローポリやボクセルのグラフィックに惹かれる人、低スペックでも遊べるFPSを探している人にはオススメの新作ブロック型マルチプレイFPSゲームだ!
「ウォーボックス:カモフラージュ (WarBox: Camouflage)」は、こんな人にオススメだ!
「Boxcity Game Studios」と「Hibiki Entertainment」が放つ期待の新作「ウォーボックス:カモフラージュ (WarBox: Camouflage)」は、ボックス状のパーツで組み上げられたシンプルな世界観が光る作品だ。要求スペックが低めな点も好印象で、何よりも基本プレイ無料という料金体系が素晴らしい。
アーリーアクセス期間中には多くのプレイヤーからの要望を聞き入れてゲームシステムに改変を加える予定があることも公表されているため、配信開始後はユーザーがゲームを育てていくことになるはずだ。インディー系ゲーム会社の作品をプレイすることが好きな人は、本作をプレイして意見を送ってみよう。
シンプルにデザイン化されたセンス溢れるゲーム世界でオンラインFPS対戦が楽しめる日は近いぞ!
「ウォーボックス:カモフラージュ (WarBox: Camouflage)」は、自分が送ったフィードバックによってゲームシステムが調整されていくシステムが好きな人、インディー系ゲーム会社の作品を応援したいと考えている人、低スペックのPCでも問題なく遊べるオンライン対戦ゲームを求めている人には絶対オススメの新作ブロック型マルチプレイFPSゲームだ!
ウォーボックス:カモフラージュスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10 64 bit | |
CPU | Intel i3 Dual-Core 3.2GHz | AMD FX4300 Quad-Core 3.8GHz | |
メモリー | 2GB | |
グラフィックカード | Nvidia GT 1030 GDDR5 | AMD Radeon 7850 GDDR5 | |
VRAM | ||
HDD空き容量 | 2GB | |
DirectX | Version 11 |
© Boxicity Game Studios.© 2018 Valve Corporation.All rights reserved.
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