『Fallout4 (フォールアウト4)』は、2015/11/10から正式配信されているポストアポカリプスRPG。
核戦争後のアメリカを舞台に冒険を進めるプレイ要素、進化したグラフィックとクラフトシステムが特徴で、シリーズファンの人におすすめ。
- 進化したグラフィック
- 黙示録世界を冒険
- やり込めるクラフトシステム
人気RPGシリーズ最新作
現在好評配信中の『Fallout4 (フォールアウト4)』は、核戦争後の世界を描く人気RPG『Fallout』シリーズのナンバリング最新作です。
プレイヤーは核爆弾の着弾時にシェルター「Vault 111」へ避難していた主人公としてプレイをスタートし、誘拐事件に巻き込まれた息子を探すことになります。
オープンワールドの黙示録世界
核攻撃によって壊滅的な打撃を受けたゲームの舞台ボストンは、シリーズ最高峰のグラフィックで再現されており、オープンワールドの探索も捗ります。
ベセスダのRPGでおなじみの「どこへ向かうのも自由」な精神は本作でも遺憾なく発揮されており、向かった先で異なるクエストを楽しめる点が魅力です。
ただし放射能濃度が非常に高いエリアも存在しているので、十分な準備を行うことも大切ですよ。
危険な敵キャラクター
略奪者のレイダーや、ゾンビのようなフェラルグール、異様な進化を遂げたスーパーミュータント、危険なデスクローなどがプレイヤーの敵。
戦利品やNPCとの取引で入手できる武器類を使い分けながら、時にパワーアーマーも装着して戦いに挑みましょう。
戦闘システム
前作にもあった「V.A.T.S.」システムは健在。バトル中に敵の部位を選択しながら攻撃できます。
主人公のレベルアップに伴って「Perk(パーク)」を取得できるシステムがあり、成長するほどバトルも楽になっていくはずです。
進化を遂げたクラフト
本作最大の特徴は、入植者を住まわせながら自由に建造物をレイアウトできるクラフトシステムの存在。
パーツ単位で構造物を生み出せる仕組みがあり、自分だけの居住地をデザインできます。
善良な入植者を警備に回したり、農作業に従事させたりといった「命令」も行えるため、時間をかけて手入れするほどより良い居住地が完成。
ネオンライトなどを設置して遠くからも目立つようにするのも良いでしょう。ただし定期的に襲撃が発生するので、注意が必要です。
日本語インターフェース&吹き替え完備
Steamでの販売価格は無印版が2,246円で、拡張DLCを全て収録した『Fallout 4: Game of the Year Edition』が4,406円。ソロプレイ専用タイトルです。
日本版は声優陣の吹き替えもバッチリ収録されているので、国産RPGのノリで遊べますよ。
ちなみにDLCとして配信されている「ヌカ・ワールド」は、略奪者レイダー側になる賛否両論なコンテンツなので、購入前に調べておきましょう。
一部手動操作になる場面があるものの、本作はSteam Deckでもプレイ可能です。
これまでに国内外で数々のゲーム賞を受賞してきた必見のRPG『Fallout4』は、編集部断然おすすめの作品です。
【おすすめポイント】アクションRPGの金字塔!
ゲーム序盤の流れ
ゲームは核戦争前の平和な日常からスタート。
レトロフューチャーなデザインで統一された我が家で、お手伝いロボットのコズワースとも触れ合いながら、赤ん坊の息子ショーンをあやします。
ちなみに開始時点でプレイヤーは父親もしくは母親のどちらかを選ぶことになり、鏡の前で外見をエディットするキャラメイクを行います。
男女の性別でストーリーが変化することはないため、好きな性別で主人公を作りましょう。
核戦争が勃発
平和な日常生活も束の間。主人公は核シェルターのVault 111へと避難し、ボストンへの核攻撃を回避します。
Vault内部で冷凍保存されることになる主人公ですが、そこで息子ショーンの誘拐事件が発生。
再び主人公が目覚めた時には、ゲーム開始から210年の時が過ぎ去っており、伴侶は死亡。
Vault 111で唯一の生存者になった主人公は、息子ショーンを取り戻すために扉の外へ旅立つことになります。
ゲームの象徴でもあるデバイス「Pip-Boy」を発見・装着する流れが秀逸です。
一変したホームタウン
主人公の家があったサンクチュアリ・ヒルズは、核攻撃の爆風で見るも無惨に変わり果てていますが、そこで主人公は召使いロボットのコズワースと再開。
息子のショーンを探し出すという目的を持ちながらも、すっかり様変わりしてしまったウェイストランドを生き延びるために冒険を繰り広げていきます。
目指すべき地域などは示されますが、序盤のシーケンス終了後にはどんな行動を取るのも自由。
ゲームシステムを徐々に理解しながら、広大なオープンワールドを探索していきましょう。
【おすすめポイント】壮大な冒険が始まる!
コンパニオン
シリーズでおなじみのコンパニオンキャラは、本作で不死属性になりました。ストーリーを進める中で様々なコンパニオンと同行する機会があります。
召使いロボットのコズワースもコンパニオンとしてプレイヤーに同行可能。また犬のドッグミートや、人間の心を持つスーパーミュータントも仲間にできます。
コンパニオンはAI操作のキャラで、クラフトに欠かせないアイテム「ジャンク」などを渡して運んでもらうこともできるため、大変便利。
特定のコンパニオンには固有のクエストラインが存在し、彼らを助けてクエストを終了させることでさらなる能力も開花していきます。
プレイ中に同行できるコンパニオンは1名のみで、異なるコンパニオンを指名した場合、既存のコンパニオンは自分の居場所へ戻ります。
主人公が居住地を建設している場合には、特定場所を指定して移動させることも可能です。
【おすすめポイント】旅の仲間も登場!
派閥クエスト
『Fallout4』には、ストーリーに重大な影響を及ぼす派閥が複数登場します。
再建を目指すミニッツメンや、人造人間を救う活動を繰り広げるレールロード、最先端技術を保有するインスティチュートなどが主な派閥です。
またマップ内で発見するダイアモンドシティやグッドネイバーなどの街には、独自の権力構造があり、彼らも物語に深く関わります。
派閥への関わり方でストーリーが分岐
どの組織へどれだけ関与し、友好的になるか、それとも敵対するかでストーリーも分岐していくので、周回プレイを楽しめる点でも秀逸です。
後で取り返しがつかない判断を迫られるクエストを受諾する際には、セーブデータを保存しておくと良いでしょう。
主人公の判断が世界のあり方に影響を及ぼす点で、本作には長時間プレイヤーを夢中にさせる面白さがあります。
派閥と仲良くなることで開放されるアイテムもあるので、じっくり考えて判断を下しましょう。
【おすすめポイント】やり込み要素満点!
クラフト要素
様々な状況や敵と対峙していくため、主人公には相応の装備品と武器が必須になります。
主にジャンク品を消費して作成できる武器と装備品は、長い旅路に欠かせないアイテムです。
高所からのジャンプや高出力の攻撃に耐える本作のパワーアーマーは、専用の作業ステーションで整備できます。
パーツ毎に強化やペイントを行えるので、自分だけのカッコ良いパワーアーマーを生み出すのも一興です。
居住地
NPCを住まわせられる居住地は、発見やクエスト完了によって利用できるようになります。
居住地はマップ内に複数持てる上、交易ラインを繋げてアイテムを移動させることもできるため、積極的に建造していきましょう。
居住地に住まわせられるNPCには幸福度があり、設備投資や住環境整備を行うことで上昇していきます。
前作では自分だけの面倒を見ていれば良かったのですが、本作では善良な市民たちを匿って生活させる義務も生じるため、やり甲斐は満点です。
【おすすめポイント】クラフトが奥深い!
実際にプレイした感想
筆者は発売当時に本作を購入し、これまでに数百時間以上遊んでいますが、エンディング後にも活動できる仕組みを持っているため、飽きることがありません。
居住地で行えるクラフト要素はバリエーションが幅広く、別途DLCを導入することで新たなアイテムも使えるため、つい入れ込んでしまいます。
前作から飛躍的に精度を高めたグラフィックも良く、前作と同じ作曲家Inon Zur氏のBGMもテンションを高めてくれます。
意外性のあるストーリー展開も面白く、シリーズの世界観を知っている人であればさらに楽しくなる場面も登場するので、満足度は非常に高いです。
MODについて
MODに寛容なベセスダらしく、本作にもMOD導入システムがありますが、元々グラフィックが優れているため、グラ改善系のMODは不要でした。
バニラ状態でも何不自由なく遊べるタイトルで、MODに関してはほぼ「おまけ」程度になっている点に、時代の流れを感じます。
黙示録世界が好きな人におすすめ
核戦争後の世界で立ち上がる人々や欲望のままに生きる人など、赤裸々な世界観も面白く、個性的なNPCも光るRPGに仕上がっています。
設定でサバイバルモードを導入するとゲームバランスがシビアになり、ヒリヒリする探索要素を体験できるので、黙示録世界が好きな人にもおすすめです。
世界的人気シリーズの最新作『Fallout4』は、現在PC/Xbox/PS向けに好評配信中。
ゲーム人生に残る冒険を楽しめるおすすめのタイトルですよ。
【おすすめポイント】文句なしの面白さ!
Fallout4スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7/8/10 (64bit) | Windows 7/8/10 (64bit) |
CPU | Intel Core i5-2300 2.8 GHz / AMD Phenom II X4 945 3.0 GHz | Intel Core i7 4790 3.6 GHz / AMD FX-9590 4.7 GHz |
メモリー | 8 GB RAM | 8 GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GTX 550 Ti 2GB / AMD Radeon HD 7870 2GB | NVIDIA GTX 780 3GB / AMD Radeon R9 290X 4GB |
VRAM | 2GB | 3GB |
HDD空き容量 | 30 GB | 30 GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
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