『Demonologist』は、2023/3/27からSteamで「早期アクセス版」が配信されているClock Wizard GamesのPCゲームで、呪われた場所に潜む悪霊の種類を特定しながら除霊を目指すホラーアクションゲームタイトル。
様々なガジェットやアイテムを駆使しながら幽霊をプロファイリングしていく解析型のゲームプレイ、Unreal Engine 5で再現されるリアルなグラフィック、キャラクターとセーフハウスのカスタマイズ要素が特徴で、ソロとマルチプレイで遊べる幽霊解明型のホラーアクションゲームタイトルを探している人におすすめの新作。
- UE5が描き出すリアルな描写
- フレンドと遊べるCO-OP
- リプレイ性抜群のランダムイベント
幽霊解析に挑むホラーゲーム
現在PCゲームのポータルサイトSteamで早期アクセス版が配信されている『Demonologist』は、プレイヤーが様々なガジェットやアイテムを駆使しながら悪霊の正体を解明するプレイに挑むおすすめの新作。次世代型の3DCGツール「Unreal Engine 5」を用いて開発が進められている必見のホラーアクションゲームだ。
現時点で実装されている3種類のマップには、それぞれランダムな悪霊が出現。プレイヤーは手持ちの装備品を駆使しながら調査を行い、そのエリアに取り憑いている悪霊の正体を暴きつつ、除霊を行って平和を取り戻す任務に挑むことになる。近年PCゲームで大いなる人気を博している「幽霊解析」の世界観が特徴だぞ。
▲「Unreal Engine 5」が生み出すリアリティー満点のグラフィックで幽霊解析に挑む新作ゲーム。
ゲームはソロプレイと最大4名のオンラインマルチプレイをサポート。1人でゾクゾクしながらじっくりとプレイを楽しむことも、CO-OP要素で手分けしながらゴーストハントプレイに勤しむこともできるため、プレイアビリティーは高い。14種類存在する装備品を使いこなしながら悪霊退治を成功させよう。
作品最大の魅力は「リプレイ性の高さ」にあり、同じマップを選択してもプレイ展開が変わる仕掛けがあるため、何度チャレンジしても緊張感が途切れることはない。デイリータスクとウィークリー・タスクシステムも存在し、毎日プレイすることがどんどん面白くなっていくはずだ。繰り返しプレイにも強い新作だぞ。
▲タブレット上に証拠を列挙しながら悪霊の正体を解析していくプレイが展開。知的なゲーム作品だ。
ゲームを開発しているのは、2021年に2名のメンバーによって結成されたインディーゲームデベロッパーの「Clock Wizard Games」。トルコのイスタンブールに拠点を構えているスタジオで、メンバーはそれぞれ6年以上のゲーム開発歴を持っている。2021年に『Haunt Chaser』でSteamデビューを果たした新鋭だ。
彼らのデビュー作『Haunt Chaser』も4名のCO-OPに対応するホラーアクションゲーム作品で、探索・解析型のゲームシステムを持っている。すでに同じ種類のゲームを正式バージョンとして配信している実績があるスタジオの新作なので、本作が完成する可能性は非常に高い。ホラーゲーム専門のデベロッパーだぞ。
▲ホラーアクションゲームの開発に特化したスタジオの2作目。完成が楽しみな新作ゲームだ。
Steamでの販売価格は1700円で、現在はリリース記念セール価格となる10%引きの1530円で販売中(2023/4/4までの期間限定価格)。この価格は正式版で値上がりする旨がアナウンスされているので、安価な今のうちに購入するのもアリ。なお、ストアでは無料で遊べる「デモ版」も同時配信中だ。
標準で日本語環境に対応
インターフェースは標準で日本語をサポートしており、参入の敷居は低い。Valveの携帯ゲーム機「Steam Deck」との互換性は無いものの、解除できるSteam実績が14種類実装されているので、遊び甲斐は満点だ。なお、詳細については後述するが、PCへの要求スペックは中程度となっており、幅広い人が遊べるぞ。
呪われた場所に潜む悪霊の種類を特定しながら除霊を目指すホラーアクションゲーム『Demonologist』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで好評配信中。早くもユーザーから高評価を獲得している必見タイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】悪霊解析の戦いが始まる!
ゲームシステム
ソロと最大4名のオンラインマルチプレイをサポートしている『Demonologist』では、14種類存在するガジェットで場に取り憑いている悪霊の正体を分析していくプレイが展開。正しい推測と調査で悪霊の名前を決定した後には除霊ミッションが開始され、平和を取り戻すプレイ要素も体験できる。やり込み要素は高いぞ。
ゲーム開始前には「難易度」を選択可能。難しいモードでプレイするほどリターンも大きいが、それだけ危険なリスクを背負うことになるため、まずはゲーム全体の仕組みを覚えて個別のミッションタスクを達成し、報酬で各種の便利アイテムを購入してから高難易度に挑戦していくとスムーズにプレイできるだろう。
▲ゲーム内に登場するガジェットとアイテムの一覧。悪霊の種類によって除霊アイテムも変わっていく。
それぞれのガジェットとアイテムが持つギミックを理解しながら知的に悪霊の正体を解明するプレイ要素が面白く、ランダムに発動する超常現象がドキドキ感を加速。ホラーアクションゲームを専門に開発しているデベロッパーの作品だけあって、恐怖感を煽る演出も冴えている。緊張感を持続しながら遊べる新作だ。
オプションの達成度合いで報酬が変化
「悪霊の種類を検出」した後に「オプション目標の達成」が提示されるシステムが特徴で、これらの目標項目をどれだけ達成したかで報酬金額の量も変化。最も効率的にクリアしていくためにはどのような操作とプレイが必要なのかを模索していく要素にも夢中になれるはずだ。すべてのタスク完了を目指していこう。
▲ソロで怖い場合には、フレンドを誘って一緒に悪霊調査の世界へ乗り出すのもアリ。
ゲームジャンルとシステムは既存のアイデアで、本作独自の要素はやや希薄。今後はアップデートで数ある幽霊解析型ゲームとの「差別化」を図っていくことが求められるはずだ。現在この幽霊解析型ゲーム作品はSteamストアに多数存在しているので、本作にはこれらのレッドオーシャン状態を乗り切る姿勢が必須と言える。
【おすすめポイント】解析プレイが最高に面白い!
カスタマイズ要素
『Demonologist』では、自分が操作するキャラクターと、拠点となるセーフハウスをカスタマイズすることが可能。キャラカスタマイズにはゲーム前半で触れることが可能で、現時点で3種類のバリエーションが存在するセーフハウスには、カスタマイズ用アイテムを配置してコーディネートを楽しめるぞ。
キャラクター設定画面には、かなり詳細な項目が並び、性別を選びながら頭や上半身、下半身、足に異なる衣装アイテムを組み合わせて自分好みのキャラクターを生み出すことが可能。プレイ中に自分の姿を見る機会はないが、マルチプレイ時には相手から自分を見てもらうことができるので、意味のあるコンテンツだ。
▲キャラクターの設定画面。衣装アイテムの組み合わせによって様々なキャラを生み出せる。
セーフハウスには他プレイヤーを招待することが可能で、これまでに自分が達成してきた成果を自慢することもできるため、集合ロビーとしてフル活用しながら遊べる。CO-OP要素を全面に押し出している作品だけに、ソーシャル面にも気配りしている点が高評価ポイントだ。カスタマイズで面白さが広がるぞ。
【おすすめポイント】カスタマイズを楽しもう!
システム要件
『Demonologist』のシステム要件は中程度。推奨要件で提示されているグラフィックボードは「GTX 1660 Super」となり、CPUにはIntelの「i7」クラスが要求されるため、現行のミドルスペックなゲーミングPCがあれば安全圏と言える。画質設定を妥協すれば、「GTX 1050」クラスのパーツでもプレイできるぞ。
▲PCへの要求スペックは中程度。高精細なグラフィックを味わいたい場合にはミドルスペック推奨だ。
OSに関してはWindows 10以上が必須となるので、理由があってOSのバージョンをアップグレードしていない人は注意。インストールサイズは現時点で14GBとなっているが、今後のアップデートによってコンテンツが増える場合、サイズも肥大化する可能性がある。ストレージに余裕がない人は空き容量を作っておこう。
【おすすめポイント】ミドルスペック推奨の新作!
正式版への展望
約3〜4ヶ月後の正式バージョン配信を目指している『Demonologist』は、完成版でさらなるマップと装備品アイテム、そしてセーフハウスのバリエーションを実装する予定。また現時点では存在しないゲームメカニクスも搭載されることがアナウンスされており、これからの開発進捗にも期待が高まる。
Clock Wizard Gamesは、ストアでの説明文でキャラクターに「専門分野」を持たせることを示唆しているので、これが実現すれば、CO-OP時にそれぞれのプレイヤーが異なる役割で悪霊の分析を行うプレイが面白さを増すはず。具体的なプランを持ちながら開発が進められている必見のインディーゲームタイトルだ。
▲ロードマップがしっかりと設定されている頼もしいインディーゲームタイトル。完成が楽しみだ。
現在ゲーム業界から大きな注目を集めている「Unreal Engine 5」を積極的に開発に用いている新作で、少人数のインディーゲームデベロッパーの作品でありながら、大企業が生み出すAAAクラスのゲームと比較して見劣りしないグラフィック品質を確立している点は高評価ポイント。後発スタジオへ勇気を与える作品でもある。
呪われた場所に潜む悪霊の種類を特定しながら除霊を目指すホラーアクションゲーム『Demonologist』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで好評配信中。完成バージョンの登場が非常に楽しみな必見の新作タイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】正式版に期待のホラーゲーム!
Demonologistスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-7500 / AMD Ryzen 5 1400 | Intel Core i7-9700K / AMD Ryzen 7 3700X |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 1060 / AMD Radeon RX 580 | NVIDIA GeForce RTX 2070 / AMD Radeon RX 5700 XT |
VRAM | 3GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
(C) Clock Wizard Games.
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