『Auto Chess (オートチェス)』のタイトル画像

『Auto Chess (オートチェス)』は、2022/12/8からSteamで正式配信されているChengdu longyuan Network Technology Co.Ltdの基本プレイ無料PCゲームで、『Dota2』の人気MOD『Dota Auto Chess』のスタンドアロン版ゲーム。

プレイヤー同士が激突する8ウェイマッチ、何百万人ものユーザーが参加する競争力抜群の世界、編成と戦略性がモノを言うやり込み要素満点のゲームプレイが大きな魅力で、『Dota Auto Chess』ファンの人、世界のプレイヤーと一緒にオンライン対戦で盛り上がれる基本プレイ無料のゲームを探している人におすすめ。

人気MODのスタンドアロン版が登場

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Auto Chess (オートチェス)』は、eスポーツの世界で高い人気を誇る名作『Dota2』の人気MOD『Dota Auto Chess』をスタンドアロン化したファン必見作。基本プレイ無料で何百万人という世界のプレイヤーとオートチェスバトルで戦えるタイトルだ。

2019年に誕生した『Dota Auto Chess』は、Drodo Studioによって開発された『Dota2』向けのMODで、これまでは『Dota2』を所有した上で『Dota Auto Chess』を導入する必要があったが、本作はスタンドアロンバージョンになるため、これ一本だけで『Dota Auto Chess』の世界を体験できる。

人気MODのスタンドアロン版『Auto Chess (オートチェス)』▲発表年に850万人の加入者を獲得した『Dota Auto Chess』のスタンドアロン版が待望のリリース。

エンターテインメント性と競技性を兼ね備えている点が作品の特徴で、本家『Dota2』よりも気軽に遊べるゲームシステムを持ち、タイトル通りバトルシーンがオートで展開していくため、プレイヤーは駒であるヒーローの組み合わせが実現する戦術要素だけに集中できる。最後に生き残ったプレイヤーが勝ちというルールも人気だ。

ここでご紹介するスタンドアロン版は、Dragonest Co.Ltdと原作を手掛けたDrodo Studioが共同開発した「本家版」で、数あるオートチェスゲームの大本命と言える。現在はゲームの日本向け公式Twitterアカウントも解説されており、日々最新情報に触れながら遊ぶことが可能。無論日本語UIにも対応しているぞ。

基本無料で世界のプレイヤーと対戦

『Auto Chess (オートチェス)』の配信形態は基本プレイ無料のアイテム課金制。グローバルサーバーに接続してプレイできる作品のため、いつでも世界のプレイヤーと8名対抗戦で遊べる点がポイントで、同時展開中のスマホアプリ版およびPS版とのクロスプレイにも対応しているので、対戦相手に困ることはない。

なお、Steamで展開中の本作はiOSとAndroid OS版と同内容で、先行配信されていたEpic Games向けのPC版とは異なるプレイ画面になる。とは言うもののEpic版のプレイヤーとSteam版のプレイヤーが対戦することはできるので、自分好みのプラットフォームでプレイすると吉。PCに最適化されているのはEpic版だ。

Steamストアではこの「スマホアプリを単純に移植しただけの作風」について猛烈な低評価の嵐が巻き起こっており、プレイにも支障が出ることもあるなど、評価は芳しくない。なぜEpic版をSteamに移植できなかったのかについては大いに疑問が残るが、PC向けに最適化されない限り、作品は良くても低評価は続くだろう。

スマアプリ版と同一内容の『Auto Chess (オートチェス)』▲Steam版はスマホアプリ版と全く同一内容という残念仕様。大人の事情があったのだろうか。

Epic版はPC向けに画質が最適化された作品なので、PCへの要求スペックがそれなりに高いが、Steam版はスマホアプリの単純な移植作品のため、要求スペックは低め。低スペックなゲーミングPCでも動かせるという点だけは評価できるかもしれないが、高解像度のモニターを持っていてもほぼ意味がない、という点には注意しよう。

先行配信されたEpic Games版をあえて我慢し、Steamでの配信を待ったユーザーにとって、本作は配信元の判断ミスによって大きな失望を生み出してしまった散々なデビュー作と言えるが、Epic版やスマホ版は素晴らしい出来栄えとなっているので、ストレスを感じないためにも、素直にそちらで遊ぶのが正解かもしれない。

『Dota2』の人気MOD『Dota Auto Chess』のスタンドアロン版ゲーム『Auto Chess (オートチェス)』は、現在Steamおよび各プラットフォームで好評配信中。Steamユーザーにとっては厳しい作品だが、内容の面白さはお墨付きだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】基本無料で遊べるオートチェス!

ゲームシステム

8名のプレイヤーがエリミネーションバトルを行っていく点が『Auto Chess (オートチェス)』の特徴。プレイヤーの駒となってくれるヒーローキャラクターの種類は非常に豊富で、見下ろし型のプレイ画面で展開していくオートバトルに一喜一憂しながら「最後の生き残り」を目指すプレイ要素に夢中になれること請け合いだ。

チェス盤で駒であるヒーローたちが自動的に戦っていく作風から「オートチェス」と名付けられているが、チェスとの関連性は希薄で、むしろプレイの感覚と戦術性は麻雀に近いという声もある。「収入」「準備」「バトル」に分かれる3種類のフェーズでプレイが進行し、ラウンド制でゲームが動いていくことになるぞ。

『Auto Chess (オートチェス)』の駒▲プレイヤーの分身として戦ってくれる駒は、ゴールドを消費して獲得していくシステムだ。

準備フェーズでは、50体以上のキャラクターが存在する「共有カードプール」と呼ばれる場からランダムに5種類登場する駒を選ぶ。駒には種族とクラスの概念があり、同じ種類で「シナジー」効果が発生するため、駒の取捨選択が勝敗を分けるポイントになってくる。このあたりが「麻雀」に近い作風と言われる所以だ。

配られる駒に不規則性があるということ、そしてプレイヤーの意思で駒を選び取っていく要素があることが勝負に不確実性を生み出し、完全初見のユーザーであってもベテランプレイヤーを倒せる「希望」が出てくる。ただし連戦連勝を目指すためには、膨大な種類がある駒の特性などを熟知する必要があるぞ。

駒の購入に利用するゴールドは、ラウンド毎に一定数入ってくる仕組みで、連勝するとボーナスが発生するなど、全プレイヤーで均一ではない。またゴールドでも購入できる「経験値」を獲得してレベルアップすることによって、盤上に出せる駒の数が増えることもあり、プレイヤーによって多彩な戦略が生まれる。

8名のエリミネーションバトルで戦う『Auto Chess (オートチェス)』▲駒の特性を理解するほど勝利へと近づいていく。簡単そうに見えて奥深いゲーム性が魅力だ。

シナジー効果を狙って同じ種族やクラスの駒を狙っていくのか、経験値を獲得して高レベルな駒の出現を早めるか、博打を打って最初に提示される5体すべての駒を獲得して勝負に出るかなど、人それぞれに戦術を発揮できる点が本作最大の醍醐味で、確実な必勝パターンが存在しない分、拮抗した戦いが展開していく。

ゲームシステムに「穴」があるのではないか、という指摘も未だに存在するが、累計で世界数千万人以上のユーザーがアツい戦いを繰り広げてきたゲームなので、その面白さは本物。囲碁も数学的には完璧なゲームではないそうだが、そういったものにこそ「楽しさ」「やり甲斐」が生まれるのかもしれない。

何よりも基本プレイ無料で参加できる気軽さは素晴らしく、この配信形態も膨大なプレイヤー数を抱える成功要因になっているはず。たとえ負けたとしてもすぐに次のゲームへと参加できるため、敗北感を引きずらずに遊べる点もグッドだ。カジュアルなゲームシステムと奥深い戦略性を実現している必見のタイトルだぞ。

【おすすめポイント】思わずアツくなるゲーム!

システム要件

『Auto Chess (オートチェス)』Steam版のシステム要件は低め。ストアでは最低動作環境のみが提示されているが、グラフィックボードは「GeForce 8800 GT」、CPUの推奨モデルは2コアかつ2.4GHzで動作するIntelのプロセッサーとなっており、参入の敷居はかなり低い。メインメモリの推奨搭載量は2GBだ。

一方のEpic Games版は、推奨要件で提示されているグラフィックボードが「GTX 1060」、CPUは3.8GHzで動作する「i5-7500」となっており、全く別の作品と言える。Windows 7をサポートしている点は両ストアのバージョンで共通だが、PCゲームらしい高精細なグラフィックで遊びたい場合にはEpic版一択だろう。

Epic版のグラフィックが上の『Auto Chess (オートチェス)』▲PCらしい高精細なグラフィックで本作を遊びたい場合には、Epic Gamesストアのバージョンを選ぼう。

インストールサイズはSteam版が5GBで、Epic Gamesストア版が20GB。グラフィック品質の明らかな違いが分かる数値で、前述の通り、Steamバージョンはスマホアプリ版の単純な移植作品に他ならないため、この軽さが実現している。普段ストレージが逼迫気味な人には、Steamバージョンが向いているかもしれない。

同じPCというフォーマットでありながら、異なるストアで違う作品が展開しているというジレンマがある本作は、諸手を挙げて称賛できないゲームタイトルと言える。Steamユーザーが怒るのも無理はなく、特にプレイに支障が出るUI周りには早急な改善が必要だ。たとえ基本無料の作品であっても、これはいただけない。

『Dota2』の人気MOD『Dota Auto Chess』のスタンドアロン版ゲーム『Auto Chess (オートチェス)』は、現在Steamおよび各プラットフォームで好評配信中。PCで遊ぶならEpic版と割り切るのが正解なタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】PCで遊ぶならEpic版一択!

Auto Chess (オートチェス)スペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows 7 Windows 10(64bit)
CPU Intel Core i3-2100 Intel Core i5-6500
メモリー 4GB 8GB
グラフィックカード NVIDIA GeForce GTX 650 NVIDIA GeForce GTX 1050
VRAM 1GB 2GB
HDD空き容量 5GB 10GB
DirectX DirectX 9.0c DirectX 11
備考 インターネット接続必須

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