リリースからすでに3年経過しているが、今でも強い人気を誇る。
つい最近、Square EnixからLife is Strangeの続編であるLife is Strange2のリリース予定があることも発表され、前作であるLife is Strange - Episode 1はさらなる注目も集めている。
Life is Strange - Episode 1はアドベンチャーゲームであり、文章を読み進めて物語を進行していくタイプのゲームだ。
ところどころに特殊なアクションを利用したり、謎解き要素などもあるためノベルゲームとは少し違う。
他にもマップ内を探索し、主人公の友人などから話をきいて情報を引き出したりする要素などもある。
ノベルゲームやアドベンチャーゲームが好きな人はもちろん、純粋にストーリーだけを楽しみたいような人にオススメすることができる作品だ。
探索や友人から情報を集めて話を進めて行くアドベンチャー!
舞台はアメリカのオレゴン州の田舎であるアルカディア・ベイ。
主人公はマックスという女の子。
マックスは写真家になることに憧れていて、自分の憧れでもある写真家のダニエルが教師をしているブラックウェル高校に入学した。
憧れの写真家になるために日々写真の勉強をする日々、そんなある日の授業中にマックスに異変がおきる。
授業中に居眠りをしてしまったマックスは自分の住んでいる町が巨大竜巻に飲み込まれる奇妙な夢をみる。
授業終了後にマックスは学校のトイレでマックスの親友であるクロエとマックスと同じ学校に通うネイサンという男子が口論をして、クロエがネイサンに射殺されてしまうところを目撃することになる。
そして、目撃した瞬間にマックスに一瞬の頭痛。
気がつくとマックスは授業に戻っていた。
マックスは記憶を引き継いだまま時間を巻き戻すことができる能力が自分にあることに気づく。
この時間を巻き戻す能力を駆使して、マックスは親友のクロエと共にブラックウェル高校周囲で起きる不可解な失踪事件を解決していくことが目的となる。
ストーリーや世界観などはタイムリープ系の映画や物語に近いものがある。
タイムリープ系のジャンルが好きな人であれば、特にオススメすることができるストーリーであることは間違いない。
ストーリーを追っていく上で様々な工夫がある!
Life is Strangeの最大の魅力はストーリーであることは間違いないのだが、ゲームシステムを侮れない。
アドベンチャーゲームのシステムはRPGやアクションゲームのように戦闘がない分、工夫がしにくそうにみえるが「Life is Strange」はプレイヤーがとにかく遊びやすいシステムを意識してくれていることがわかる。
1つ目にマックスの特殊能力である短い時間であれば巻き戻すことができる能力に関するシステム。
時間を巻き戻すのはマックスが自動でやってくれるわけではない。
プレイヤーが自分自身で、どこまで時間を巻き戻すのかを判断することになる。
L1ボタンを押すことで時間を自由自在に巻き戻すことができ、選択肢を選びなおすことなども自由自在。
このシステムのおかげでプレイヤー自身がマックスになりきり、ゲームの世界に入り込んでいるような気分にさせてくれている。
2つ目にタイムリープシステムだ。
1つ目に紹介した時間を巻き戻すことができる能力に近いが、少しだけ違う。
こちらの能力は主人公のマックスが撮った写真、もしくはマックスが写っている写真の地点、時間まで戻ることができるというものだ。
この能力を使うことで条件を満たした写真さえあれば、かなりの時間を遡ることもできるようになる。
1つ目のシステムでは遡りきれない時間でもタイムリープシステムを使うことで戻ることができるというわけだ。
この2つのシステムのおかげでプレイヤーはゲーム進行をかなり快適に行うことができるのだ。
この手のアドベンチャーゲームといえば選択肢の前でセーブをこまめにとり、選択を間違えたらリセットをするというプレイヤーはかなり多かったのではないだろうか。
Life is Strangeではそのような手間はない。
時間を巻き戻して、選択肢を全て試しで選んでみるといったプレイも可能なのだから。
アドベンチャーゲーム初心者なども気軽に自分の思うがままに選択肢を選ぶことができるし、あえて間違った選択をしてキャラクターたちの反応を試したりなども気楽にすることができる。
Life is Strangeはアドベンチャーゲームが苦手な人などでも安心して遊ぶことができる難易度であるといえるだろう。
マルチエンディングシステムによるやりこみ要素も豊富!
Life is Strangeはマルチエンディングシステムを採用している。
プレイヤーの選択や行動、キャラクターや友人にどのような態度をとってきたかでエンディングが変化するのだ。
グッドエンディングもあれば、バッドエンディングも存在する。
1周目は自分の思うがままに選択肢を選んで進めていき、1つ目のエンディングをみる。
そして、2周目以降は異なる選択をして他のエンディングをみることでさらに楽しむことができる。
Life is Strangeは一見、その場では正解のようにみえる選択肢が後半にまで影響を及ぼしているというパターンがかなり多い。
グッドエンディングに辿り着くには意外性のある選択肢を選択することもある。
「あの選択は間違いだったのかぁ!」と、しばらくしてから気づかされることがあるのだ。
そういう意味ではストーリーに意外性などを求めている人などにオススメだ。
濃密なストーリーが魅力の世界観に入り込めるオススメのゲーム!
Life is Strangeはストーリーをとにかく楽しみたい人にオススメだ。
普段はあまりゲームを遊ばないけど映画や小説などが好きな人などにもオススメすることができるほど濃いストーリーだ。
ゲームシステムも非常にプレイヤーに優しいものになっていて、難易度も高くはない。
システムのおかげで時間を巻き戻すこともできるのでアドベンチャーゲームがはじめての人でもしっかりエンディングまで到達することができるだろう。
Life is Strange - Episode 1は現在steamにて無料でダウンロードすることができるので、まずは気軽にプレイしてみることをオススメする。
Life is Strange - Episode 1スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows Vista | Windows 7 |
CPU | Dual Core 2.0GHz以上 | Quad Core 3.0GHz以上 |
メモリー | 2 GB RAM | 4 GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce 8600 GT / ATI Radeon HD 2600 XT | NVIDIA GeForce GTX 260 / ATI Radeon HD 4890 |
VRAM | 256 MB | 512 MB |
HDD空き容量 | 3 GB | 3 GB |
DirectX | Version 9.0 | Version 9.0 |
備考 | 統合グラフィックスはサポートされていません |
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