『Maximum Velocity』のタイトル画像

『Maximum Velocity』は、2022/10/29からSteamで早期アクセス版が配信されているUnight LLCの購入型PCゲームで、カスタムカーとストリートレースの世界を体験できるアクションレーシングゲームタイトル。

広大なマップ内でストリートレースを繰り広げることによって獲得できる各種のパーツアイテム、自分の個性を主張できる車両カスタマイズシステム、ソロとオンラインマルチプレイの両対応が大きな魅力で、気軽にレース対戦を楽しめるインディー系のアクションレーシングゲームを探している人におすすめの新作。

ストリートレースを体験できる新作

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Maximum Velocity』は、高精細なグラフィックで再現されたオープンワールドを舞台に「ストリートレース」を体験できるおすすめの新作。運転する車両を自由にカスタマイズしながらレースに挑めるアクションレーシングゲームだ。

作品は世界最高峰の最新3DCGツール「Unreal Engine 5」で開発されており、太陽光の反射も眩しいビークルやリアリティー満点の都市部にその恩恵が窺える。インディーゲームデベロッパーのタイトルでありながら、AAAクラスのタイトルと比較しても遜色のない描画を誇るレースゲームファン必見の新作だぞ。

ストリートレースを体験できる『Maximum Velocity』

▲自慢の車両をカスタマイズしながらオンラインでレース対戦を楽しめる新作ゲームだ。

MMO型のレースゲームを標榜している本作では、世界のプレイヤーがマップ内を走り回っており、最低で2名のプレイヤーがいればレースモードにチャレンジできる。フリーロームでオープンワールドの運転を楽しみつつ、時にフレンドや世界のプレイヤーとレースで腕前を競い合えるプレイスタイルが大きな特徴だ。

レースを行うことでカスタマイズ用のアイテムがアンロックされ、これらを徐々にコレクションしながら車両の外見や性能を自分好みに調整していくことが楽しくなっていくはず。アドレナリン全開のレースと魅力的な車両カスタマイズ要素を存分に味わえる必見のインディーゲームタイトルだぞ。

ストアでは無料のデモ版も好評配信中

作品を開発しているのは、これがSteamデビュー作となる期待の新人デベロッパー「Unight LLC」。ユーザーとのコミュニケーションは公式Discordサーバーで行っており、実際に開発者がゲームに降り立ってユーザーと一緒にレースを行うなど、実践型の開発を進めている。アップデートにも期待のスタジオだ。

Steamでの販売価格は2050円。なお、ストアでは無料でデモ版も配信されているので、まずはこちらをダウンロードしてプレイの感触を確かめるのもアリ。デモ版はゲームシステムの一部が制限されており、かつ獲得したアイテムを早期アクセス版に持ち越す事ができないが、お試し作品として非常に有用だ。

デモ版も配信されている『Maximum Velocity』

▲最新ツール「Unreal Engine 5」で開発中の新作アクションレースゲームタイトルだ。

インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェースおよび字幕・音声には非対応。プレイ画面で車両の性能と外見をパーツ単位でカスタマイズしていくシステムがある関係上、これらを理解しながらプレイを円滑に進めるためには、基礎的な英語読解力が要求される点には注意しておこう。

解除できるSteam実績は存在せず、この点は少々寂しいが、ゲームは汎用コントローラーの操作を部分的にサポートしているため、普段ゲームパッドで遊ぶことが多い人にもおすすめ。楽な操作体系でローミングとレースシーンを体験しつつ、車両をカスタマイズできるパーツの数々をアンロックしていこう。

カスタムカーとストリートレースの世界を体験できるアクションレーシングゲーム『Maximum Velocity』は、現在Steamで「早期アクセス版」として好評配信中。リアリティー満点のプレイ画面が光るタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】ストリートレースで戦う新作!

ゲームシステム

『Maximum Velocity』のゲームコンテンツは「レース」「探索」「練習」「車両セレクト」に分かれており、プレイヤーは好きなセクションを選択しながらプレイすることが可能。初見の場合には「練習」モードで操作テクニック全般について学び、それからローミングやレースの世界へ飛び込んでいこう。

レースを行う場合には最初に「ロビー」を作ることが求められ、既存のロビーがある場合にはそこに参加することもできる。フレンドを招待して一緒に腕前を競い合うことも容易にできるので、親しくしているフレンドユーザーを誘って遊ぶとレースも捗るはずだ。最低2名がマッチングすればレースを始められるぞ。

オンライン対戦も可能な『Maximum Velocity』

▲ゲームに登場する車両は8種類に分かれる性能ステータス値を持っている。

数々のレースにチャレンジしていくことでアイテムや新型車両をアンロックできる仕組みが痛快で、プレイヤーの熱中度に応じてコンテンツが広がっていくやり込み要素満点のゲームシステムが秀逸。毎日ゲームにアクセスしながら徐々にカスタマイズの幅と車両コレクションを増やせる必見の新作ゲームだ。

「Unreal Engine 5」で開発されている本作には設定項目が多く、PCのスペックに余裕がある場合には、全てを最高設定にすることでリアリティーのあるプレイ画面を生み出せる。ゲームはNvidiaの新技術「DLSS」にも対応しているので、GeForceシリーズのグラフィックボードを使っている人は利用しよう。

レースは「ミッション」内容に違いがあり、警察車両からできるだけ逃げ回ってポイントと経験値を稼いだり、レース中に最速スピードで特定の場所へと進んだりと、異なるシチュエーションでストリートレースの醍醐味を楽しめるようになっている。各レースが最大10名の参加をサポートしているぞ。

最大10名が一緒に遊べる『Maximum Velocity』

▲毎日レースに参加していくことがカスタマイズの幅を広げてくれる。頑張ろう。

レースシーンでは「ドリフト走行」を行うことが可能で、ハンドブレーキを引いて車両を急カーブに対応させるなどのダイナミックな運転も楽しめるため、リアルよりのレーシングシムとは異なるアーケードライクなプレイ体験を得られる。ミッション内容に応じて要求される運転スキルも変わっていくぞ。

カスタマイズアイテムや車両のアンロックに必要なポイントは、レース中に特定のアクションをすることで増加。空中ジャンプやスライド操作、トップスピード到達などでポイントがどんどん増えるので、アグレッシブにレースを体験しながらザクザクポイントを稼いでいこう。ゴキゲンな新作タイトルだ。

【おすすめポイント】誰もが夢中になれるレースゲーム!

カスタマイズ要素

レースでポイントを獲得したら、お楽しみのカスタマイズ要素に着手していこう。『Maximum Velocity』には外見と車両性能を変えられるカスタマイズシステムが実装されており、ユーザーは自分好みのパーツや塗装で自慢の車両を進化させられる。レアな塗装アイテムを利用すれば、相手に自慢できるぞ。

『Maximum Velocity』のカスタマイズ画面

▲『Maximum Velocity』のカスタマイズ画面。塗装の種類はかなり豊富だ。

塗装箇所はリアバンパーやボディー、エアロパーツなど豊富で、グラデーションや色味などが豊富に用意されているため、かなり凝った塗装を施すことが可能。「Unreal Engine 5」で製作中の作品らしい質感表現も見事で、美しく塗装された車両の輝きにうっとりとしながらプレイを継続できること請け合いだ。

今後このカスタマイズ要素がどこまで広がっていくかについては言及されていないが、3Dモデルの出来栄えも良く、さらにグラフィック表現まで精巧に作り込まれているので、さらなる改造要素があるとユーザーも盛り上がるはず。デカールをセットできるシステムなども搭載されていけば完璧だろう。

【おすすめポイント】車両弄りが楽しい新作!

システム要件

『Maximum Velocity』のシステム要件は中程度。ストアで提示されている推奨要件では「RTX 2060」がグラフィックボードに指定されており、CPUには「i-5 6600」が挙げられているので、現行のミドルスペック帯PCを持っていれば、最高設定でも高フレームレートでプレイできるはずだ。

メインメモリは推奨で4GBと敷居が低く、またOSに関しても最低でWindows 7からサポートされているので、幅広いPC構成に対応するインディーゲームタイトルと言える。フルHD以上の解像度を持つディスプレイで遊ぶ場合にはCPU性能よりもGPU性能が要求されるので、自分のPC環境をチェックしておこう。

要求スペックが中程度の『Maximum Velocity』

▲グラフィックボードのスペックがプレイの快適さとグラフィックの精度を決める。

インストールサイズは現時点で30GBとやや大きめ。最新ゲームらしいグラフィックを持つ作品であり、マップ内にある建造物も細かく作り込まれているので、この描写がサイズを肥大化させている要因と考えられるが、今後のアップデートでさらにサイズが大きくなる可能性もある点には注意しておこう。

カスタムカーとストリートレースの世界を体験できるアクションレーシングゲーム『Maximum Velocity』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。ストアに正式配信の予定日や今後の目標について一切記述がないため、具体的な開発進捗状況については更新されるニュース蘭を参照していくと吉だ。

素早いレスポンスができるDiscordを用いてユーザーの意見を聞いている姿勢は素晴らしく、フィードバックや意見に対して迅速に対処してくれる可能性も高い。ユーザーに寄り添う形で開発が進められている注目の新作タイトルで、これからのコミュニティー発展にも期待が高まる作品と言えるだろう。

【おすすめポイント】ミドルスペックPC推奨のレースゲーム!

Maximum Velocityスペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows 10(64bit) Windows 10(64bit)
CPU Intel Core i5-7500 / AMD Ryzen 3 1200 Intel Core i7-9700K / AMD Ryzen 5 3600
メモリー 8GB RAM 16GB RAM
グラフィックカード NVIDIA GeForce GTX 1050 / AMD Radeon RX 560 NVIDIA GeForce RTX 2070 / AMD Radeon RX 5700 XT
VRAM 2GB 8GB
HDD空き容量 50GB 50GB
DirectX DirectX 11 DirectX 12
備考 最低限の設定でのプレイを想定高設定でのプレイを推奨

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