『Rush Rally Origins』は、2022/4/14からSteamで正式配信されているBrownmonster Limitedの購入型PCゲームで、トップダウン型のプレイ画面でエキサイティングなラリーレースを体験できるアクションレーシングタイトル。
シリーズの原点である『Rush Rally』の見下ろし型プレイ画面と、ナンバリングシリーズ最新作『Rush Rally 3』のグラフィック及び物理演算を融合したリメイク要素、最高120fpsに達するリフレッシュレート、マルチプレイ対戦機能が魅力で、ラリーレース全般が好きな人、対戦要素を楽しみたい人におすすめ。
ラリーゲームの傑作をリメイクした必見作
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Rush Rally Origins』は、ラリーゲームとして高い人気を誇る『Rush Rally』シリーズの第1作目を、最新のグラフィックと物理演算でリメイクした必見のタイトル。多彩な角度から進化を施したオリジナル版のプレイを体験できる点が特徴のレーシングゲームだ。
初代『Rush Rally』最大の特徴は、見下ろし型(トップダウン)画面で展開するレースで、本タイトルはそのトップダウン型のプレイ画面をそのまま継承。ただし描画品質と挙動についてはシリーズ最新作である『Rush Rally 3』と同じ技術を用いているため、最新ゲームらしいリアリティーを体験できる点がポイントだ。
▲見下ろし型のプレイ画面でラリーカーを操縦しながら最速タイムでのゴールを目指す必見タイトル。
ゲームには世界各国を舞台とする48種類のユニークなステージが登場し、グラベルやターマックなどの路面状況でスリリングなレーシング要素を体験できるようになっている。雪道や砂利、泥地、そして舗装道路など、ゲームには様々なコンディションを持つマップが出現するので、運転テクニックを試されることになるぞ。
作品は基本的に60fpsの滑らかな描画でゲームをプレイできるように設計されており、対応する環境があれば最高120fpsのフレームレートも実現可能。グラフィックボードの性能およびディスプレイのリフレッシュレートに依る部分が大きいが、高フレームレートでPCゲームをプレイすることが好きな人にもハマる作品だ。
▲トップダウン画面になることでコース内の景色をじっくりと堪能できる。異なる風景を楽しもう。
ゲームにはプレイの面白さが広がる復数のゲームモードが実装され、その日の気分で異なるモードにチャレンジできるようになっているため、利便性は抜群。新たな車両をアンロックしながらコレクションに加えてプレイに勤しめるので、長期的に遊べる作風となっている。カジュアルなラリーゲームを探している人にもおすすめだ。
マルチプラットフォームで展開中のタイトル
本作はPCバージョン以外にスマホアプリ版、Xbox One版、Xbox Series X/S版、Nintendo Switchバージョンも同時展開中のマルチプラットフォームタイトルだが、Steamで配信されているPC版のみローカルマルチプレイに対応。リアルタイムレース、リーダーボード、ゴーストレースなどで遊べるぞ。
▲PC版はローカルマルチプレイに対応。家族やフレンドと一緒に盛り上がりながらレースを楽しめる。
Steamでの販売価格は1520円と比較的安価。標準で日本語インターフェースをサポートしているので参入の敷居は低く、また汎用コントローラーでの操作もフルサポートされているため、普段ゲームをコントローラーで遊ぶことが多い人でも安心。詳細については後述するが、PCへの要求スペックもかなり低めだ。
なお、ストアでは「不明」と表記されているが、本作はValveの携帯ゲーム機「Steam Deck」とも互換性があり、家から外へと持ち出してラリーレースの世界を楽しめる。動作確認は開発元のBrownmonster Limitedが独自に行なったもので、今後Valveのテストを通過すれば公式の認証が受けられるはずだ。
トップダウン型のプレイ画面でエキサイティングなラリーレースを体験できるアクションレーシングゲーム『Rush Rally Origins』は、現在Steamストアおよび各プラットフォームのストアで好評配信中。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】シリーズの原点を最新リメイク!
ゲームシステム
『Rush Rally Origins』に搭載されているゲームモードは「タイムトライアル」「チャンピオンシップ」「レース」の3種類で、自分が好きなモードで遊べる点がポイント。1秒を削るスリリングなタイムトライアルに挑戦したり、独自のポイントツーポイント形式のレースモードで他のプレイヤーと競い合ったりできるぞ。
ゲームに登場するマップはそれぞれ路面状況や天候が異なり、コースの複雑さで難易度も変わってくる。ラリー最大の魅力は様々なコンディションの路面を高速で駆け抜けていくことにあるので、合計で48種類存在する多彩なロケーションでレースに挑みながら操作感覚を覚え、どんな状況でもスピードを出せるようになろう。
▲夜間のコースでヘッドライトの明かりを頼りにプレイを進める場面も。この場合難易度は高いぞ。
ちなみに本作では登場するコースに任意の時間帯と気象条件を設定することが可能となっているので、ある程度コースに慣れたら、異なる条件下で同じコースを走るのも面白いはず。昼間と夜間では同じコースでも印象が大きく変わり、ハンドリングテクニックも自ずと変化するはず。色々な遊び方ができる必見のタイトルだ。
作品に登場するラリーカーには「加速性」「トップスピード」「ハンドリング」「ブレーキング」に分かれる4項目のステータス値が存在し、マシンによって性能が異なる。WRC(世界ラリー選手権)のオフィシャルライセンスを獲得している作品ではないため車両は架空の存在だが、「らしさ」は十分に感じられるはずだ。
▲一面の雪景色になっているコースでは、マシンを上手くコントロールするテクニックが要求される。
クリアタイムによって「金」「銀」「銅」に分かれるメダルを貰えるアーケードライクな仕組みもあり、最速タイムでコースを駆け抜けていくプレイ要素に夢中になれること請け合い。オンラインランキング機能で世界中のプレイヤーとガチンコのランクバトルを展開することもできるため、遊び甲斐は満点だぞ。
WRCの世界をフィーチャーしたゲーム作品で世界最高峰なのは、間違いなくイギリスのコードマスターズが開発しているオフィシャルゲームの『WRC』シリーズだが、レトロゲームの雰囲気を残しつつ、最新のグラフィック描画と物理演算を備える本作にも十分な魅力があり、値段以上のプレイ体験を味わえること請け合いだ。
▲本家WRCには存在しないスタイルでレースを楽しめるモードもあり、ゲームらしく遊べる。
音声周りに関しても、WRCでは有名な「コ・ドライバー」の指示音声が入っていたり、WRCカーらしいエンジン音もバッチリ収録されているため、雰囲気満点にプレイできる点がポイント。最新ゲームでトップダウン視点のみのプレイが展開していく点も逆に新鮮で、一風変わったレース体験を得られるはずだ。
プレイを進めることによって、エンジン、ブレーキ、エキゾースト、サスペンション、タイヤ、マシンの色等に分かれるカスタマイズセクションへとアクセスできるようになり、自分なりのチューニングを施して次のレースへとチャレンジできるようになっていくため、長時間夢中になれるはず。改良要素も楽しめる作品だ。
本格的なラリーゲームの多くは「コースアウトしたら終わり」という強迫観念を持ちながらプレイを進めることが多いため、本作が持っている「おおらかな雰囲気」はかなり貴重。幅広いレーシングゲームファンが気軽にアクセスできるタイトルに仕上がっており、その完成度はかなり高い。じっくりとプレイを楽しもう。
【おすすめポイント】カジュアルに遊べるラリーゲーム!
システム要件
『Rush Rally Origins』のシステム要件は低め。推奨要件で提示されているグラフィックボードは2GB以上のVRAMを実装する「GTX 970」となっているので、現行のローエンドなゲーミングPCがあれば問題なくプレイできるはず。メインメモリの推奨搭載量も2GBと非常に低く設定されており、幅広い人が楽しめるぞ。
CPUの推奨モデルは「i5-8600K」クラスのプロセッサーで、この点でも敷居は低い。OSに関してもWindows 7からサポートしており、理由があってOSのバージョンをアップグレードしていない人でも安心してダウンロードできる。総じてスペックが軽量になっている点がポイントで、最適化具合は完璧だ。
▲PCへの要求スペックは非常に低い。最低で「GTX 770」クラスのグラフィックボードがあれば十分だ。
インストールサイズも300MBとコンパクトに収まっているので、普段ストレージが逼迫気味な人も大丈夫。ゲームのウリである最高120fpsのリフレッシュレートを実現するためには相応のプレイ環境が必要になってくるが、基本的には幅広いプレイ環境で滑らかな描画を楽しめる作品なので、ストレス無く遊べるぞ。
トップダウン型のプレイ画面でエキサイティングなラリーレースを体験できるアクションレーシングゲーム『Rush Rally Origins』は、現在Steamで好評配信中。要求スペックの低さも光るおすすめのタイトルとなっている。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】低スペでも動く軽さも魅力!
Rush Rally Originsスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i3-2100 | Intel Core i5-3570 |
メモリー | 4GB | 8GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 460 | NVIDIA GeForce GTX 970 |
VRAM | 1GB | 4GB |
HDD空き容量 | 500MB | 1GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 |
(C) Brownmonster Limited.
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