『Little Devil』は、2022/11/9からSteamで正式配信されているQUIKGAMESの購入型PCゲームで、消息を絶った友人の家に乗り込んだ主人公が悪の脅威と戦うホラーアクションゲームタイトル。
最新ゲームらしいリアルな3Dグラフィックで再現された屋敷内部の探索要素、邪悪な存在と戦うアクションシューティング要素、ソロプレイと最大5名のオンラインマルチプレイをサポートするモードが大きな魅力で、知られざるインディー系ホラーゲームを発掘してプレイすることが好きな人におすすめの新作。
脱出を目指す新作ホラーゲーム
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Little Devil』は、消息を絶ってしまった友人宅に乗り込んだ主人公を待ち受ける恐怖を描くおすすめの新作。迫力満点のファーストパーソンビューでゾクゾクするホラーアクション要素を体験できるホラーゲームファン必見のアクションFPSタイトルだ。
本作の主人公はダニエル。彼は友人のジェイクが新居を購入後に連絡を絶ってしまったことを不審に思い、ジェイク宅に乗り込むことになるが、そこで待ち構えていたのは想像を絶する悪の存在だった、というのが作品の世界観で、ダニエルはジェイク宅に閉じ込められた状態でプレイをスタートすることになる。
▲不気味に静まり勝ったジェイク宅。この後に恐怖のプレイ体験が展開していくことになる。
ゲームの舞台となっているジェイク宅は、最新ゲームらしい高精細な3Dモデリングで作り込まれており、天井裏にある「ダクト」を這い回って移動することも可能。複数ある階数を行き来しながら脱出するためのアクションを起こし、途中で襲いかかってくる邪悪な存在とも対峙しながら進んでいくことになるぞ。
脱出ゲーム風のアクションを要求される場面も登場し、かつ出現する敵を銃器で狙撃するアクションシューティング要素もあるため、緊張感を持続しながらプレイできること請け合い。先に何が待ち構えているのか分からないドキドキの状況で探索を続けるプレイが好きな人にはハマるインディーゲームタイトルだ。
作品はソロプレイ以外に、最大5名のプレイヤーが一緒に遊べるオンラインマルチプレイをサポート。敵キャラクターとのSTG要素が展開していく関係上、アクションシューティングに強いフレンドが一緒に行動してくれると安心してプレイを進められるはず。CO-OPでも遊べる注目のホラーゲームとなっているぞ。
新人インディーゲームデベロッパーが送るタイトル
本作を開発、運営しているのは、2020年に『Fall of The Mafia』でSteamデビューを飾った新人インディーゲームデベロッパーの「QUIKGAMES」。デビューから約2年で4作品を送り出している量産ぶりで、今後の作品発表やアップデートにも期待が高まる。作風にもバリエーションがあるゲームスタジオだ。
なお、本作は配信開始から間もないインディーゲームタイトルなので、プレイ中に不具合やバグが発生する可能性もゼロではない。全てのインディーゲームが配信開始当初から問題を抱えているわけではないが、システムに不備が生じることも十分にあり得るため、万全を期して遊びたい場合には少し時間を置こう。
▲ジェイク宅は邪悪なモンスターたちの棲家になっている。生存しながら脱出を目指そう。
インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声は非搭載。プレイ中にミッションの指示がテキストで表示される関係上、プレイを円滑に進めるためには基礎的な英語読解力が要求されることになる。一緒に遊んでくれるフレンドユーザーが英語に堪能であれば安心だ。
ゲームの操作にはキーボードとマウスを用いることになるため、普段ゲームパッドで遊ぶことが多い人には少々ハンデになるかもしれない。本作では銃器で相手を狙撃できるシステムが展開するが、照準を表すドットが極小なので、ある程度エイミングに慣れている人でないとプレイが厳しくなる場面が出そうだ。
現在はリリース記念の割引価格で販売中
Steamでの販売価格は1200円で、現在はリリース記念価格となる15%引きの1020円で販売中(2022/11/16までの期間限定価格)。解除できるSteam実績は1つも存在せず、この点は少々寂しいが、ほぼ1000円で購入できる安価な価格設定が光るタイトルで、フレンドへのプレゼントとしても最適だろう。
▲迫力あるファーストパーソンビューでプレイが展開。手元のモデリングもリアルだ。
消息を絶った友人の家に乗り込んだ主人公が悪の脅威と戦うホラーアクションゲーム『Little Devil』は、現在Steamで好評配信中。最大5名のオンラインマルチプレイにも対応する必見のゲームタイトルとなっている。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】悪魔の館から脱出する新作!
ゲームシステム
『Little Devil』でのプレイヤーの目標は、閉じ込められてしまったジェイク宅からの脱出。「悪魔の館」と化してしまった一軒家の内部をくまなく探索しながら必要なアイテムを集め、途中の謎解き要素もクリアしながら生還を目指すプレイが展開していく。ゾクゾクするホラーアクション要素を体験しよう。
ゲームをプレイするユーザーには、都度「目標」が提示され、これらを完了することが要求される。ミッション達成型のアクションゲームタイトルになっている点が作品の特徴で、画面上にテキストで表示される文章を理解しながらプレイを進めていく必要がある。探索要素が好きな人にはハマるゲームシステムだ。
暗部が多い屋敷内部を動き回る際には懐中電灯の利用が便利だが、このアイテムには「バッテリー」の概念があるので、常時点灯するといざという場面で使えなくなって困る。先の展開を見通しながら電池をセーブして使い、屋敷の構造を頭に叩き込んでおくことも大切だ。慎重かつ大胆に行動していこう。
▲屋敷内部にはプレイヤーを助けてくれるアイテムが複数点在している。しっかりと手に入れよう。
前述の通り、屋敷内部にはこの世のものではない邪悪な存在が徘徊しており、プレイヤーを発見すると襲いかかってくる。武器としてハンドガンを扱える本作では、これらの脅威に対処していくアクションシューティング要素も展開するので、逃げ回るだけのホラーゲームとは異なる爽快感も味わえるぞ。
アクションSTGが得意な人には有利なホラーゲーム
ただし画面中央に表示されている照準アイコンはかなり小さいため、焦って射撃すると弾丸を無駄に消費することにも繋がりかねない。恐怖心を抑えながら冷静に照準を合わせ、的確にヘッドショットで敵を撃ち抜く「一撃必殺」プレイを繰り広げていこう。アクションシューティングが得意な人には向いている新作だ。
本作に登場する敵キャラクターの数は多く、またどこで襲われるか分からないため、プレイ中には一切油断ができない。ある意味で『バイオハザード』シリーズに似たシューティング要素が展開していく作品で、ミステリアスな屋敷でゾンビ風の敵と交戦する世界観に類似点がある。サバイバルホラー要素も満点だ。
▲射撃の腕前は必須。焦らず弾丸を最小限に消費する「省エネ」戦法で戦いに挑もう。
プレイを進めていくと、本作のタイトルの由来にもなっている少女の姿をした悪魔も登場し、恐怖要素がさらに盛り上がっていくこと請け合い。ソロでプレイしていると背筋が凍る体験になるが、最大5名のマルチプレイで遊んでいる場合には感覚も変わってくるはずなので、色々なシチュエーションでプレイを楽しもう。
恐怖感を煽る音声周りもあり、またストーリーの核心に迫っていくことによって現れる屋敷の深部の探索要素もあるので、マルチプレイ込みでプレイすれば値段以上の満足感を味わえるはず。逃げ回るだけのホラーゲームに疲れてしまった人は、本作をプレイしてサバイバルホラーの魅力に浸るのも良いだろう。
【おすすめポイント】スリリングなプレイが展開!
システム要件
『Little Devil』のシステム要件は低め。ストアで提示されているグラフィックボードの推奨モデルは、4GBのVRAMを実装した「GTX 1050 Ti」となっているため、現行のローエンドなゲーミングPCであれば十分にプレイできるはず。CPUも推奨で「i-3 3770」程度のプロセッサーで良く、敷居は低い。
OSに関しては2020年にサポートが打ち切られているWindows 7が挙げられているので、この点でも幅広いPCユーザーがプレイできる土壌が整っている。メインメモリの推奨搭載量も16GBと標準的で、この要件をクリアできるPCゲーマーは多いはずだ。インディーゲームらしい「軽さ」が魅力だぞ。
インストールサイズも3GBとスマホアプリ並みに軽く、ストレージが逼迫している人でも安心してダウンロードできるはず。今後ダウンロードコンテンツなどが登場する予定もないので、このサイズだけでプレイを続けられる公算が大きい。ノートPCにもインストールできるスペックの低さがウリの新作ゲームだ。
▲限られた空間内でプレイが展開する関係上、PCへの負担はかなり低く抑えられている。
ソロとオンラインマルチプレイに両対応する新作ホラーゲームタイトル『Little Devil』は、知られざるインディー系ホラーゲームを発掘して遊ぶことが好きな人におすすめのタイトル。大手パブリッシャーが手掛けるホラーゲームに比べると内容はややチープだが、値段なりの面白さは体感できるはずだ。
ゲームシステム的には新たな要素がなく、無難な構成に収まっている点は少々残念なポイント。繰り返しプレイできるように一部システムをランダム化するなどの工夫があれば、長期的な人気を得る作品になるかもしれない。開発者に「やる気」があれば、今後のアップデートでゲーム世界が改善するだろう。
消息を絶った友人の家に乗り込んだ主人公が悪の脅威と戦うホラーアクションゲーム『Little Devil』は、現在Steamで好評配信中。シューティング要素もあるサバイバルホラーゲームが好きな人におすすめのタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】今後のアップデートに期待の新作!
Little Devilスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-2500K | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 660 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続環境が必要SSD推奨 |
(C) QUIKGAMES.
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