『Hero Siege』のタイトル画像

『Hero Siege』は、2014/1/29からSteamでPanic Art Studios Ltd.の購入型PCゲームで、2Dドット絵で再現されたファンタジー世界を舞台にローグライトな戦いを楽しめるアクションRPGタイトル。

ランダム生成されるダンジョン、ハクスラ要素で進みながら170種類を超えるアイテムを取捨選択してバトルスタイルを進化させていくゲームシステム、80種類以上の敵キャラクター、最大4名で遊べるオンラインマルチプレイモードが魅力で、繰り返しプレイに強いインディーゲームを求める人におすすめのタイトル。

ローグライトなアクションRPG

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Hero Siege』は、懐かしのドット絵グラフィックで再現されたファンタジー世界を舞台に、ローグライトなバトルと冒険を楽しめるおすすめのアクションRPG。ソロプレイ以外に最大4名のオンラインマルチプレイモードをサポートする必見作だ。

ゲーム世界はランダムに生成される仕組みを持っており、繰り返しプレイに強い点がポイント。歯応え満点の戦いを繰り広げながら170種類以上に及ぶアイテムを獲得し、主人公を育成しながら「さらなる戦い」に挑めるようになっているため、長期間ゲーム世界を楽しめる。価格以上のプレイ体験を味わえるぞ。

ローグライトなアクションRPG『Hero Siege』▲見下ろし型のプレイ画面と2Dドット絵が印象的なタイトル。ローグライトに遊べるARPGだ。

ローグライク&ローグライトなRPGの醍醐味でもある「ボス戦」は30以上登場し、それぞれ個性的な攻撃パターンを持つ強大なボスキャラクターとの死闘にも夢中になれること請け合い。ファンが求める要素をしっかりと実装しているおすすめのタイトルで、隠し要素もあるため、完全攻略を目指すプレイも捗るぞ。

キャラクタークラスが15種類存在している点もポイントで、これはオンラインマルチプレイ時に最も効果を発揮する。プレイヤー同士でタイプが異なるクラスを選んでパーティーを結成し、お互いをサポートしながら難関の攻略へ挑んでいこう。ソロでもマルチでも遊べる必見のARPGで、遊び甲斐は満点だ。

フィンランドのインディーゲームスタジオが送るタイトル

本作を開発・運営しているのは、これがSteamデビュー作となる「Panic Art Studios Ltd.」。フィンランドに拠点を構えているインディーゲームスタジオで、本作の発表後にアップデートでクラスやスキンを徐々に発表してきた。長年作品を運営している信頼性の高いスタジオで、今後のアップデートにも期待だ。

Steamでの販売価格は799円と安価。ストアではマルチプレイに最適なゲーム本体の4本セット『Hero Siege - 4 Pack』が割引価格の2570円で併売中となっているので、親しいフレンドユーザー3名にゲームをプレゼントして一緒にパーティープレイにチャレンジするのもアリ。安価な価格設定が光る作品だ。

ドット絵が特徴の『Hero Siege』▲『Diablo II』と『Path of Exile』に影響されたというタイトル。たっぷり浸れるARPG。

インターフェースは標準で日本語をサポートしており、参入の敷居は低い。また汎用コントローラーでの操作もフルサポートされているため、普段コントローラーを使ってゲームをプレイすることが多い人も安心だ。解除できるSteam実績も合計で59種類存在するので、実績ハンターの人にもおすすめだぞ。

ゲームはWindows OS以外にMac OSにも対応するハイブリッドタイトルで、幅広いユーザーとマッチングしながら遊べる利点がある。なお、Valveの携帯ゲーム機「Steam Deck」との互換性は無く、ゲームを外に持ち出してプレイすることは出来ない。ただし将来的には対応する可能性があるので、期待しておこう。

2Dドット絵で再現されたファンタジー世界を舞台にローグライトな戦いを楽しめるアクションRPG『Hero Siege』は、現在Steamで好評配信中。安価ながら長期間遊べる土壌が整った必見のインディーゲームタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】ローグライトに遊べるARPG!

ゲームシステム

『Hero Siege』には合計で15種類のクラスが登場するが、ゲーム本体で遊べるのは8種類。残りの7体は別売のダウンロードコンテンツを購入することによって利用可能になる。すべてのクラスに海外声優陣のボイスが実装され、個性的な外見と能力を持っているので、徐々にDLCを集めていくのも面白いはずだ。

ホーム画面には「ローカルプレイ(ソロプレイ)」と「オンラインマルチプレイヤー」に分かれる項目があり、プレイヤーは好きなモードで遊べる。プレイを開始すると画面右側にテキストでクエスト目標が表示されるので、ストーリー要素を楽しみながら操作全般に慣れていこう。自分の場所はミニマップで確認できるぞ。

バトルシステムに関してはツインスティックシューターに近く、遠距離攻撃できるクラスの場合には「照準」を敵キャラに合わせて攻撃を繰り出していく。全方位型のバトルで次々とハクスラアクションを楽しめる点が魅力で、豊富なドロップアイテムを獲得しながら成長を目指すプレイを堪能できる。

ツインスティックシューター要素がある『Hero Siege』▲ダメージ数値が飛び交うプレイ画面は賑やか。ただし場面によってはゴチャつくことも。

自動生成されていくマップには隠しダンジョンや地下迷宮、財宝やトラップなどがランダム配置されるので、これらにアクセスしながら自分のキャラクターを鍛えていこう。敵キャラを撃破することでドロップするアイテムには、ノーマル、マジック、レア、伝説級、神話級、悪魔級などに分かれるレア度があるぞ。

ドロップアイテムの中には強化要素の「ルーン」も存在。キャラクターは一度に5つのルーンを装着でき、星のレアリティーで分かれるルーンによって強化を楽しめる仕組みだ。装備品とルーン装着で「さらなる強さ」を求めることも可能なインディーゲームで、RPG作品らしい「成長要素」もたっぷり味わえて面白い。

手に汗握るボスキャラクターとの死闘

前述の通り本作には30種類以上の「ボスキャラクター」が登場し、鍛えた主人公の力をフルに発揮しながら討伐を目指すプレイも大いに捗る。レアなボスキャラを倒すと滅多に手に入らない貴重なアイテムをドロップするが、バトルの難易度がかなり高めになっているため、腕の見せ所と言える。頑張って倒そう。

『Hero Siege』のボスキャラクター▲危険度MAXのボス戦コンテンツも充実。これまでの強化を無駄にしない戦い方で挑もう。

クラフトによって生み出すこともできるアイテムの総数は170以上で、これらを取捨選択しながら自分好みに主人公キャラクターを成長させられるため、プレイアビリティーはかなり高い。80種類以上存在する敵キャラクターと戦いながらたゆまぬ成長を継続し、ランダム生成される予測不可能な世界を攻略しよう。

ゲーム本体は全6章で構成され、ダウンロードコンテンツを導入すると全7章に拡張する。Steamストアでの説明が上下で異なった数字になっている点が気になるが、基本的にDLC導入で完全版になっていくという解釈で間違いない。まずは本体だけで遊び、ゲームシステムを気に入ったら拡張を行うと良いだろう。

最大4名のオンラインマルチプレイに関しては「クロスプレイ」に対応。MacユーザーとWindowsユーザーがパーティーを結成して一緒にCO-OPで遊ぶこともできるので、ソロで難しいと感じた場合には積極的に活用していこう。濃密な世界観とアイテム、攻略が難しいボス戦を仲間と一緒に体験できるぞ。

【おすすめポイント】やり込み要素満点のインディーゲーム!

ダウンロードコンテンツ

『Hero Siege』は、追加のダウンロードコンテンツによってゲーム世界を拡張できるシステムを持っており、現時点では合計48種類のコンテンツがストア上に並んでいる。販売価格帯は各310円から1520円までバラエティー豊富で、合計金額は30945円に上る。自分が興味を持ったものを購入していこう。

DLCが豊富な『Hero Siege』▲ゲーム本編に登場しない7種類のクラスは別途買い求めて追加していく仕組みだ。

これらのコンテンツは、ゲームの販売が開始された2014年から2023年(記事執筆時)までの9年間に及ぶ歴史の中で積み上がってきたものなので、その合計数は膨大。現在これらを一気に購入するとなると負担金額はかなりのものになるが、長年に及ぶ運営の結果と考えると自然。定期的なアップデートで進化中の作品だ。

【おすすめポイント】DLCで面白さが広がる!

システム要件

『Hero Siege』のシステム要件は低め。ストアで提示されている推奨環境のグラフィックボードは4GBのVRAMを実装する「GTX 900」番台のシリーズなので、現行のローエンドなゲーミングPCでも問題なく遊べるはず。ただしCPUの推奨モデルは「i-7」クラスとなっているため、この点には注意しておこう。

OSに関してはWindows 10以上が必須となり、Windows 7および8.1はサポート対象外。インストールサイズは最大で5GBとスマホアプリ並みに軽く、追加のダウンロードコンテンツを導入してもそれほどサイズが肥大化しないため、ストレージが逼迫している人でも安心して遊べる。軽さが光るおすすめのARPGだ。

軽さが光る『Hero Siege』▲最適化度合いはそれほどでもないが、幅広いPCパーツ構成でプレイできるタイトルと言える。

2Dドット絵で再現されたファンタジー世界を舞台にローグライトな戦いを楽しめるアクションRPG『Hero Siege』は、現在Steamで好評配信中。ソロとマルチプレイでゲーム世界を楽しめるおすすめのタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】軽さも際立つ必見タイトル!

Hero Siegeスペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows 7/8/10 Windows 10
CPU Intel Core 2 Duo, 2.0GHz Intel Core i5, 2.6GHz
メモリー 4 GB RAM 8 GB RAM
グラフィックカード NVIDIA GeForce 8600 / ATI Radeon HD 3670 NVIDIA GeForce GTX 960 / ATI Radeon R9
VRAM 256 MB 2 GB
HDD空き容量 1 GB 2 GB
DirectX Version 9.0 Version 11
備考 インターネット接続が必要

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