【Lightyear Frontier】ロボを操りながらSF世界で農耕生活を体験できるおすすめ新作シミュレーションゲーム

『Lightyear Frontier (ライトイヤー・フロンティア)』は、2024/3/20からSteamで早期アクセス版が配信されているFRAME BREAKとAmplifier Studiosの農業SLG。

SF世界と自然豊かな農場の運営要素、惑星の謎を解く物語性が特徴で、一風変わったシチュエーションを持つファーミングシムで遊びたい人におすすめ。

ロボで挑戦する農業SLG

現在PCゲームのポータルサイトSteamで早期アクセス版として配信中の『Lightyear Frontier (ライトイヤー・フロンティア)』は、SF世界が舞台の新作。

ゲームの舞台は銀河の果てにある惑星で、プレイヤーは何でもできるメカへ乗り込みながら、作物栽培や家屋建設などを楽しめるようになっている。

開発を行っているのはFRAME BREAKとAmplifier Studiosで、FRAME BREAKにとって本作はSteamデビュー作となる期待のSLGタイトル。

2022年に開催された東京ゲームショウに出典された経緯も持つPCゲーム作品で、当初は2023年春に配信される予定だったが、1年延期された経緯を持つ。

開発者の言によると、農業SLGはこれまで数多くリリースされていたため、違いを出すために同時並行で製作されていたロボットゲームと融合したとのこと。

したがって本作の本質は手塩にかけて自分の農場を手入れしていく農業シムそのもので、SF世界とロボットはストーリー面とビジュアル面でエッセンスを与えている。

今後の開発進捗で世界観やストーリー要素が変化する可能性もあるが、のんびりと争うことなく自然に囲まれた世界に滞在できるゲームを求める人におすすめだ。

ゲームの特徴

本作の舞台はオープンワールドで再現された惑星。プレイヤーの目標はこの異星で持続可能な農場を開拓しながら作物を育てていくことだ。

ファーストパーソンビューで展開する没入感満点のプレイ画面が特徴で、まるで本当に動かしているような気分にひ浸れるので楽しい。SFファンは必見だぞ。

新しいアップグレードをアンロックすることで作業効率が上がることも。さらに豊富に用意されたペイントやパーツで自分だけのカスタマイズを堪能できる。

ロボットやメカが登場するゲームは大抵バトルシーンとセットになっているが、本作の世界観は至って平和。戦いとは無縁の世界を楽しみながら農作業、探検、発見に勤しもう。

プレイ中耳にするBGMは宇宙的カントリー系サウンドトラックとなっており、心身ともにリラックスしながら数々の作業に没頭できる点がポイントだ。

謎の汚染物質を一掃したり、異常繁殖していく雑草を除去したりといった環境保全要素も生まれる本作は、ゲームを通じて自然について考える事もできる作品。

有害物の影響を減らして周辺の環境を回復し、木の伐採後に新たな気を植樹するといったSDGs的な取り組みができる。持続可能な世界を生み出そう。

マップを探索しながら収穫した多種多様な植物の種を巻いて、肥料で成長を促しながら定期的な水やりを行うことで、立派な収穫物が育つ。

見事に収穫できた作物をクレジットと交換したり、建物やアップグレードの材料にしたりと言った使い方ができるため、時間をかけるほど面白さも増すぞ。

建造物に関するカスタマイズ要素も楽しく、サンドボックスゲームが好きな人であればハマる魅力を持っている。カラーパレットや装飾を変えて自分らしい家を作ろう。

SFの世界観を持つ本作では、スキャナー衛星を利用しながら惑星環境に点在する手がかりを解読するプレイ要素も楽しい。ストーリー性を持つ作品だ。

ゲームは最大4名のCO-OPに対応しているので、フレンドユーザーと一緒になって農作業や探索、建設などを楽しめる点も魅力。協力プレイでゲームを遊び尽くそう。

日本語環境をサポート

Steamでの販売価格は2,800円で、ゲームは標準で日本語インターフェースと字幕をサポート。海外のゲームが苦手な人でも安心して遊べるはずだ。

なお、ストアでは秀逸なオリジナル・サウンドトラックやバンドル製品がダウンロードコンテンツ扱いで併売中。開発者を支援したい人は購入を検討しよう。

解除できるSteam実績も現段階で26種類と豊富。なお、Steam Deckとの互換性は確認されていないため、Deckユーザーは注意しておこう。

ゲームはXboxコントローラーでの操作を部分的にサポート。普段コントローラーを使ってPCゲームを遊ぶことが多い人でも気軽にプレイできるぞ。

要求スペック

オープンワールドゲームでありながら、PCへの要求スペックは低め。推奨要件で提示されているグラフィックボードはGTX 1660 Tiと控えめだ。

CPUの推奨モデルもi7-4790KもしくはRyzen5 3600クラスのプロセッサーで良く、これをクリアできる人は多いはず。インストールサイズは約10GBだ。

なお、推奨スペックでの動作はフルHD環境下で60fpsを出すために必須の構成。モニターの解像度が高い人は、これ以上のスペックが必要になるぞ。

正式版への展望

現時点でもプレイアブルな状態にある作品だが、正式版ではさらなるコンテンツの増加とストーリー要素の追加などが予定されている。

ユーザーからのフィードバックは主に公式Discordサーバーで受け付ける予定となっているので、一緒にゲームをより良いものへしたい人は参加しよう。

SF惑星で農業シミュレーション要素を体験できるおすすめの新作PCゲーム『Lightyear Frontier (ライトイヤー・フロンティア)』は、現在Steamで好評配信中。

平和な世界でソロまたはCO-OPを楽しめる必見のSLGタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアへアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】今後が楽しみな新作！

ゲームプレイの流れ

タイトル画面では複数のセーブスロットを管理可能。初めてプレイをスタートする際にはワールドを作成し、そこからゲームを始めることになる。

初回にゲームを起動するとオープニングムービーが流れ、プレイヤーが地球から離れて別惑星で可能性を見出す主人公として行動していることが描かれる。

宇宙船のポッドから降り立つと最初のミッションが始動。プレイ視点は前述の通りファーストパーソンビューで、没入感満点の画面を楽しめる。

画面上部には方位や土地名画表示され、上部右側には時間帯と気候、左上にはミッション内容が表示される仕組み。簡素なインターフェースでわかりやすい。

目標地点がある場合には透過形式のピンが出現するので、方角を迷わずにクエスト目標に近づける点がポイント。初見でも遊びやすいPCゲームだ。

大地に横たわっている自分のメカを発見したら、操作体系に関する簡単なチュートリアルも発生。NPCのPIP-3Rがガイド役になってくれるぞ。

メカに乗り込むと、サードパーソンビューとファーストパーソンビューを切り替えられるようになる。作業内容に応じて適宜切り替えていくと便利だ。

プレイの進捗に従ってミッション内容はどんどん更新されていき、やるべきことも無数に登場。飽きずにプレイを継続できるシステムが秀逸だ。

オープンワールド世界は緻密なグラフィックで再現されており、リアルすぎない描写が心に優しく響く。地球とは異なる惑星をよく再現している点が良い。

資源採取と農耕、そして建造がゲームの根幹になっていくが、サバイバルゲームとは違ってRPG的な要素があるため、長時間夢中になれるだろう。

総評

世界的に人気が高い農場シミュレーションゲームに、全くテイストが異なるSFメカの概念を盛り込んだ点が最高に面白い作品で、着眼点が良いタイトルと言える。

男女を問わず楽しめるのか、と問われると微妙なところだが、少なくともデザイン全般は可愛らしく作られているので、女性ゲーマーでも遊べるはず。

地球とは異なる惑星にロボットを使って乗り込むという設定は映画『アバター』に通じる所もあるが(マシンのデザイン面も含めて)、内容は至って平和。

凶悪な敵キャラクターや悪賢い人間は一切登場せず、それが本作の価値を高めている。戦うだけのロボットゲームであればすでに無数に存在するからだ。

そういったこともあり、本作はSteamユーザーからも「非常に好評」という名誉ある評価を獲得しており、正式版のリリース時にはさらに盛り上がるはず。

農耕と環境促進に寄与しながら全く別の惑星で人生をエンジョイできる必見のタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアへアクセスして、情報をチェックしよう。

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