レルムロイヤル(Realm Royale)は2018年6月5日にゲーム配信サイト「STEAM」でダウンロードサービスが始まった。開発・販売共にメーカーは「Hi-Rez Studios」になっている。最大100人までが参加できるバトルロワイヤル式のガンシューティングゲームだ。
ゲームの特徴としては、ファンタジーよりになっており、幻獣を召喚して乗り物として扱うことが出来るなど、リアルを追求したFPSのバトルロワイヤルとは、やや毛並みが違う。当然、武器は銃なのだが、ただの銃ではなく、どこかファンタジーなイメージを残しているものばかりだ。
ファンタジーな点が売りではあるが、そこを抜かすと、全般的なシステムではPLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDSや荒野行動などのバトルロワイヤルに酷似している。
今までにバトルロワイヤルゲームをやったことがあるならば、すんなりとゲームのシステムに馴染めるはずだ。基本プレイは無料なので、熱いバトルを期待するならぜひ体験して欲しい。
敵を隠れながら1人ずつ倒していき、最後まで生き残ろう。
ファンタジーもの独自のシステムがある!
Realm Royaleの特徴として、選べるクラスがWARRIOR(ウォーリアー)、ENGINEER(エンジニア)、ASSASSIN(アサシン)、MAGE(マギ)、HUNTER(ハンター)と5つもあることがあげられる。
クラスによって得手不得手があるため、立ち回りが選べるようになったのは大きな違いだ。
▲魔法を使って周りの翻弄するような行動も出来るので、戦い方に大きく幅が広がる。
他のバトルロワイヤルものだと、キャラの強さは統一されていたため、相手が強いのか弱いのか、戦ってみるまではわからなかった。
しかし、クラスによる得手不得手が存在することで、戦うべきか逃げるべきなのかを判断する1つの目安が出来たのだ。
これは特に重要なポイントで、クラスによる弱点的な部分を知っておけば、不利な状況でも勝ちに結びつけられる。
例えば、相性が悪い相手でも、敵の苦手な戦い方を仕向ければ、勝ちやすくなるのだ。
何も指針がないゲームに比べると、知識が大きな助けになるため、生存率はかなり高まるだろう。
クラスによる違いは十分に把握しておきたい。
選べる5つのクラスの特徴
選んだクラスによって戦い方はかなり異なってくる。
例えば、ウォーリアーを選んだのであれば、敵を見つけてとにかく接近する必要がある。
遠くにいる敵には出来るコトが少ないからだ。
逆にエンジニアなどは近づかれてしまうと、制限されることが増えてしまうため、とにかく相手との距離を取る必要がある。
クラスによって必要な戦術が変わってくるので、どんな戦い方をしたいのかで自分のクラスを決めた方が良いだろう。
WARRIOR(ウォーリアー)
近~中距離に特化したパワー型のファイター。扱いやすい移動スキルやスロウで相手との距離を一気にを詰め、畳み掛ける戦法を得意とする。
遠距離は苦手なので、戦う際には早く近づくことが重要。近づけなれば勝ち目は低い。
ENGINEER(エンジニア)
タレットや飛び道具を防ぐシールドはかなり便利で、戦場をコントロールするコトに向いている。
範囲ダメージのスキルなどで、敵の動きを制限できるのだが、その分、単純な殴り合いにはめっぽう弱い。
一般的な魔法使いというイメージに近い存在だ。
地形やスキルを最大限に活かせるならかなり強くなる。玄人向けな性能だ。
ASSASSIN(アサシン)
操作が難しく覚えるコトが多いのが難点。しかし、使いこなせれば、その性能とポテンシャルは随一を誇るだろう。
相手が使いこなせているかどうかによって、かなり強さが違うため、下手に手を出せない敵でもある。
全ての局面においてオールラウンダーな強さになっている。
MAGE(マギ)
比較的クラス専用武器の性能が控えめだが、ダメージの出るスキルの比重が高い。
キルを取る必要性もあまりなく、特に個性がでるクラスだ。攻めにも逃げるにも便利な移動スキルを持つ。
HUNTER(ハンター)
強力な専用武器を持っている上に、移動スキルもかなり便利な万能型。
ハンターというと弓を使った攻撃が得意に思われるが、専用武器は距離を問わない上に、罠の設置も可能なのだ。
さらに屋内戦も難なくこなせるため、潜伏しても表に出ても強い。
現実世界タイプのバトルロワイヤルものに比べて、かなり戦い方に幅がある。自分の選んだクラスと相手のクラスの苦手なところを知り、戦いを優位に進めていこう。
様々なゲームモード!
PUBG等をやったことがある人には、すぐに馴染めるようなゲーム設定だが、わからない人の為に軽く解説をしておこう。
まずはサーバー選びだが、日本から近い「Southeast Asia」か人がたくさんいる「North America」にした方がいいだろう。その他の場所だと、言葉が通じないコトも多く、日本人も極端に少なくなる印象だ。
ゲームモードは単純に個人の強さを決める「SOLO(ソロ)」、2人でコンビを組んで戦う「DUO(デュオ)」、そして、チーム戦となる「SQUAD(スクァド)」から選ぶことが出来る。
初心者であればまずはSOLOでゲームの流れや戦い方をしっかりと身につけておこう。
さもなければ組んだ相手に迷惑をかけてしまいかねない。
▲落下の瞬間はいつも緊張だ。下に敵がいたらすぐさま戦闘になってしまう。安全に着地できることを願わすにはいられない。
とにかく早めに降りた方が有利になるので、長く飛空挺に乗っていることよりも降りる場所をさっさと決めてしまおう。
降りる場所の目安は宝箱がある建物のところが良いが、当然、狙っている人も多く、激戦を免れない。
自信がない間は少し離れた場所が安全だ。
アイテムはレジェンダリー(金)>エピック(紫)>レア(緑)>コモン(白)の順に強いので、装備に悩んだときの目安にして欲しい。いらないものは砕いてシャード(素材)にしておこう。
ファンタジー的な要素が非常に強い
ファンタジー系のバトルロワイヤルだから当然乗り物もファンタジー的なものが用意されている。車やバイクの代わりに幻獣に乗れたりするのだ。もちろん、ファンタジー的な要素は他にもある。
各地に散らばっているレジェンドアイテムを集め、Forgesを使ってLegendary Weaponsを作り出せたりするのだ。RPG的な要素もあるのでファンタジー好きには嬉しい。
しかし、バトルロワイヤルだと言うコトを忘れないように。
武器を作っている間、決して安全ではないのだ。
むしろ、武器を作りに来るプレイヤーを狙って待ち伏せている人もいるだろう。
常に周りに気を配りながら、手早くLegendary Weaponsを作りだせば、その力は圧倒的だ。制作はそれなりに大変だが、作り上げるだけの勝ちがあるので頑張って欲しい。
対応言語は英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語と、残念なコトに日本語には対応していない。しかし、日本語のwikiも存在しており、海外版ではあるがPS4やXBOXでの発売も決まっている。
日本国内でも人気のタイトルに上がってくるのは間違いない。
マルチプレイに対応しているので、友だちと遊ぶこともできる。
基本無料のゲームなので、一緒にファンタジーの世界で生き抜いてみるのもいい思い出になるだろう。
ファンタジー系の設定が好きな人にはオススメのゲームだ。
レルムロイヤルスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-2320 / AMD FX-6120 | Intel Core i7-3770 / AMD FX-8350 |
メモリー | 6 GB RAM | 8 GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 555 / AMD Radeon HD 7770 | NVIDIA GeForce GTX 660 / AMD Radeon HD 7950 |
VRAM | 1 GB | 2 GB |
HDD空き容量 | 20 GB | 20 GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 | インターネット接続が必要 |
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