『Way of the Hunter』は、2022/8/17から正式配信されているTHQ Nordicの購入型PC/Xbox向けゲームタイトルで、広大なオープンワールドで再現された世界で狩猟の世界を体験できるハンティングアクションRPG。
ヨーロッパとアメリカの大自然を再現した雄大なオープンワールド、リアルな弾道と銃弾物理シミュレーション、24時間の昼夜のサイクル、リアリティー満点の動物たち、没入感の高い狩猟体験が大きな魅力で、ハンティングの世界に興味がある人、狙いをすまして射撃を行うことが得意な人におすすめの新作。
広大な自然でハンティング
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」およびXbox Series X/S向けにで正式配信中の『Way of the Hunter』は、アメリカとヨーロッパを再現した広大なオープンワールドを舞台に、動物のハンティング要素を体験できるおすすめの新作。リアリティー満点の世界を楽しめるハンティングアクションRPGだ。
ゲームでは「狩猟ビジネス」を営む家族の奮闘と、それを取り囲む対立や友情の感動的な物語がストーリー形式で描き出され、登場人物になった気分でハンティングに臨める点がポイント。美しい大自然の中で緊張感満点の「狩り」要素が展開し、最新ゲームらしいグラフィックがさらなる没入感を引き立ててくれる。
▲真の狩人とは何か、というテーマを持つ新作ゲーム。容赦ない世界とストーリー性が特徴の新作だ。
登場する野生生物の数々はプレイヤーの動作に敏感に反応。あらゆるリサーチを重ねて再現された野生生物のリアルな動きが大きな魅力で、それ故に簡単に狩りは成功しない。リアルな弾道と銃弾物理シミュレーションも併せ持ち、一筋縄ではいかないハンティングの世界を描くハードコアな新作ゲームだぞ。
「感動的なストーリーを進めながら倫理的狩猟の挑戦を受けるか、大自然の中で狩りを自由に楽しむかはあなた次第」とリリース文にあるように、娯楽のためのトロフィーハンティングが忌避されている現状にも考慮したゲームタイトルとなっており、どのような狩りを行うかは全てプレイヤーに委ねられる。
20年以上の歴史を持つスタジオの最新作
本作を開発したのは、90年代にキャリアをスタートさせたベテランのゲームスタジオNine Rocks Games。過去にマルチプラットフォーム向けハンティングゲームで成功実績があり、Bohemia Interactive Studio傘下として『DayZ』の開発にも関わっている。歴史あるスタジオの最新ゲームタイトルだ。
スロバキアの首都であるブラチスラバに本拠を構えているNine Rocks Gamesは、55名以上のスタッフを持つ大所帯だが、意外にも開発元としてSteamにクレジットされたのは本作が初めて。なお、設立者にTHQのスタッフも存在している関係上、本作のパブリッシングに関してはTHQ Nordicが手掛けている。
▲リアリティー満点に再現された大自然と野生生物が魅力。ハンティングには苦労すること間違いなし。
Steamでの販売価格は5170円で、Xbox版の販売価格は5200円。なお、本作にはPS5バージョンも存在するが、日本発売は2022/9/8を予定している。販売価格はPC版と同じ5170円になる予定だ。PlayStationストアでは現在予約を受付中なので、発売日にプレイしたい人は忘れずに予約を済ませておこう。
インターフェースは標準で日本語をサポートし、字幕も完備。ローカライズも正確で、海外ゲームにありがちな意味不明な日本語を見ることはないため、没入感満点にプレイできる。ちなみにPC版は汎用コントローラーでの操作をフルサポートしており、CS機と同じ条件でプレイできる点もポイントだ。
▲アメリカとヨーロッパの大自然を再現したオープンワールドでプレイを楽しめる新作ゲームだ。
広大なオープンワールドで再現された世界で狩猟の世界を体験できるハンティングアクションSLG『Way of the Hunter』は、現在Steam及びXboxストアで好評配信中。動物を射殺する、という行為に対して抵抗がない人にはおすすめできるタイトルとなっている。今すぐ各ストアで情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】ハンターになれる新作ゲーム!
ゲームシステム
『Way of the Hunter』のゲームプレイは、一般的なオープンワールド型のRPG作品に準拠。最初にストーリー導入部が始まり、その後プレイヤーが実際に登場人物を操作しながらミッションをクリアしていくことになる。ただしこの際自由に行動できるので、ミッションを度外視して動き回ることも可能だ。
プレイ画面上部には方位計が表示され、広いマップでも迷いにくいようになっている。次項で説明する射撃に関して重要な関連性を持つ「風速」やキャラクターの「姿勢」は画面右下に表示され、現在アクティブになっているミッションは画面左上に表示される仕組み。余分な要素を排除したUI周りは秀逸だ。
▲実際のプレイ画面には必要最小限の情報がオーバーレイ表示され、没入感を阻害しない。
太平洋岸北西部とトランシルバニアが登場するゲームの舞台は、それぞれ144平方キロメートルもしくは55平方マイルのオープンワールドマップで再現されており、歩き回るだけでもかなりの移動量。風や気候が変化する24時間の昼夜サイクルを持つマップはリアリティー満点で、没頭しながら遊べるぞ。
主人公の拠点では武器の数々を管理できるほか、長距離移動が楽になる車両、ハンティングした野生生物を飾る「剥製」などにアクセスできるようになっている。これらのコンテンツについてはストーリーが進行するクエスト内で自然に紹介されるので、完全初見でプレイをスタートしても徐々に覚えられるはずだ。
ハンターの必須アイテムである「双眼鏡」の利用方法については序盤でチュートリアル的なプレイ要素が展開。光学ズームで遠くまで見渡せる双眼鏡を駆使しながら獲物を発見していくプレイが展開するので、画面に表示される説明文をよく読みながら使い方をマスターしよう。丁寧な説明が好印象な新作だ。
▲別画面で表示できるオープンワールドマップでは、天候や風速などもチェックできるようになっている。
遠くへ移動する際の車両に乗り込むと、ファーストパーソンビューとサードパーソンビューのカメラ視点を切り替えながら移動できる。ただし本作に登場する野生生物は音に敏感なので、ハンティングを行う際には最新の注意を払いながら移動するように心がけよう。一人前のハンターになるための道は険しいぞ。
ミッションを進めていくと、ハンティングで手に入れた野生生物の肉を売りつつ、新たな装備や狩猟免許をアンロックし、戦果を飾るための剥製術を購入できる独自の経済システムにもアクセスできるようになる。歴戦のハンターとして成長を遂げていくゲームシステムが搭載された新作で、遊び甲斐は満点だ。
また、ゲームにはお気に入りの景色をキャプチャーできる「フォトモード」が搭載され、保存した画像をシェアできるシステムもあるので、オープンワールドの美しさを堪能しながらプレイを進めることも出来て面白い。ゲームに実装されている様々なシステムを活用することで、更に楽しさが増していくはずだ。
▲雄大な景色にはシャッターチャンスも多く生まれる。直感的な操作で記念の画像を残そう。
【おすすめポイント】オープンワールドを堪能できる新作!
狙撃システム
『Way of the Hunter』には、銃器メーカーとして有名なBushnell、Federal、Leupold、Primos、 Remington、Steyr Armsのライセンスを取得した実在の銃器が多数登場し、これらを用いた狙撃プレイも大いに捗る。動物痕跡のハイライトや血液分析、銃弾カメラシステムでリアルな狙撃を体験できるぞ。
狙撃を成功させるためには「照準調整」「照準合わせ」「息を止める」の3大要素が不可欠で、これらを素早く整えて射撃する態勢に持っていくプレイが求められる。リアル寄りのゲーム作品のため、百発百中の精度を実現するためには相当な訓練を重ねる必要があるが、やり甲斐も出てきて夢中になれるはずだ。
▲スコープ視点の映像。風速が弾丸に与える影響も考慮しながら引き金を引くプレイが展開。
▲銃弾カメラシステムの画像。どこから銃弾が侵入し、どの部位を撃ち抜いたかがリアルに分かる。
なお、ゲームには「ハンターセンス」システムがあり、画面のオーバーレイ表示で狙撃プレイを補助してくれるが、これらをあえて切る、または一部のみを利用する設定に変えることで超リアルなハンティング要素も体験できるようになっている。腕前を上げたら補助なしで自分の腕前を確かめてみよう。
【おすすめポイント】リアルな狙撃プレイが展開!
長時間ハマれる新作ゲーム
広大なオープンワールドでハンティングの世界を体験できる『Way of the Hunter』は、決して甘くない自然世界をリアルに再現したおすすめのタイトル。狙撃プレイが好きな人には大いなる満足感を与える作品である一方、満足に獲物を撃てない場合もあり、狩りの厳しさをしっかりと味わえるようになっている。
なお、ストアでは本編とは別にシーズンパスとハンターズ・パックがDLC扱いで併売中なので、ゲーム世界を拡張しながら遊びたい人はこちらの購入も検討してみよう。特にシーズンパスを導入すると新たなオープンワールドマップにアクセスできるようになるので、プレイ時間も大幅に伸びるはずだ。
▲確かな満足感とやり込み要素を持つ必見の新作タイトル。長時間浸れる内容となっている。
ソロプレイ以外にオンライン協力プレイモードを実装しており、フレンドユーザーと一緒になって狩りを楽しめる点もプレイバリューが高い。なお、PC版の推奨要件で提示されているグラフィックボードは「RTX 2070」なので、最高設定で遊びたい場合にはミドルハイ以上のゲーミングPCが必須になるぞ。
リアルな狩猟の世界を体験できるハンティングアクションRPG『Way of the Hunter』は、現在Steamで好評配信中。最新ゲームらしい超リアルなグラフィックと現実に近い物理演算、そして動物の動きが際立つ必見のタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスしてゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】時間が溶ける必見の新作!
Way of the Hunterスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-8400 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 970 | NVIDIA GeForce RTX 2070 |
VRAM | 4GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
(C) THQ Nordic.
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