『BrainAccelerator』は、2023/2/14からSteamで「早期アクセス版」が配信されているASTERIOS Co., Ltd.の購入型PCゲームで、スタイリッシュなSF世界を舞台にバレットタイム対戦プレイを体験できるアクションTPSタイトル。
最新ゲーム作品らしい高精細なゲームグラフィック、特定の状況で「バレットタイム」が発動する面白さ満点のゲームシステム、最大10名の同時プレイをサポートするオンラインマルチプレイが大きな魅力で、個人開発で誕生したインディーゲームにフィードバックを送りながら作品の完成を支援したい人におすすめの新作。
バレットタイム対戦を楽しめるTPS
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『BrainAccelerator』は、SF世界を舞台にスタイリッシュな「バレットタイム」バトルを楽しめるおすすめの新作。異形のロボクリーチャーを相手に戦う主人公を操作しながら、SF映画の名シーンのようなアクションバトルに挑戦できるタイトルだ。
プレイ視点はサードパーソンビュー形式を採用し、自キャラのモーションを堪能しながらプレイできるようになっている。SF世界を題材とする作品らしい武器とエフェクト効果も迫力満点で、アクションシューティングゲームと未来的な造形が好きな人にはハマる作品。最新ゲームらしい高精細なグラフィックも特徴の新作だぞ。
▲フィールド内でオンライン対戦・協力プレイ要素を楽しめる新作。ソロプレイには非対応となっている。
サポートされる最大参加人数は10名。現時点では敵ロボットとの対戦に加えてプレイヤー同士のPvPで遊ぶことが可能で、操作体系について勉強できるチュートリアルセクションも完備。またバトルで利用する武器類の性能を確認できる「練習場」もあるため、ゲーム世界を理解しながらマッチングで遊べる点がポイントだ。
日本人開発者が手掛ける新作アクションTPS
作品を開発しているのは、個人でゲーム制作を行っている「よしさん」氏。世界的に有名な3DCGツール「Unity」を用いて開発を行っている日本人デベロッパーで、現在は2Dアーティスト2名と共に正式版配信に向けて制作を進行中。公式YouTubeチャンネルで作品制作の裏側を公開しているので、一度チェックしてみよう。
作品は2022年にSteamストアに掲載され、無料のアルファ版が配信されていたが、今回Steamへの申請が通り、晴れて「早期アクセス版」として配信が開始されている。正式版の配信時期は2023年前半を予定しており、今後の開発進捗によって新たなゲームモードなどが実装されていく予定。完成が楽しみな新作だ。
Steamでの販売価格は1500円で、この価格は正式バージョンで値上がりする可能性がアナウンスされている。早期アクセス版の段階からゲームを購入し、開発者にフィードバックや意見を送りながら作品の完成を応援したい人におすすめできる新作ゲームで、作者もプレイヤーの声を重要視しているので、積極的に発言しよう。
▲機械獣との鮮烈な戦いが展開。スタイリッシュなアクションバトル要素が最大の魅力だ。
日本の開発者が送る作品だけあって、ゲームは標準で日本語インターフェースと字幕・音声をサポート。またアップデートによって英語や韓国語、中国語UIにも対応しており、ゲームがSteamで発表されていることもあって、今後世界のプレイヤーが参入してくる可能性が高まっている。バトルの腕前を競い合えるぞ。
解除できるSteam実績は現時点で1つもなく、このあたりは少々寂しいが、ゲームは汎用コントローラーの操作をフルサポートしているので、普段ゲームをコントローラーで遊ぶことが多い人でも安心。また詳細については後述するが、PCへのシステム要件も低めになっているため、幅広いPCゲーマーが参入できる。
スタイリッシュなSF世界を舞台にバレットタイム対戦プレイを体験できるアクションTPS『BrainAccelerator』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで好評配信中。個人でゲームを開発しているデベロッパーの新作だ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】SF世界のバトルが始まる!
ゲームシステム
『BrainAccelerator』最大の魅力は、プレイヤーに「脅威」が近づくと、マップ内にいるプレイヤー全員が「バレットタイム」に突入するという面白システムの存在。ダメージを受ける弾丸や爆風の脅威をスローモーションで回避しながら体制を立て直すことができるため、バトルの面白さが格段にアップすること請け合いだ。
バレットタイム突入時に表示される爆風の範囲は緑色のアウトラインで表示され、操作しているキャラクターが範囲内に入ると赤色の表示に変化する。視覚的に危険度を察知できるシステムが秀逸で、ダメージを極力避けながら立ち回っていくプレイ要素に夢中になれるはずだ。スピード一辺倒ではない戦いを楽しもう。
▲緑色になっている部分がダメージを受ける範囲。このエリアを見切っていくプレイが大切になる。
プレイ画面の左上にはミニマップが表示され、画面下部の左右では携行している武器類と操作キャラクターのステータスを確認する事が可能。ゲーム世界と同様にスタイリッシュに洗練されたインターフェースが特徴で、透過形式を採用しているため視界を阻害しない。状況に合わせて武器を切り替えながら戦おう。
集英社ゲームクリエイターズCAMPを利用している新作
なお、本作は集英社のクリエイター支援プロジェクト「集英社ゲームクリエイターズCAMP」に参加している作品で、ゲームの詳細はゲームクリエイターズCAMPの公式HPでも確認できるようになっている。インディーゲームを世に広めていくための方法論として勉強になる部分もある必見の新作アクションTPSだ。
「集英社ゲームクリエイターズCAMP」を利用することによって、自分の活動を紹介したり、プロジェクトに参加するメンバーを集めたり、他団体・企業と協⼒したコンテストに参加することが出来たりといったメリットがある。主に宣伝費面で苦戦を強いられる事が多い個人開発者にとっては有用なサービスだ。
▲「集英社ゲームクリエイターズCAMP」にも参加している作者の新作ゲーム。
現在個人のデベロッパーがSteamへ作品を掲載する機会が増えており、事実世界中の個人系インディーゲームデベロッパーが様々な作品を発表しているが、作品の母体が多いほどユーザーが該当ページにアクセスして作品の存在を認知することは難しくなっているため、様々な媒体に手を出して認知度を高める必要がある。
本作の主任開発者である「よしさん」氏もYouTubeやTwitter、TikTok、Discordなど様々なSNSを持ち、多角的に作品の認知度を広める努力をしている。個人でゲームを作って世界中に披露したいと考えている人は、このように「打てる手はすべて打つ」という努力も必要で、そこから活路が開けることもあるはずだ。
作者の「よしさん」氏は、ゲーム開発の過程を公式YouTubeチャンネルにアップロードしているので、3DCGツールを用いた個人のゲーム開発に興味がある人は一聴することをおすすめする。アイデアはあっても具体的にどうしたら良いのか分かりかねている人にとって、インディーゲーム開発の一助となってくれるだろう。
【おすすめポイント】個人開発の勉強になる新作!
システム要件
『BrainAccelerator』のシステム要件は低め。最低動作環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 970」となっており、CPUの最低ラインは「i-5」クラスのプロセッサーになるため、現行のローエンドなゲーミングPCでも十分に動かせる。メインメモリの推奨搭載量も8GBで、これをクリアできる人は多いはずだ。
▲高精細なゲームグラフィックを持ちながらも、PCへの要求スペックは低め。最適化が進んでいる新作だ。
現時点では具体的なインストールサイズの表記は無く、今後の開発進捗に伴って変動するものと思われる。なお、OSに関してはWindows 10環境が必須で、それ以下のバージョンはサポート対象外となっている。総じてインディーゲームタイトルらしい「軽さ」が際立つアクションTPSで、参入の敷居は低いぞ。
【おすすめポイント】軽さが嬉しいアクションTPS!
正式版への展望
2023年前半の正式バージョン配信を目指している『BrainAccelerator』は、今後のアップデートでオートエイム機能の実装や新マップ、ゲーム内ストアでのアイテム購入要素、チームデスマッチモードの搭載予定を掲げており、これからの進化が非常に楽しみ。フィードバックも積極的に取り入れる意向のようだ。
オンラインマルチプレイ専用タイトルの宿命として「人が集まらなければ終わり」という残酷な一面があるが、こういった状態を回避するためにも「SNSを駆使した作品のお披露目」は必要で、そこにどれだけ力を注ぎ込めるかも作品の命運を分ける部分になっていくだろう。色々と考えさせられる新作アクションTPSだ。
▲作品の進化とプレイ人口の増加に期待したいアクションゲームタイトル。今後が楽しみだ。
なお、作者の「よしさん」氏はフォロワーが1000人以上いるゲームストリーマーにゲームの「ダウンロードキー」をプレゼントしているので、実況動画で活用したい人は連絡してみよう。ゲームが動画で紹介されることが人気爆発のきっかけになることも多いので、お互いに「WinWin」な関係を構築できるはずだ。
スタイリッシュなSF世界を舞台にバレットタイム対戦プレイを体験できるアクションTPS『BrainAccelerator』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで好評配信中。これからの発展と進化に注目したいゲームタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】正式バージョンに期待の新作!
BrainAcceleratorスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 100GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
(C) ASTERIOS Co., Ltd.
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