ジュラシック・ワールド・エボリューション(Jurassic World Evolution)は2018年6月12日にゲーム配信サイト「STEAM」でダウンロードサービスが始まった。
開発メーカーは「Frontier Developments」で、恐竜のいる動物園、ジュラシック・パークを自分で運営していくシミュレーションゲームだ。
世界的な大ヒット映画ジュラシック・パークシリーズでお馴染みのムエルテス諸島がこのゲームの舞台になっている。
独自のジュラシック・パークを運営し、自分だけの恐竜テーマパークを作り上げよう。
「サイエンス」、「エンターテインメント」、「セキュリティー」の3つの分野に焦点を当てて、それぞれを発展させてジュラシック・パークを大きくしていくのが目的となる。
シムシティなどの街を発展させるのが好きな人や運営シミュレーションが好きな人は、絶対にツボにはまる楽しいゲームだ。
世界的な売り上げ記録を誇る有名タイトルのゲーム化!
ジュラシック・ワールドと言えば、スティーヴン・スピルバーグ監督が生み出した、ジュラシック・パークシリーズの4作目にあたり、世界歴代興行収入の第5位を叩き出した化け物的な売り上げの記録を持っている有名な映画のタイトルだ。
今までの世に出てきた世界中にある映画の中で、歴代第5位と考えるとその凄さ、ヤバさがわかるだろう。
世界的なヒットを飛ばした有名なタイトルなだけにゲームへの期待も否応なしに高まる。
対応言語も豊富で、日本語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ブラジルポルトガル語、ロシア語、中国語と対応は凄まじく幅広い。
おまけに全ての言語で、インターフェイスの表示だけではなく、音声まで対応しているのだ。
つまり、日本語フルボイスになっている。これはすごい!世界五位は伊達じゃない。
ジュラシック・ワールド・エボリューションの目的
ムエルテス諸島にはいくつかの島で構成されている。最初に管理するのがイスラ・マタンセロス島。
ここである程度の実績を出すことで、イスラ・ムエルタ島やイスラ・ヌブラル島など次々に解除されていく。
実績を上げれば上げるだけ、選べる島が少しずつ増えていくのだ。
島で恐竜パークを運営を行い、様々な恐竜たちを集め育てていくのが目的になっている。
ただの動物園であれば、動物たちを連れてくれば良いだけなのだが、ここはジェラシックパーク。
恐竜というのはこの現代には存在しない生き物なので、たくさんの研究も必要となるのだ。
「サイエンス」を発展させて、恐竜について学び、それを「エンターテインメント」として、観客たちに見せていく。
そして、恐竜パークを守るために「セキュリティー」の増強が必要となる。
この「サイエンス」、「エンターテインメント」、「セキュリティー」からなる三本柱にどのように比重を置くかでパークの発展が大きく変わっていくだろう。
自分が目指す恐竜パークをどんな物にしたいのかしっかりとイメージしておこう。
生物工学によって生み出された恐竜は、周囲の状況を賢く認識し、それぞれが考えて行動していく。さらに遺伝子操作を行い、特有の能力や姿を作り出し、パークの見世物として出すことで、お金を得ることが出来る。
そのお金を使い、さらに新しい恐竜のDNAを探すのだ。
パーク全体を管理する高度なツールで、現場の地上や上空を探索し、直接問題に対応したりもできる。恐竜パークを発展させることで、島も開発されていく。
自分だけのジェラシックパークを育てていこう!
まるで実写のようなリアルな恐竜たち!
ゲームをやっていてまず驚くのがそのリアル恐竜たち。
見た目もさることながら、まるで本当の恐竜を見たことがある人間が描いたかのような、恐竜の細かい動きはゲームをプレイして誰もが驚くはずだろう。
深い深い恐竜への愛情を感じずにはいられない出来だ。
そして、そのリアルな動きをさらに盛り上げているのが、美しいグラフィックの数々。
草原はそこに本物の草があるかのようにきめ細やかなテクスチャーが張られており、そこを自由に動く恐竜たちからは呼吸音が聞こえて来そうだ。
▲こんな恐竜と戦えと言われても、まるで勝てる気がしない。
圧倒的な恐竜の造形こそがJurassic World Evolutionの最大の特徴になっている。
これらの恐竜を自分のテーマパークでどのように展示していくのか、どんな場所を作っていくのかをぜひ楽しんでもらいたい。
種類豊富に存在する恐竜たち!
出てくる恐竜はアロサウルス、アンキロサウルス、アパトサウルス、バリオニクス、ブラキオサウルス、カマラサウルス、カルノータウルス、セラトサウルス、カスモサウルスなどなど、全て書こうと思ったら、数時間はかかってしまいそうなほどたくさんの種類が存在する。
知っている名前の恐竜も必ずいるだろう。
これらをプレイヤーは自由に飼うことができるのだが、覚えていて欲しいのは基本的に複数飼いが必要ということだ。
お金の関係などの理由で単体でしか飼っていないと恐竜は不満を感じて逃げてしまう。
それは心地よさが下がってしまったことで起こる現象だ。恐竜に不快感を与えないためにも、複数で飼うのが基本と覚えておこう。
とはいえ、最初は本当にお金がない。
なかなか複数飼うは難しいだろう。
契約を積極的に遂行しておくことをオススメする。
契約は最大で3つまで受けることができ、無理そうだなと思っても解除してもデメリットもない。
受けておかなければ損なのだ。
契約を積極的にこなしておけば、資金難に苦しむことも減っていく。
さらに契約をこなしておくことで、様々な要素(建設物や遺伝子、研究項目など)がアンロックされていくので、忘れずにやっていきたい。
資金に余裕を持たせるにはゲストの数を増やしていくのが一番。そのためには施設評価と恐竜評価をあげていけば、ゲスト数が増えて、経営は一気に楽になっていくだろう。
資金に余裕が出来れば、自分の好きな恐竜を研究できるので、Jurassic World Evolutionがますます楽しくなっていくはずだ。
恐竜の状態管理をしっかりとこなそう!
恐竜は放っておくと健康度が下がっていき、緑だった健康のアイコンが赤に変わっていく。こうなると大変危険な状態だ。死に繋がりかねないのでレンジャーチームを使って治療を最優先で行おう。
恐竜の死亡条件は、飢餓、脱水症、戦闘、狩り、病気、寿命と意外と多く、わりと簡単に死んでしまうので注意が必要だ。特に恐竜同士のケンカ。
これは同種の肉食獣であれば、死ぬことはないが、異種の肉食獣であれば、死ぬまで争ってしまう。可能であれば、ゲート別にするなどしてケンカが起こらないように注意しておくべきだ。
また、小型の肉食獣のいる場所に中型を配置すると、小型が逃げ出してしまうのでこれまた要注意だ。
大型の草食恐竜はほとんどの肉食獣とはケンカしないで、管理する際に覚えておくといいだろう。
恐竜にもさまざまなタイプがいて、うまくいくと思っていたのに、ケンカしだしてダメになったり、逆にダメだと思っていた組み合わせが意外と平穏だったりと、管理していて飽きない。
テーマパーク経営系のゲームが好きな人は絶対に夢中になるだろう。オマケにやるコトも多く、情報を調べておく場所も多い。非常に楽しいゲームなので、気になったらぜひプレイしてみよう!
ジュラシック・ワールド・エボリューションスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7(SP1+)(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel i5-2300またはAMD FX-4300 | Intel i7-4770またはAMD FX-8350 |
メモリー | 8GB RAM | 12GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 650またはAMD Radeon HD 7850 | NVIDIA GeForce GTX 1060またはAMD Radeon RX 480 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 8GB | 12GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨 |
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