『DEATHLOOP』のタイトル画像

『DEATHLOOP』は、2021/9/14から正式配信されているBethesda Softworksの購入型PCゲームで、謎のタイムループが発生した世界で何度も同じ一日を繰り返しながら戦うアクションFPSタイトル。

最新ゲームらしい高精細なグラフィック、ループを繰り返すごとに現状打破の可能性が生まれるゲームシステム、一本道ではない独創的なプレイを楽しめる世界観、他プレイヤーと戦えるマルチプレイ要素が魅力で、ユニークな世界観とゲームシステムを持つアクションFPSをプレイしてみたい人におすすめ。


タイムループの中で戦うFPS

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『DEATHLOOP』は、謎の「タイプループ」が発生するブラックリーフ島を舞台に、閉じ込められた暗殺者として活動していくおすすめのタイトル。SF的な世界観と時間の歪みという要素が独特なプレイスタイルを生み出している必見のアクションFPSだ。

ゲームの主人公は、凄腕を持つ暗殺者のコルト。彼は「同じ一日が繰り返される」異常な状況下に閉じ込められており、これを脱出するためには、島を所有している「ビジョナリー」たちを1日に8名抹殺する以外に方法がない。ミッション達成前に死亡してしまうと、もう一度その日の朝からやり直しになる仕組みだ。

タイムループの中で戦う『DEATHLOOP』▲時間のループに閉じ込められた主人公コルトとして8名の人物殺害を目指していくアクションFPS。

ゲームの舞台となっているブラックリーフ島は様々なエリアで構成されており、暗殺を行っていくプレイは一筋縄ではいかない。初見プレイでいきなり8名全てのビジョナリーを抹殺することはほぼ不可能で、何回も同じ一日をループしながらミッションの達成に挑戦していくことになる。試行錯誤が大いに捗る作品だ。

ミッションを達成できるまで永遠に繰り返されるタイプループで得た知識を活用しつつ、時に新たなルートを試しながら情報を収集し、異なる武器やアビリティを見つけ出して突破に挑んでいくプレイスタイルが特徴で、リプレイ性は抜群。多彩なプレイスタイルを創出できる点が魅力となっており、自由度もかなり高い。

同じ1日が繰り返されていく『DEATHLOOP』▲自分なりに試行錯誤しながら最適な突破口を見出していくリプレイ要素が秀逸。たっぷり遊べるぞ。

『Dishonored』で知られるスタジオが送る必見タイトル

本作を開発したのは、アクションRPGの傑作『Dishonored』を世に送り出したArkane Lyonで、パブリッシングは『Fallout』シリーズや『The Elder Scrolls』シリーズで世界的に有名なベセスダ・ソフトワークスが担当。ステルスアクションを駆使しながら進んでいくアクションFPS要素に『Dishonored』との共通点があるぞ。

Steamでの販売価格は8778円。大手パブリッシャーが手掛けるAAAタイトルだけに重量級のフルプライスだが、Steamで定期的に開催されるセール期間を利用すれば比較的安くゲットできるはず。標準で日本語インターフェースと音声・字幕に対応しており、海外のゲーム作品が苦手な人でも安心して遊べる作品となっている。

日本語環境を完備する『DEATHLOOP』▲没入感を高めてくれるファーストパーソンビューでプレイが展開。タイプループからの脱出を目指そう。

ゲームはPC版以外にPS5、Xbox Series X/S向けにも配信されているマルチプラットフォームタイトルで、PC版は汎用コントローラーの操作をフルサポート。PC版はValveの携帯ゲーム機「Steam Deck」とも互換性があるため、家から外へゲームを持ち出して遊べるという利点もある。好きなハードで購入しよう。

解除できるSteam実績も合計で58種類存在し、実績ハンターを自負する人にもおすすめ。主人公のコルトには多彩な武器以外に「特殊能力」があり、これらを織り交ぜることでユニークな戦闘スタイルが展開するため、Arkane Lyonの出世作でもある『Dishonored』をやり込んだユーザーであれば、本作の世界観も気に入るはずだ。

謎のタイムループが発生した世界で永遠に同じ一日を繰り返しながら戦うアクションFPS『DEATHLOOP』は、現在SteamおよびPS5、Xbox Series X/S向けに好評配信中。スリル満点のミッションを体験できるタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】タイプループからの脱出を目指せ!


ゲームシステム

『DEATHLOOP』の舞台であるブラックリーフ島が復数のエリアで区切られていることは前述したが、個々のエリアに侵入する際には時間経過が一旦ストップ。ただしエリアに侵入する時間帯によって警備や経路が変わることがあり、この点も攻略に影響を及ぼしてくる。時間帯によって「違う顔」を見せるマップが特徴だ。

主人公のコルトと同様に、プレイヤーも最初の段階ではゲーム世界の仕組みやアイテムなどについての情報が無い。本作では序盤でチュートリアルを兼ねたプロローグシーンが展開し、コルトが置かれている状況や扱える銃器と弾の種類、そして活用できるアップグレード要素について学べるようになっているぞ。

特殊能力も扱える『DEATHLOOP』▲多彩な武器に加えて特殊能力も活用できる主人公コルト。どう戦うかはプレイヤーの自由だ。

時間帯が4系統に別れ、潜入した時点の時間帯でエリア内の体験要素が変わる本作では、待ち受ける敵キャラクターや障害物に対処しながら、暗殺対象である「ビジョナリー」たちを仕留めていくプレイ要素が展開。敵キャラクター同士の会話から新たな情報を得られることもあるため、隠密行動をすることも必要だ。

敵を倒すことでも入手できる武器類は、メインハンドの装備ホイール画面から素早く呼び出せる。状況に応じて様々な武器とアイテムを使い分けていくプレイ要素が面白く、マップ内に落ちている瓶を遠くへ投げて相手の気をそらすこともできるため、ルートを進めていく方法は多種多様。真正面から突っ込む特攻プレイも可能だ。

様々な武器を駆使できる『DEATHLOOP』▲手持ちの武器とアイテムの組み合わせで多彩なプレイスタイルが生まれる。色々な方法を試そう。

ステルスアクションをメイン要素に据えたアクションFPSタイトルが好きな人にはハマるゲームで、1回目のプレイである方法が上手くいかなかった場合には、2回目のプレイで異なる方法論を試すことができるため、繰り返しプレイが苦にならない。一度通ったマップの構造はユーザーの記憶に残るので、効果的に進められるはずだ。

アップグレード要素を持つアイテム「トリンケット」を入手することで、武器の特性を伸ばしたり、主人公のコルト自身を強化したりできる。また「スラブ」を獲得すると超能力的パワーを獲得することが可能で、普段なら死亡して元のスタート地点へと戻されるところを回避できるようになるため、非常に便利だ。

試行錯誤が楽しい『DEATHLOOP』▲特殊能力を身に着けながら攻略を目指すプレイ要素も面白い。非常に『Dishonored』的だ。

銃器類のリアリティーはかなり高く、緻密なグラフィックで再現された各種の銃器には質感もあり、対応するコントローラーを利用している場合には振動やトリガーの重たい感触が生まれるなど、表現には万事抜かりがない。古い銃器は「弾づまり(ジャム)」を起こすこともあり、プレイの雰囲気を高めてくれるぞ。

主人公のコルトを取り巻くストーリー要素にもケレン味があり、世界観設定のすべてを知った途端に面白さが増していく仕掛けもある。随所で表示される特大フォントの日本語テキストには賛否両論ありそうだが、個人的にはゲームの世界観が際立つのでアリ。Arkane Lyonらしさを随所に感じさせる秀逸な新作だ。

【おすすめポイント】繰り返しプレイで面白さが増す!

マルチプレイ要素

基本的にソロ向けのゲーム作品となっている『DEATHLOOP』だが、本作には他プレイヤーのゲームへ侵入、もしくは他プレイヤーに侵入されてPvPを楽しめるマルチプレイ要素が組み込まれている。プレイヤーが操作できるのは、ゲーム内で度々登場する女性の「ジュリアナ」で、主人公のコルトに挑戦できるぞ。

ジュリアナはゲーム内で常にコルトを追っているキャラクターで、ゲーム内で重要なポジションを担っている。エンディングの分岐にも関わるが、ここでは新規ユーザーの楽しみを奪うことを避けるために多くは語らない。マルチプレイを行う場合、彼女を操作して他プレイヤーのセッションへ潜入することになる。

『DEATHLOOP』のジュリアナ▲ゲーム内で大きなカギとなる登場人物「ジュリアナ」を操作してオンラインPvPを楽しめる。

ちなみにマルチプレイの有無はプレイヤーの任意で設定できるようになっているため、ソロプレイでじっくりと遊んでいる際に乱入される心配はない。本作の独特なゲームメカニズムとリプレイ性の魅力を存分に味わうためにはソロプレイが最適だが、マルチプレイを許可することでプレイ体験も膨らむぞ。

【おすすめポイント】乱入プレイも可能!

システム要件

『DEATHLOOP』のシステム要件は中程度。推奨要件で提示されているグラフィックボードは6GBのVRAMを実装する「RTX 2060」もしくは8GBのVRAMを搭載した「RX 5700」となるため、現行のミドルスペックなゲーミングPCが安全圏と言える。メインメモリの推奨搭載量は16GBだ。

CPUの推奨モデルは「i7-9700K」もしくは「Ryzen7 2700X」クラスのプロセッサーで、DirectXのバージョン12を利用するタイトルのため、OSに関してはWindows 10以上が必須。全般的に最新ゲーミングPCをターゲットにした作品となっているので、古いパーツ構成とOSのままでいる人は注意が必要だ。

システム要件が中程度の『DEATHLOOP』▲PCへの要求スペックは中程度。高解像度ディスプレイを用いる場合にはグラフィック性能に注意。

インストールサイズは30GBとおとなしめ。この小ささは同じマップをループしながら攻略方法を編み出すゲームシステムに依る部分も大きいはずで、AAAタイトルでありながらもサイズを肥大化させていない点に開発者のセンスが感じられる。要求スペックを満たしたPCがあれば、高精細なグラフィックを堪能できるぞ。

謎のタイムループが発生した世界で永遠に同じ一日を繰り返しながら戦うアクションFPS『DEATHLOOP』は、現在SteamおよびPS5、Xbox Series X/S向けに好評配信中。試行錯誤が最高に面白いおすすめのタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】ミドルスペック以上推奨!

DEATHLOOPスペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows 10(64bit) Windows 10(64bit)
CPU Intel Core i5-8400 3.0 GHz / AMD Ryzen 5 1600 Intel Core i7-9700K 3.6 GHz / AMD Ryzen 7 2700X
メモリー 12 GB 16 GB
グラフィックカード NVIDIA GTX 1060 (6GB) / AMD Radeon RX 580 (8GB) NVIDIA RTX 2060 (6GB) / AMD Radeon RX 5700 (8GB)
VRAM 6 GB 8 GB
HDD空き容量 30 GB 30 GB
DirectX DirectX 12 DirectX 12
備考 インターネット接続が必要

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