『ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界』は、2022/6/24からSteamで正式配信されている2Kの購入型PCゲームで、『ボーダーランズ』のスピンオフ世界を体験できるアクションFPSタイトル。
何をしでかすかわからない爆弾娘タイニー・ティナが生み出した超カオスなファンタジー世界で展開していく圧巻のアクションバトル、自分だけの勇者を作れるカスタマイズシステム、オンライン協力プレイが大きな魅力で、『ボーダーランズ』ファンの人、痛快なアクションバトルを体験できる作品が好きな人におすすめ。
超カオスな世界で勇者になれる新作
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界』は、超人気のアクションFPSタイトル『ボーダーランズ』のスピンオフ作品として開発されたおすすめの新作。他プラットフォームで先行配信されていたが、晴れてSteam版も登場した必見タイトルだ。
本作の世界を作っているのは、ボーダーランズファンにはおなじみ、何をしでかすかわからない爆弾娘の「タイニー・ティナ」。本作では彼女がテーブルトークRPGのマスターになってゲーム世界を生み出しているという設定で、プレイヤーはそんなハチャメチャなファンタジー世界を冒険していく「勇者」だ。
▲ボダランの製作者が生み出した「ヒネりの効いたファンタジー世界」を体験できる新作だ。
ゲームには壮麗な街や、暗くじめじめしたキノコの森、不穏な空気漂う砦など多彩なマップロケーションが実装されており、何でもありのカオスなテーブルトークRPGの世界でファーストパーソンビューの痛快なアクションバトルを体験できるようになっている。魔法と剣、そして銃器でバリバリ戦える新作だぞ。
ユニークな仲間キャラクターとの珍道中や、多彩なバリエーションを持つ敵キャラとボスキャラクター、そしてボーダーランズシリーズの系譜を受け継ぐ作品らしい「輪郭線を強調したデザイン」が大きな魅力で、唯一無二のオリジナリティーと奇想天外なストーリー要素でプレイヤーを飽きさせない。超娯楽作品だ。
全プラットフォームでのクロスプレイにも対応
Steamでの販売価格は7700円。なお、ストアではゲームの面白さを広げてくれる豪華版『ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界 超カオス・エディション』も9900円で併売中で、さらに各種ダウンロードコンテンツも販売されている。本体だけでも十分に楽しいが、コアなファンは購入を検討しよう。
なお、本作はPSやXbox、エピックゲームズストアで販売中の同名タイトルとの「クロスプラットフォームプレイ」に完全対応しており、異なるプラットフォームのプレイヤーと一緒にオンライン協力プレイを楽しめるようになっている。同じゲームで遊んでいるファン同士でマルチプレイに挑める必見作だぞ。
▲ボダランの世界観でファンタジー世界を解釈するとこうなる、という世界観が面白い。
インターフェースと音声・字幕は標準で日本語をサポートしており、参入の敷居は低い。また汎用コントローラーでの操作もフルサポートされているので、幅広い年代にユーザーが遊べる土壌も整っている作品と言えるだろう。ちなみにValveが販売している携帯ゲーム機「Steam Deck」には非対応となるぞ。
解除できるSteam実績も47種類と非常に豊富で、このために我慢してSteam版を待っていた人にもおすすめできる新作といえる。自分だけの勇者を生み出せるカスタマイズシステムも充実し、さらに最大4名のクロスプレイもできるため、一度購入すれば長く遊べること請け合い。ヘンテコなファンタジー世界を遊び尽くそう。
『ボーダーランズ』のスピンオフ世界を体験できるアクションFPS『ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界』は、現在Steamで好評配信中。爆弾娘タイニー・ティナが仕掛ける奇想天外な冒険にチャレンジできる必見作だ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】ぶっ飛びファンタジー世界へ飛び込め!
ゲームシステム
『ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界』最大の魅力は、タイニー・ティナの予測不可能な頭の中から生み出される愉快でカオスな「ヒャッファンタジー」の世界。本作では一筋縄ではいかない世界で魔法と剣、そして銃器を用いた痛快なアクションバトルを体験できる。バトルが最高に面白い新作だ。
プレイ開始直後には、ユーモア満点のオープニングムービーが流れ、プレイヤーは独特な世界観の流れに吸い込まれていく。タイニー・ティナに渡されたキャラクター・シートを取り上げると、自分の分身として冒険する「勇者」のクラスと外見をエディットできるようになるので、好きなキャラを生み出そう。
▲多彩なロケーションを持つマップ内でアクション要素満点のバトルを体験できる新作だ。
ゲームに登場するクラスには「クロウブリンガー」「スペルショット」「グレイブボーン」などの種類が存在し、プレイを進めることでサブクラスを持つことも可能になっている。それぞれクラス特性とアクションスキルに違いがあり、選んだクラスに応じてバトルスタイルが大きく変化していく仕組みだ。
『ボーダーランズ』シリーズで唯一のキャラメイキング画面を実装している本作では、顔の特徴や装飾、アーマーの装飾などをエディットすることが可能。アクセスできる項目はかなり細かくなっており、自分好みの外見に調整することができるので、この画面で多くの時間を消費するユーザーも出てくるだろう。
キャラを作成すると、「バックグラウンド」を選択する画面に移行。このバックグラウンドはキャラクターの「出自」を表すもので、選んだ出自に応じてステータス値が上下動する。パロディー的な作品と思いきや、かなり作り込まれたロールプレイング要素を持っており、このあたりのデザインセンスは流石だ。
アクションFPSらしいバトルシーンが最高に楽しい新作
キャラクター設定を完了すると、いよいよマップに出て戦いを繰り広げていくことになる。タイニー・ティナの脳内を表しているようなユニークな敵キャラクターの数々をハクスラバトルで撃退しつつ、ボスキャラを撃破してレベルアップを行おう。レベルアップすればアクション・スキルがアンロックされるぞ。
かなり複雑にデザインされているフィールド内には、ドロップするアイテムの品質を高めてくれる「ダイス」が落ちていることがあり、これらを探索して発見しながらプレイを有利に進めていくお楽しみ要素もある。画面右上に表示されるミニマップを参照しながら、マップを隅々まで走り回っていこう。
▲キモかわいい造形を持つ敵キャラクターが個性的。ボダランの系譜を受け継ぐ作品らしいキャラだ。
NPCとの会話でクエストが発生するRPGでおなじみの要素もあるが、セリフをよく聞いていると「メタ」な発言もあり、そこにコミカルな冒険要素も生まれてくる。あくまで1人の少女によって生み出された世界である、という本作の「お約束」が随所に散りばめられたタイトルで、思わずニヤリとする場面もあるぞ。
基本はファンタジーRPGでありながら、要所でバリバリと銃をぶっ放すというアクションFPS要素も満点で、異なるジャンルがブレンドされたゲームらしい楽しさも存分に味わえる。アクションバトルが得意な人には断然おすすめのタイトルとなっており、痛快なハクスラバトルに夢中になれるはずだ。
愉快な旅の仲間たちに加え、同じゲームをプレイしているユーザー同士のクロスプラットフォームプレイ要素もあるので、終始賑やかにプレイを楽しめる点がポイント。マルチプレイ時には戦利品の共有や独り占めなども自由に決められるため、思う存分暴れ回りながらタイニー・ティナが生み出した世界を遊び尽くそう。
【おすすめポイント】痛快なバトルが展開する新作!
システム要件
『ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界』のシステム要件は中程度。推奨要件で提示されているグラフィックボードは「GTX 1060」もしくは「RX 590」となるため、ミドルスペック帯のゲーミングPCを持っていれば快適な環境でプレイできるはず。最適化が進んでいる印象を受ける新作だ。
CPUに関してもIntelの推奨は「i-7 4770」、AMDは「Ryzen 5 2600」となっており、プロセッサーの面でも敷居が低い。ただしOSはWindows 10が最低条件で、Windows 7や8.1は対象外になるので、古いゲーミングPCを使っている人はOSのアップグレードを検討しよう。メインメモリは推奨で16GBだ。
インストールサイズは75GBとかなりの重量級。AAAクラスのゲームタイトルになると容量も順当に膨らむ傾向があるので、普段ストレージが逼迫している人は、インストール前にSSDやHDDを整理しておく必要がある。本作にはダウンロードコンテンツもあるため、これらの分も確保しておくと安心だ。
▲PCへの要求スペックはそれほど高くない。多くの人が遊べるアクションFPSタイトルだ。
ファンタジー世界でバリバリのアクションシューティング要素を体験できるおすすめの新作『ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界』は、RPGへのリスペクトが感じられる必見のタイトル。長い歴史を持つRPGの世界に敬意を払いつつも、その中で「悪ふざけ」ができるユーモアが光るFPS作品だ。
お宝をゲットするために戦いを進めていく構図は『ボーダーランズ』と共通しており、シリーズファンがすんなりと入り込める世界観を巧みに生み出している点も良い。ヒャッハーなファンタジー世界での冒険活劇を堪能したい人は、今すぐストアにアクセスして詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】スペックの軽さも光るFPS!
ワンダーランズスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-3570 または AMD FX-8350 | Intel Core i7-4770 または AMD Ryzen 5 2600 |
メモリー | 6GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 または AMD Radeon RX 470 | NVIDIA GeForce GTX 1060 または AMD Radeon RX 590 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 75GB | 75GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 | インターネット接続が必要 |
© 2021 Gearbox.
ワンダーランズの評価・レビュー・評判(0件)
このゲームの投稿レビューはまだありません。