『The Last Oricru』は、2022/10/13からSteamで正式配信されているPrime Matterの購入型PCゲームで、SFと中世の世界観が入り混じる惑星で目覚めた主人公が世界の運命に影響を与えていくアクションRPG。
ストーリー要素に重点を置いたゲーム設計、プレイヤーの選択が多様な結果をもたらす革新的なシステム、プレイスタイルに合わせた幅広いカスタマイズが可能な死にゲー難易度のバトル、プレイヤー同士のCO-OPが魅力で、長時間夢中になって遊べるアクションRPG作品を探している人におすすめの新作。
選択が運命を左右するARPG
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『The Last Oricru』は、SFと中世ファンタジーの世界観がブレンドされた惑星を舞台に、壮大なストーリー要素と冒険、バトルを体験できるおすすめの新作。プレイヤーの「選択肢」が運命を決める革新的なゲームシステムを持つ必見のアクションRPGだ。
ゲームの舞台となるのは、テラフォーミングが進み防護障壁で外宇宙から隔絶された惑星「ワーデニア」。この地では異なる2つの種族による衝突が緊張感を高めており、大規模な戦争の危険性を孕んでいる。ゲーム内での決断がこの種族紛争に大きな影響を与えることもあるため、没入感満点に遊べる点がポイントだ。
▲異なる種族が対立する惑星で自分自身の運命を決めていく新作アクションRPG作品。
惑星の秩序を求めている種族「ナボル」の思想に同調してプレイを進めていくこともでき、また彼らに対立している「ラットキン」の革命に参加していく流れでプレイを進めることもできる本作では、プレイヤーの考え方がその後のストーリー展開を大きく変えることになり、そこにリプレイ性が生まれてくる。
ゲームは標準で日本語インターフェースと字幕をサポートしているので、登場するNPCたちとの会話シーンをじっくりと吟味し、「自分ならこうする」という明確な意思表示を行っていくことが大切。選択肢で変化するマルチエンディング方式を採用している新作なので、周回毎に異なる選択を選ぶのもアリだ。
作品はソロプレイ以外にオンラインでのマルチプレイCO-OPをサポートしており、2名のプレイヤーが一緒に分割画面を共有しながら遊ぶことが可能。キャラの性質によって異なるバトルスタイルが生まれ、さらにCO-OP限定の呪文なども存在するので、ソロとは全く違うプレイ体験を得られること請け合いだ。
汎用コントローラーでの操作をフルサポート
本作を開発したのは、これがSteamデビュー作となる新鋭のデベロッパー「GoldKnights」で、パブリッシングはPrime Matterが担当。Steamでの販売価格は5500円となっているが、リプレイ性のあるプレイ体験とCO-OPモード対応によって遊び甲斐を高めている作品なので、値段以上の価値はあると言える。
▲CO-OPモードで分割画面を利用した協力プレイを体験することも可能。遊び甲斐満点だ。
解除できるSteam実績は30種類用意され、実績ハンターを自負する人にもおすすめ。なお、詳細については後述するが、PCへの要求スペックも中程度にまで抑えられているため、幅広いPC構成に対応する。参入の敷居が低い点も作品の大きな魅力で、日本語UI環境にも対応しているので、気軽に遊べるぞ。
バトルシーンの操作方法は簡単ながら、死にゲー難易度と奥深い組み立て要素があり、やり込んでプレイすることがどんどん面白くなっていくはず。MMORPG作品とは異なり明確なエンディングを持つタイトルだが、前述の「分岐」がリプレイ性を高めているので、長期間プレイを継続できる作品に仕上がっている。
SFと中世の世界観が入り混じる惑星で目覚めた主人公が世界の運命に影響を与えていくアクションRPG『The Last Oricru』は、現在Steamで好評配信中。各種の受賞歴も持っている必見の新作ゲームタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】自分で運命を切り拓くRPG!
ゲームシステム
『The Last Oricru』のプレイ視点はサードパーソンビューを採用。SFと中世ファンタジーが融合したゲーム世界は高度な3Dモデリングで再現されており、自キャラを背後のカメラ視点で見ながらプレイを進める要素も大いに捗る。なお、設定画面でゲームプレイの「難易度」を調整することができるので、活用しよう。
プレイヤーが操作するのは、主人公キャラクターの「シルヴァー」。記憶を失った状態でプレイがスタートし、前述する2つの勢力「ナボル」と「ラットキン」の抗争に巻き込まれながら自分自身の運命を決めていく。プレイヤーが積極的に関与できるストーリー展開を楽しみながら、エンディングを目指していこう。
異なる勢力にはそれぞれプレイヤーとの友好関係を示すパラメーターが存在。ゲーム内で行った行為や会話の選択肢がこの数値に様々な影響を与え、それに応じてNPCの運命が変わったり、ストーリー展開が変化したりする。『Fallout: New Vegas』のシステムにも似たゲームプレイ要素が展開していく作品だ。
▲ゲーム展開に複数のパターンが用意されているストーリー重視型のゲームタイトルだ。
プレイ中に展開していくバトルシーンはかなりの歯応えを持っており、遊び甲斐は満点。ユニークな攻撃モーションを持つ近接・遠距離武器を扱いながら敵キャラクターを攻撃しつつ、防御用の盾で攻撃の回避も織り交ぜていくアクション要素が面白く、敵の特性に応じた戦い方を求められるため、難易度はかなり高い。
攻撃が「メイン」と「サブ」に分かれている点もポイントで、通常攻撃以外の魔法要素などはこのうち「サブ」に分類される。武器の種類を変えることによってメインとサブのアクション要素も異なっていくため、異なる性能を持つ武器を持ち替えながら敵キャラクターに対応していくことも必須だ。学ぶべきことは多いぞ。
死にゲー難易度で歯応え満点のプレイが展開
プレイヤーが死亡扱いになるとその場に「エッセンス」を落としてから復活する。これは設定上主人公のシルヴァーが「不死の人間」となっていることにも関係があるが、エッセンスを取得しないで再び死亡すると永久に失われてしまうというソウルライクなシステムがあり、そこに「死にゲー」要素が生まれる仕組みだ。
武器を持ち替えることで生まれるバトルアクションの幅はかなり広く、プレイを進めていくほど武器の扱いと効果について理解できるようになっているため、膨大なバリエーションで敵に立ち向かえるようになる。装備品のアップグレード要素もあるので、つい夢中になってプレイしてしまう。没入感満点の新作だぞ。
▲幅広いバトルスタイルのカスタマイズ要素で「死にゲー難易度」を克服していこう。
ゲームの翻訳に関してはかなり精度が高く、海外ゲームの日本版にありがちな「翻訳の不備や穴」は見当たらない。インベントリ画面に表示されるアイテムの効果についての説明文も筋が通っており、国産のRPGをプレイしているのと同じ感覚で遊べる点もポイントだ。分岐点の多い世界で自分の生き様を見せつけよう。
武器を使用する際の特徴的なモーションも上手く作り出されており、スムーズな動きで敵を制した際の爽快感は格別。武器特性と操作全般に自信が付いた時点から面白さを増していくバトルシステムが痛快で、難敵を攻略していく歯応えも抜群。アクションバトル要素でも存在感を魅せる必見タイトルだ。
【おすすめポイント】やり込み度満点のARPG!
CO-OP要素
前述の通り本作にはオンラインマルチプレイモードが存在し、画面を共有しながら2名のプレイヤーがCO-OP要素で遊べる機能がある。親しいフレンドユーザーと一緒にキャラビルドの違いでコンビネーションを発揮しながら遊べるので、是非プレイしてみよう。ソロとは異なる面白さを体感できるはずだ。
▲ソロプレイとは違ったプレイ体験を得られるCO-OPモード。面白さは満点だぞ。
CO-OPでプレイすることで新たなボスキャラの攻略方法を発見したり、秘密のエリアへと侵入したりできるようになるので、このモードをプレイする意義はある。「CO-OP限定の呪文」で敵キャラ集団を混乱へと陥れることも可能なため、以外な発見の数々で楽しめること請け合い。遊び甲斐のあるコンテンツだ。
【おすすめポイント】フレンドと一緒に盛り上がれる新作!
システム要件
『The Last Oricru』のシステム要件は中程度。推奨要件で提示されているグラフィックボードは「RTX 2060」もしくは「RX 5700」となるため、現行のミドルスペックなゲーミングPCを持っていれば安全圏と言える。CPUの推奨モデルはIntelの「i-7」もしくはAMDの「Ryzen 5」クラスだ。
インストールサイズは25GBと中程度で、一般的なAAAタイトルと比較すると容量は少なめと言える。なお、OSに関してはWindows 10以降が推奨されるため、古いOSのままで遊んでいる人は注意。現在の最新OSはWindows 11なので、この機会にOSのアップグレードを検討するのもアリだろう。
▲高精細な3Dグラフィックを持ちながらも、PCへの要求スペックは抑えられている。
SFと中世の世界観が入り混じる惑星で目覚めた主人公が世界の運命に影響を与えていくアクションRPG『The Last Oricru』は、現在Steamで好評配信中。自分自身の運命を選択肢で切り拓くシステムが面白い必見タイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】ミドルスペック推奨のARPG!
The Last Oricruスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 / AMD FX-6300 | Intel Core i7-4770K / AMD Ryzen 5 1600 |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 / AMD Radeon R7 260x | NVIDIA GeForce GTX 1070 / AMD Radeon RX Vega 56 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 25GB | 25GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 |
(C) Prime Matter.
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