「バレットストーム」は、2011年にPS3やWindows版などで発売され、瞬く間にコアなファンがついた、常に何かが爆発!訳の分からない機械的なノイズやサイレンが常に鳴り響いている!演出がド派手な大人気フルボッコ系FPS!
18禁になるのは仕方ない(笑)
超絶リアルなグラフィックで素早い銃撃戦を体験でき、最大4人で戦うチーム戦も人気だ!
そんな『バレットストーム』が、2017/04/08、初期開発チーム「People Can Fly」が更に開発をすすめ、Gearbox Publishingより完全リマスター版「バレットストーム(フルクリップエディション)」となって帰ってきた!
4K解像度という最高画質で、過去シリーズすべてのMAP、モードなどのコンテンツを楽しむことができ、新たに【過剰殺戮作戦モード】を搭載!
FPS好きにはもちろん、元々“米コミック界で評価の高い一流作家”描き下ろしのオリジナルストーリーを備えていた『バレットストーム』なので、シナリオも一緒に楽しみたい人にもオススメの新作FPSだ!
4K解像度と第一級の音質でいろどるド派手な演出がゲームのキモ!
「バレットストーム(フルクリップエディション)」の基本的なルールは一般的なFPSと同様で、敵に狙いを定めて銃を撃ち前へ進んで行けばストーリーが進行する。
ただこれはあくまで基本的な話でしかなく、本作の真価はそんなところには存在していない。
本作のキモは、“とにかくド派手な演出”!!
新たにリマスターされた音響効果により、ステージでは常に何かが爆発しているし、訳の分からない機械的なノイズやサイレンが常に鳴り響いている。こうした演出はプレイヤーの興奮をかなり煽るのだ!
もしこうした演出が無ければ味気ない作品になっていたに違いない。
ゲームにゲーム性以外のエンターテインメント性を持たせたい場合、演出は非常に重要な要素となる。ゲームシステムとは直接関わりの無い要素だが、雰囲気を作ることで作品世界はより豊かなものに変貌するのだ。
そして、本作はその演出に成功した作品と言える!
4K解像度という最高画質でリアルに描かれる
暴力描写からドラマチックな展開、ヘリを撃墜したときの振動など随所に工夫が見られるのだ。
このゲームには知性の欠片も存在せず、ただただ暴力と「バレットストーム(Bulletstorm)」つまり銃弾の嵐が吹いている!
これこそFPSをプレイする者が求めていたものではないだろうか!
筋肉!血!銃!爽快感抜群のぶっぱなし感!
「バレットストーム(フルクリップエディション)」の世界観としては、筋肉隆々の男たちが筋肉隆々の男たちを蹴り飛ばし、撃ち殺すという非常に分かりやすいものとなっている。知性とかそういうものはどうでも良いのでとにかく動くやつを撃つのだ。敵の頭は吹っ飛び気付いたら死体の山を築いているに違いない。
18禁作品なので、結構などぎつい残虐描写もあったりするのだが、その描写はホラー的というよりB級映画的と言ったほうが正しいだろう。
敵の体を吹き飛ばしたら「うぎゃー!こわいー!」ではなく「ハッハー!ミンチのできあがりだぜ~!」という印象を持つはずだ。
つまるところ爽快感のための残虐描写なのである。
そんな本作に登場する銃器は、世界観に沿ったクレイジーなものが多く登場する。
そのどれもがチート級の性能を備えているため正にストレスフリーで頭を空っぽにして楽しむことができるだろう。筋肉と血と銃が織り成す暴力的な世界を駆け抜けよう!
基本的な武器は「銃・ムチ・ブーツ」
プレイヤーは、基本的に「銃、ムチ、ブーツ」の3種類の武器を装備している。
▼Peacemaker Carbine
基本的な銃。一般的なFPSのアサルトライフルのようなもの。
▼Gravity Boots
敵を蹴ると空中に吹き飛ばし動作を一時停止できる。
▼Energy Leash
電磁的なムチ。敵に当てると引き寄せて動作を一時停止できる。
これらの武器はどれも有用でとても強力。
Peacemaker Carbineは、扱いやすく連射力も十分な銃なのでガンガン狙ったところに当たってくれる。Gravity Bootsを当てれば敵は「何でもしてください」と言わんばかりの無防備な状態になり、Energy Leashを当てれば「どうぞご自由にぶちのめしてください」と言う感じで目の前に引き寄せることができるのだ。
ブーツやムチを当てたら、頭やケツに銃弾をぶちこむのだ!
特に、銃器についてはとんでもない設定のものが多く登場する。Peacemaker Carbine以外にもステージ途中で様々な銃器を装備することができる。
以下に手に入れることになるであろう銃について見ていこう。
・Head Hunter:スナイパーライフル。撃った後で銃弾視点になり自由に移動できるトンデモ銃。
・Boneduster:4バレルのショットガン。もちろん相手は吹き飛ぶ。
・Flail Gun:グレネードの2つついた縄を発射する。もちろん相手は消し飛ぶ。
・Bouncer:ポータブル・キャノンボール・ランチャー。もちろん相手は爆発四散。
・Penetrator:ぐるぐる回転するドリルを打ち込む。相手の体に突き刺させばシーリングファンみたいになるぞ!
・Chaingun:巨大な連射式の銃。相手は間違いなく死ぬ。
正に「どうかしている」という表現がぴったりの銃で溢れかえっているのが本作の世界なのだ。
スナイパーライフルの銃弾はぐりぐり動かせるのでまず外すことは無いし、
「4バレルのショットガンて何だよ!最高じゃんよ!」
となる方もおられるだろう。その通り、最高の武器としか良いようがない。
カッコよく敵を倒し、チーム戦で、オーバーキルキャンペーンでスコアを競え!
「バレットストーム(フルクリップエディション)」には“スコア”という概念があり、これを稼ぐ方法がとてもイカしている。
その方法とは、“いかに格好良く相手を倒すか”というもので、「スキルショット(Skillshot)」と言う。もちろんカッコいいといっても美少年がひらひら舞うタイプのカッコよさではなく、筋肉世界におけるカッコよさを指している。
例を見れば一目瞭然なので早速「スキルショット」の種類について見ていこう。
・Shocker:電気がビリビリしているところへ敵を蹴り飛ばす!
・Pricked:サボテンのトゲに敵を蹴り飛ばす!
・Voodoo Doll:鉄のトゲトゲに敵を蹴り飛ばす!
・Enviro-Mental:そこらにある爆発物で敵を倒す!
・Rear Entry:敵のケツに銃弾をぶち込む!
・Afterburner:体が燃えてる最中の敵を倒す!
これらのイカした「スキルショット」はほんの一例だ。
他にも「敵の股間を蹴り上げてヘッドショットを食らわす!」といったものもある。武器ごとにも設定されていたりシークレットな「スキルショット」もあるので色々試してみると良いだろう。
これらの方法で稼ぐスコア、もちろんシングルモードでスコア目標を突破する楽しさもあるが、4倍のプレイヤーで4倍の大虐殺を行える【チーム戦】が存在する。
最大4人のチームで、12個のマップ全体で20組の敵を倒しながら、チームスキルショットを実行し、スコア目標を打破するというもの。
ソロプレイとはまた違った面白さが味わえるので、是非とも体験して欲しい!
更に、本作から新たに追加された【オーバーキルキャンペーン】。
このモードでは、第1幕から全ての武器とスキルショットに自由にアクセスでき、無制限に使用できる!!これまでの戦い以上になーーーーーんにも頭を使わずにぶっ放せる爽快感MAXなモードとなっている。
こちらはソロプレイのみとなるが、シリーズファンにとっては待望のモードと言えるだろう。
筋肉のみで構成されたキャラクターがとにかく最高!
銃の種類やスキルショット以外にも、「バレットストーム」を魅力的な作品にしている要素としてキャラクターの言動がある。
特に、主人公の相棒である「イシ・サトー」はかなりイカした奴。
例えば、ある機械を操作して扉を開けようとしたときの言動。
「Damn! Don't hava an access port! (手を機械に突っ込む)NGAAAAAAAAAAAA!!!!」
(訳:「クソ!どうやって操作すりゃいいか分かんねー!(手を機械に突っ込む)ギョエー!」
そして扉は開き、イシはぶっ倒れるが結構平気でピンピンしてたりするのだ。こんな展開が随所に盛り込まれているので油断ならない。最高にクレイジーでイカした相棒の動きに注目してみよう。
デューク視点で物語を楽しめる新たなオプション【デューク・ニューケム バレットストームツアー】!
キャラクターという意味で、今回、事前予約特典として【デューク・ニューケム バレットストームツアー】が追加オプションとして準備されている。
そもそも、『デュークニューケム(Duke Nukem)』とは、3D Realmsが開発し、90年代にアメリカで圧倒的な人気を博した縦横スクロール型シューティングゲームで、その主人公の名前でもある。
これは「バレットストーム」を“デューク・ニューケム”としてプレイし、懐かしのデュークの声が聞けるだけでなく、新たなセリフも楽しめるというファン必見のオプション!
違う作品とのまさかのコラボということで、シューティング好きには有名な“デューク”をこんなところで登場させる開発は流石と言わざるを得ない!
現在は、無料ではないが購入することによって楽しむことができる。
「バレットストーム(フルクリップエディション)」は、頭を一切使わずに遊べるイカしたFPSだ。
知性はそこらへんに捨ててただただどうかしてる世界を楽しもう。敵のケツを蹴り上げ銃弾をお見舞いしてやればスッキリ爽快、癒しでは癒されない心がスーッとしてくるはずだ。
FPS好きはもちろん、日頃うっぷんが溜まっているあなたには超オススメ!!
何も考えず楽しめるド派手ド迫力の暴力的な爽快感を得られる極上のFPSを是非とも体験してくれ!
バレットストーム(フルクリップエディション)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7/8/8.1/10 (64bit) | Windows 7/8/8.1/10 (64bit) |
CPU | AMD Athlon II X2 240 または Intel Core 2 Duo E6600 | AMD Phenom II X4 940 または Intel Core i5-750 |
メモリー | 4 GB RAM | 8 GB RAM |
グラフィックカード | AMD Radeon HD 6850 または NVIDIA GeForce GTX 460 | AMD Radeon HD 7970 または NVIDIA GeForce GTX 970 |
VRAM | 1 GB | 2 GB |
HDD空き容量 | 15 GB | 15 GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 |
©2017 People Can Fly,Bulletstorm and the People Can Fly logos are registered trademarks,and the Bulletstorm logos are trademarks,all used courtesy of People Can Fly,Sp.zo.o.
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