「オリオンプレリュード(ORION: Prelude)」は2013/04/17よりSteamでリリースした恐竜と戦うサバイバルアクションFPSだ!
本作はジュラシックパークのような恐竜が襲い来る世界で生き残るために戦うFPSで、未来的武器や装備を使って爽快にアクションを楽しめる。
シングル・マルチのどちらにも対応し、マルチプレイはオンラインを介した協力型がメインだが、対戦モードも用意されている。
ゲームの進行はWave制(ゲーム内では「ラウンド」表記)になっており、押し寄せてくる敵を倒していき、ステージをクリアするのが目的だ。
登場するモンスターは、獰猛な肉食恐竜であるTレックスや、巨大なワニであるディノスクスはもちろんのこと、草食竜であるはずのステゴサウルスやトリケラトプスなどだ。
宙を舞う翼竜・プテロダクティルに掴まれると、『ジュラシック・パーク』の一場面のように空まで運ばれてしまうなど、演出も面白い。
フレンドリーファイアはオフになっており、弾を撃ちまくることができるのは爽快だ。
倒れた仲間は、近寄り蘇生してあげることも可能。
プレイヤーは、各種兵科ごとの特徴を活かしながら、ステージを攻略していくことになる。
恐竜の世界で迫力のバトルを楽しめるオススメのサバイバルアクションゲームだ!
クラスとなる3種類の兵科でプレイスタイルを変えて楽しめる!
▼兵科の紹介
『ORION: Prelude』に登場する兵科はASSAULT、SUPPORT、RECONの3つだ。
ASSAULT:
平均的なアーマー値を持ち、前線に出ることができる。
アビリティとしてジェットバックを持っているのが特徴。
ジェットバックは左Ctrlで使用、押している間エネルギーを消費しつつ上昇を続けるというもの。
高速移動は出来ず、あくまで上空を移動出来るだけだが、離脱からの攻撃、状況の確認など、役立つ場面はとても多い。
高威力の専用装備を持つことができるため、攻撃の要となるだろう。
だが、ASSAULT専用装備であるグレネードランチャーやロケットランチャーは自分も爆風ダメージを受けてしまうため、注意が必要だ。
SUPPORT:
多くのアーマー値を持つ、その名の通りサポート兵。
アビリティとして、メディックガンを持っている。
メディックガンは左Ctrl(もしくは初期設定6)で持ち替えることで使用できる。
その効果は、左クリックで射程内にいるメンバー一人を、右クリックで自分を回復するというもの。
メディックガンで回復(あるいは攻撃)するとクレジットが獲得出来るため、積極的にサポートに回るといいだろう。
専用装備として、命中した敵を一定時間燃やして持続ダメージを与えるFlamethrowerを持つことが可能で、中型以下のHPは低い雑魚恐竜の掃討役として輝くこともできるだろう。
RECON:
RECONは最低のアーマー値を持つ兵科で、その数値はSUPPORTの半分だ。
だが、そのアビリティは非常に攻撃的なものだ。
アビリティのクロークは、左Ctrlで使用でき、透明化して敵に発見されずに行動が可能になるもの。
クロークは近接攻撃では解除されず、後述のAUGMENTSの一つNINJAを修得するとSilenced武器でも解除されなくなる。
また、フルオートの武器などでクリック押しっぱなしでクロークを使うと、多くのエネルギーを消費するものの透明化しながら攻撃が可能だ。
クローク起動中はエネルギーを消費し続けるが、起動時に大きく消費する調整になっているためon/offの切り替えは無駄が大きくなる。
起動の見極めが大切になり、トリッキーな動きが必要となる上級者向けの兵科と言えるだろう。
レベルアップでスキルや装備が増え、RPG要素も魅力!
今作は、プレイヤーキャラクターや武器を強化する要素が用意されている。
紹介した3クラス毎にレベルと経験値が存在し、レベルを上げる事でボーナスや初期装備のバリエーションが増えるようになっている。
先ほど出てきたAUGMENTSも要素の一つだ。
AUGMENTSは、入手したクレジットでさまざまな特殊能力をキャラクターに付加できるというもの。
例えば、エネルギー量が2倍になる「ENERGIZER」はどの兵科でも腐ることはないだろう。
RECON専用のAUGMENTS「ASSASSIN」を装備すれば背面から近接攻撃すると2倍のダメージを与えられるようになるため、より透明化からの奇襲攻撃を活かしやすくなるはずだ。
自分を殺した敵が死ぬようになる「DEMON」、Eキーで死体を食べてライフ回復できるようになる「VAMPIRE」など、変わった能力も用意されている。
たとえ戦闘には使えなくとも、CO-OPゲームとしては一発芸ができるスキルはとても重要だろう。
配信から時間が経っているゲームのため、ある程度有用なスキルなどの評価は決まっているが、高難易度でなければ自分の好みで決めてしまってもクリアできるようになっている。
未来的な乗り物も登場し、ファンタジー感も魅力!
『ORION: Prelude』では、沢山の乗り物に乗り込むことができる。
まずは、車のような乗り物・ビークルだ。
今作には豊富なビークルが登場するが、最も攻撃的なビークルは、ブーストがついており、前進時の急加速が可能なSF仕様で機関銃のついたGladiatorだ。
Gladiatorは最大で3人乗りとなっており、左から乗ると運転席、右から乗ると助手席、後ろから乗ると砲座に着くことができる。
プレイヤーたちはビークルを操作し、素早い恐竜たちに並走し銃弾の雨を降らせることができるだろう。
また、SFチックな乗り物としては、垂直離陸が可能な飛行機・VTOLにも乗ることができる。
飛行機に乗り込んだ際は、上空からのTPS視点になる。
そして、地上に押し寄せる恐竜たちからジェネレーター(発電機)などを守る、広範囲防衛戦が始まるなど、単純なFPSゲームとは一味異なったゲームモードを楽しめる。
この他にも、重い一撃を食らわせられる戦車(Tank)や、変わり種としては二足歩行型のロボット(Mech)なんていうものまである。
二足歩行型ロボットはタレットだけでなくミサイルを撃てたりと割とやりたい放題なので、ぜひ乗ってみてほしい。
大躍進のアップデートでオススメの人気FPSに!
『ORION: Prelude』は、当初「クソゲー」としてその悪名を轟かせたタイトルだったが、地道なアップデートを重ね、今では低価格帯の協力ゲームとして相当遊べるゲームにまで進化している。
4packで298円という驚異的な低価格の今作は、ちょっとした時間に友人と遊ぶにはもってこいのゲームではないだろうか。
小さいころ憧れた存在「恐竜」を相手に生き残るために戦うFPS、恐竜好きや未来的な装備や乗り物が好きな人に特にオススメの人気ゲームだ!
オリオンプレリュード(ORION: Prelude)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows XP SP2 | Windows 7 |
CPU | Intel Core 2 Duo E6600 または AMD Phenom X3 8750 | Intel Core i5 |
メモリー | 2 GB RAM | 4 GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce 8600GT または ATI Radeon HD 3600 | NVIDIA GeForce GTX 560 |
VRAM | 256 MB | 1 GB |
HDD空き容量 | 4 GB | 4 GB |
DirectX | DirectX 9.0c | DirectX 9.0c |
備考 |
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