『Rebel Transmute (レベル・トランスミュート)』は、2024/3/12からSteamで正式配信されているJanduSoftのPC向け横スクロールアクションゲーム。
2Dドット絵で再現されるSF世界で戦うメトロイドヴァニアなプレイ体験が特徴で、レトロゲーム風のプレイを味わえるインディーゲームが好きな人におすすめ。
- 愛情がこもった2Dドット絵
- メトロイドヴァニアなプレイ体験
- 惹き込まれるストーリー
メトロイドヴァニアな新作
現在PCゲームのポータルサイトSteamで正式配信中の『Rebel Transmute (レベル・トランスミュート)』は、2Dドット絵が際立つ必見の新作PCゲーム。
ゲームの舞台は邪悪な実験が行われているSF世界の惑星で、プレイヤーは主人公のムーン・ミコノとして横スクロール型のアクションバトルに挑んでいく。
宇宙の廃品回収業者から冒険家に転身したムーンを操作しながら、行方不明となった母の本当の運命を明らかにする感動的なストーリー要素も必見だ。
キックスターターで出資を募って開発
開発を行ったのは、本作が初のSteam掲載作品となる期待の新鋭インディーゲームデベロッパーEvan Tor Gamesで、パブリッシングはJanduSoftが担当。
Evan Tor氏は現在アメリカのロスに在住している個人のインディーゲームデベロッパー。本作はキックスターターで出資を募って開発された経緯を持つ。
作者はキックスターターの目標金額を17,000ドルに設定していたが、最終的には784名から28,374ドルの資金援助を獲得して成功を収めた。
開発と製作にかかった期間は実に5年弱と、かなりのハードワークを経てリリースされたタイトルで、作者の苦労が忍ばれる。よく頑張ったと言いたい。
ちなみに本作に出資したバッカー(実際に資金を援助した人々)は、無料キー獲得やNPCをデザインする権利など、金額によって様々な恩恵を得られた。
近年個人でゲームを制作してリリースする開発者が世界レベルで増加しているが、資金を上手く活用して無事にリリースできた本作は良い成功例と呼べるだろう。
メトロイドヴァニアとは
2Dゲームのサブジャンルとして定着している「メトロイドヴァニア」は、レトロゲーム『悪魔城ドラキュラ』『メトロイド』を起源とする混成語。
マップ内での探索要素が強い作品に対して用いられている言葉だが、明確な定義があるわけではなく、ユーザーよりも開発者が公言することが多い。
本作の開発元Evan Tor Gamesは自ら「メトロイドヴァニア」という言葉を用いて作品のジャンルを解説しており、見た目からも『メトロイド』の影響が窺える。
ゲームの特徴
「オーバーグロウス」「コーラルフィシャー」「サーフェス」と呼ばれる色鮮やかなロケーションが登場する点が作品の特徴で、異なるマップの探索も捗る。
丹念な手作りで再現されているピクセルアートも素晴らしく、レトロゲームへの深い愛情もしっかりと感じることができる点も作品の魅力だ。
探索要素が充実している本作では、多用途に利用できる「マッピング システム」を利用して、進捗状況を追跡することが可能となっている。
カスタム マーカーを使用しながらプレイの完了率を追跡しつつ、隠されたターミナルを見つけて未踏の領域を発見する探索プレイを堪能していこう。
ゲームには80体以上のユニークな敵キャラクターが登場し、さらに10体以上の強力なボスキャラクターも登場。息詰まる攻防戦を体験できるぞ。
本作に登場する敵キャラクターは、突然変異したワームや帯電した獣、さらに不正AIや巨大なバグまで種類豊富。SF世界が題材の作品らしい戦いに挑める。
主人公ムーンのアップグレード要素は合計で48種類存在。ゲームの流れを一気に変えられるアップグレードもあるため、プレイが面白くなること請け合い。
アップグレード能力には再プログラムされたドローンと一緒に戦ったりできるものや、攻撃を螺旋状のレーザー爆発に変えたりするパワーも存在。
スピンバッシュ、ウォールジャンプ、ヴォイドダッシュなどの能力も発揮しながら、洞窟や研究所施設内部を駆け抜けて戦うプレイをたっぷり味わえるぞ。
開発者が最も重要視しているストーリー展開は必見。荒廃した研究惑星である「テラ6」に何が隠されているのか、その真実を自分自身の目で目撃しよう。
ムーンが母親を探すにつれて、独自のストーリーと個性、クエストを持つさまざまなロボット生命体と出会えるようになる。NPCも重要な作品だ。
無料のデモ版も配信中
Steamでの販売価格は2,300円で、ゲームは標準で日本語インターフェースをサポート。ちなみに無料のデモ版も同時配信中なので、お試しプレイもできるぞ。
XboxコントローラーとPSコントローラーの両方をフルサポートしている点も作品の魅力で、普段コントローラーでゲームをプレイしている人も安心。
解除できるSteam実績も合計で13種類搭載されており、実績ハンターを自負する人にもおすすめ。幅広い年代のプレイヤーが気軽に遊べる作品だ。
ちなみにゲームのSteam Deck対応は正式にアナウンスされていないが、作者自身は問題なく動くことを報告している。Valveの正式対応に期待しよう。
要求スペック
2Dドット絵のアクションゲーム作品となるため、PCへの要求スペックは低め。推奨されるグラフィックボードの搭載VRAMは2GBと、かなり敷居が低い。
インストールサイズも200MBと極小サイズになっており、普段ストレージ容量が逼迫気味な人でも安心してダウンロードできる。軽さも光るPCゲームだ。
メトロイドヴァニアな冒険とアクションバトルを体験できるおすすめの新作PCゲーム『Rebel Transmute (レベル・トランスミュート)』は、現在好評配信中。
レトロゲームファンには無論のこと、ドット絵やピクセルアートが好きな若いユーザーにもハマる必見のアクションシューティングゲーム作品だ。
興味が湧いた人は今すぐストアへアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】SF世界で戦え!
Rebel Transmuteスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i3-2100 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 4GB RAM | 8GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 460 | NVIDIA GeForce GTX 1060 |
VRAM | 1GB | 6GB |
HDD空き容量 | 10GB | 10GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨 |
©2024 Evan Tor Games & Jandusoft.
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