【デッドアイランド2】黙示録世界と化したロサンゼルスで壮絶な戦いを楽しめる新作ポストアポカリプスゾンビアクションゲーム！

『Dead Island 2 (デッドアイランド2)』は、2024/4/23からSteamストアで正式配信されているDeep Silverのポストアポカリプスゾンビサバイバルアクションゲーム(Epic GamesストアやPS/Xbox向けにも配信中)。

致命的なウイルスが蔓延したロサンゼルス都市部を舞台に、免疫を持つ生存者として壮絶なゾンビバトルの世界を体験していく世界観、容赦ないゴア表現が登場するゾンビファン垂涎のゲームグラフィックが大きな特徴。

ゾンビ映画やゾンビが登場するゲーム作品全般が好きな人、オンライン協力プレイも可能なアクションゲームを探している人、ゲーム内のゴア表現に耐性がある人、Unrel Engineで開発された作品を探している人におすすめの新作。

ついにSteamでも配信開始

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」ストアで正式配信中の『Dead Island 2 (デッドアイランド2)』は、黙示録世界と化したロサンゼルス都市部を舞台にゾンビたちとの戦いを繰り広げていくおすすめの新作アクションゲーム。

本作は2023/4/21からPCバージョンが「Epic Gamesストア」で先行配信されていた作品で、約1年の歳月を経て晴れてSteamバージョンが配信される運びとなった経緯を持つ。Steamユーザー待望の新作と言えるかもしれない。

致命的なウイルスが蔓延したポストアポカリプスなロサンゼルスは、『グランド・セフト・オート V』の舞台としても登場している人気の都市。ゲームによって異なる「都市部の描き方」に注目しながら遊ぶのも楽しいはずだ。

開発には世界的に有名な「Unreal Engine 4」が用いられており、最新ゲーム作品らしいゴージャスなグラフィックを実現。臨場感抜群のゾンビサバイバルゲームを求めている人にもおすすめできる新作PCゲームと言えるだろう。

困難を極めた続編開発

前作から約12年の歳月を経て誕生した『Dead Island 2 (デッドアイランド2)』は、長年に渡る製作面での「頓挫」を経験しながら、ついに日の目を見た作品。一時は世間から完全に「終わった」と思われていたことでも知られる。

作品は2014年頃からその存在を知られていたのだが、2015年には当初締結していた開発スタジオとの委託契約が解消されてしまうなど、一時期完全に暗礁に乗り上げており、続編の登場は絶望的という見方も多くなっていた。

最終的には3回の開発スタジオ変更が起こり、パブリッシングを手掛けるDeep Silver傘下のスタジオ「Dambuster」が完成にまで漕ぎ着けている。紆余曲折を経ながらようやく誕生した「難産の作品」と言えるのが本作の素性だ。

ゲームの特徴

プレイヤーはゾンビに噛まれながらも「免疫」によって難を逃れた生存者の1名として、武器を手に取りながら黙示録世界と化してしまったロサンゼルスで「アウトブレイクの真相」を探る戦いへ乗り出していくことになる。

ロサンゼルスの象徴とも言えるベニスビーチやビバリーヒルズ郊外などがリアリティー満点の3Dグラフィックによって再現されている本作では、最新ゲームらしい高精細な描画でゾンビ退治プレイを堪能できるようになっている。

様々な攻撃方法によってゾンビの身体ダメージが「細かく変化」していく点が作品の大きな特徴で、ゴア表現の新たな高みに達している点が魅力。ゴア耐性が無い人には辛い作品なので、自分が該当する場合にはプレイを控えよう。

プレイ開始時には合計で6名存在するプレイアブルキャラクターから1名を選択でき、彼らはそれぞれ独自のスキルと能力を持っている。選択キャラクターによってプレイスタイルを変えることができる点が作品の特徴と言える。

近接と遠距離に分かれる武器類は、プレイ中に改造を施しながらアップグレードしていくことが可能。武器によってゾンビの身体損壊描写が変化していくようになっているので、ゴア表現が好きな人にはたまらない展開が起こるぞ。

耐久度の概念を持つ武器を作業台で修理しながら戦いに望むプレイ要素も面白く、スキルツリーを廃して「カード」のデッキ構築でキャラビルドを進めていくプレイ要素も斬新。自分好みのビルドを行いながら黙示録世界に挑もう。

作品で敵キャラクターとして立ちはだかるゾンビたちもバリエーション豊富。それぞれ独自の変異や攻撃スタイルを持っているため、戦闘中に効果的な撃退法を編み出していくプレイも大いに捗る。バトルが最高に楽しい新作だ。

ちなみにSteamストアの製品ページには、ドイツに在住しているプレイヤーが「ゾンビを倒した後、死体にダメージを与えたり切断したりすることができない」という注意書きもある。各国の事情によって内容が変わっているぞ。

PS版とXbox版についての注意点

あまりの残虐表現によってXbox/PS国内版の正式発売は現在でも見送られている状態で、コンシューマー機ユーザーは「海外版」を購入するしかない。ただし海外版は英語音声でありながらも「日本語字幕」は収録されている。

ゲームには最大3名のユーザーが一緒にプレイできるCO-OPストーリーモードが用意されているが、PS版とXbox版のクロスジェネレーションプレイ(異なる世代のハード同士で遊ぶこと)にだけ対応している点には注意が必要。

異なるプラットフォームのユーザーが一緒にオンラインで遊べる「クロスプラットフォームプレイ」には非対応で、これはPCバージョンとPSバージョン、Xboxバージョン全ての組み合わせおいて「無効」となっている。

日本版が発売されていない関係上、CEROレーティングが存在していないタイトルだが、激しい暴力や流血、強い言葉遣い、薬物の使用、一般的な成人向けコンテンツが登場するゲームだという点は押さえておこう。

セール価格で販売中

Steamストアでの販売価格は8,090円で、現在は「リリース記念セール価格」となる50%OFFの4,045円で入手できる(2024/4/30までの期間限定価格)。この割引率はかなり大きいので、今のうちに製品をゲットしておくのも手だ。

なお、ストアでは4種類のアイテムが同梱された『Dead Island 2 Deluxe Edition』や、6種類のアイテムが同梱された『Dead Island 2 Gold Edition』に加え、各種ダウンロードコンテンツも併売中。忘れずにチェックしておこう。

ゲームは標準で「日本語インターフェース」をサポートしており、さらにXboxコントローラーとDUALSHOCKコントローラー、DualSenseコントローラーの操作もフルサポート。なお、PSのコントローラーはUSB接続のみとなる。

Valveの携帯ゲーム機「SteamDeck」との互換性については「プレイ可能」という表示。完全な互換性認証に至らないない問題点については、開発者が解決する具体案を提示しているので、Deckユーザーはこちらを一読しておこう。

ちなみに開発者のコメントによれば、SteamDeckでEpic Gamesストアバージョンのプレイヤーと一緒にプレイすることは可能だそう。ただし数々の初期設定が必要になる場合があるとのことなので、この点には注意が必要だ。

システム要件

最新の3Dグラフィックでプレイが展開していく作品のため、PC版のシステム要件はやや高め。推奨要件で提示されているグラフィックボードはAMD RX6800 XTクラスか、NVIDIAのRTX 2070 Superクラスのパーツとなっている。

CPUの推奨モデルはRyzen 5 5600XもしくはIntel i9-9900kクラスのプロセッサーで、画質設定を最高にしてfpsを出しながら遊びたい場合には、現行のミドルハイからハイエンドなゲーミングPCを用いるのが安全圏と言える。

インストールサイズは70GBとかなりの重量級。普段からストレージが逼迫気味の人は、インストール前に空き容量を作っておくと安心。追加ダウンロードコンテンツの導入を考えている人は、さらに容量に余裕を持っておこう。

致命的なウイルスが蔓延したロサンゼルスを舞台とするおすすめの新作ゾンビサバイバルアクションゲーム『Dead Island 2 (デッドアイランド2)』は、現在好評配信中。ようやくSteam経由でも遊べるようになった注目作だ。

記事執筆時点でのユーザー評価の総数は339件と注目度は高いが、導入時にEpic Gamesの関連サービスを強制インストールされる関係から、その評価は「賛否両論」に分かれてしまっている。このあたりは致し方ないところか。

いずれにせよ、遅れて登場した分を「半額」という大幅な割引価格(期間限定だが)で補おうとしている点には素直に好感が持てる作品だ。興味が湧いた人は今すぐSteamストアへアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】ついにSteam版で遊べる！