『BATTLE STEED : GUNMA (배틀 스티드 : 군마)』は、2022/8/11からSteamで正式配信されているMGAME Corporationの無料PCゲームで、巨大ロボットを操作しながら白熱のバトルを体験できるアクションゲームタイトル。
自分が操作するロボットをサードパーソンビューで見ながら戦うダイナミックなゲームシステム、異なるロボを選択して実現する自分なりのバトルスタイル構築、最大5vs5のチームバトル要素が大きな魅力で、巨大ロボットアニメの世界が好きな人、オンラインで世界のプレイヤーと戦いたい人におすすめの新作。
巨大ロボットバトルを楽しめる新作
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『BATTLE STEED : GUNMA (배틀 스티드 : 군마)』は、日本人にはおなじみの「巨大ロボット」が主役のおすすめ新作。高精細な3Dグラフィックで再現された10種類のロボットを操作しながら最大5vs5のチームバトルに挑むアクションゲームタイトルだ。
SFの世界観を持つ本作には、宇宙惑星「火星」で発見された新たな資源の獲得を目指して各国の軍事会社が競い合うというバックグラウンドストーリーが存在し、没入感の高いバトルシーンを体験できる。インターフェースもデザイン化されて美しく、各ロボットに明確な違いがあるので、長時間没頭できるぞ。
▲サードパーソンビューの視点で白熱のロボットチームバトルを楽しめる必見の新作ゲームだ。
肝心のロボットデザインに関してはアニメ寄りの出来栄え。リアル寄りのロボットと言うよりはプラモデルでも映えそうな外見を持っているので、SFアニメファンにも刺さるはず。一部のロボットに関してはプレイ進捗でアンロックされるので、プレイを進めながら推しの巨大ロボを見つける面白さもある。
プレイは無料。昨年「早期アクセス版」として登場した際には2570円の販売型ゲームタイトルだったが、正式版では無料のタイトルに販売形態が変更されている。主にマッチングが成立しない点が価格変更の理由のようだが、無料タイトルとなったことで多くのプレイヤーが気軽に参入できる作品になった。
日本語インターフェースには非対応
ゲームを開発・運営しているのは、韓国に拠点を構えるゲーム企業「MGAME Corporation」。ここ日本では「エムゲームジャパン」という名前で親しまれている企業だ。ちなみに本作を購入して手に入れたユーザーには、対価としてランクパスやプレミアムスキン、大量のゲーム内通貨が付与される。
インターフェースは英語と韓国語の二択で、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声環境は非搭載。早期アクセス版の段階から日本人ユーザーも参戦していたが、正式版でも日本語環境は実現しなかった。ただし今後のプレイ人口活性化次第ではアップデートで実装される余地も残されている。
▲2チームのバトルがメインとなるアクションゲーム。チームメイトと力を合わせて戦おう。
PC環境への要求スペックはやや高め。推奨環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 1080」となるため、最高設定かつ高解像度の美しい映像でプレイしたい場合には、ミドルハイからハイエンドのゲーミングPCが必要になる。インストールサイズは約10GBあるので、ストレージの空き容量に注意しよう。
早期アクセス期間中に批判的なユーザーレビューが多く上がり、その結果建設的なゲーム開発が進まずに正式版に至った印象を受ける作品だが、思い切って無料タイトルへと変貌を遂げたことによって風向きが変わる可能性もある。何よりチームバトルをメインに据えている作品なので、人口増加に期待だ。
巨大ロボットを操作しながら白熱のバトルを体験できるアクションゲーム『BATTLE STEED : GUNMA (배틀 스티드 : 군마)』は、現在Steamで配信中。ロボットアニメの世界観が好きな人や、メックが登場する無骨なアクションゲームをプレイしたい人におすすめのタイトルだ。今すぐストアにアクセスしよう。
【おすすめポイント】 無料で遊べるロボットゲーム!
ゲームシステム
『BATTLE STEED : GUNMA (배틀 스티드 : 군마)』のゲームモードには「攻城戦」「拠点戦」などがあり、プレイヤーはこれらのモードにランダムでマッチングされる。どのモードにも共通しているのは、最大で5名のプレイヤーが1チームとしてバトルに挑むチーム対抗戦になっているという点だ。
「拠点戦」では、マップ内の特定エリアを占拠して加算される合計金額を競い合う。傭兵として雇われながら企業の資源戦争に加担しているという世界観を体現するゲームモードで、勝利するためにはチームメイトとなっているメンバーが選ぶ巨大ロボットのバリエーションも大きく関係してくるぞ。
▲競技性の高いゲームモードと実装している新作アクションゲーム。戦術要素も必須だ。
プレイヤーが操作する巨大ロボットには複数の攻撃手段が用意され、状況に応じて武器を切り替えながら遊べる点が良い。汎用コントローラーへの対応が無い点は残念だが、普段からキーボードとマウスでゲームをプレイすることが多い人であれば、それほど苦にならないはず。俊敏に動き回って戦おう。
ゲームには「クイックマッチ」「ランクマッチ」「AI練習マッチ」に分かれる3種類のコンテンツがあるので、初見でプレイする際にはAIと戦う練習マッチでロボットの操作感覚を養っておくと安心。腕前に自身が付いてきたらランクマッチやクイックマッチに参加して、世界のプレイヤーと一緒にPvPを楽しもう。
早期アクセス版で問題になっていた「マッチング時の人口の少なさ」に関しては、今後ゲームがどのようにプロモーションを行っていくかで変わっていくはず。日本語UIを持っていないため、日本人ユーザーが積極的に参戦する要素は希薄だが、今後のアップデートで何とか翻訳に対処してもらいたいところだ。
【おすすめポイント】 異なるモードで遊べる新作!
アップデートが望まれる新作
約1年の早期アクセス期間を経て正式リリースされた『BATTLE STEED : GUNMA (배틀 스티드 : 군마)』は、今後の定期的なアップデートが望まれる新作アクションゲームタイトル。正式リリース日にアップデート内容が公開されているが、ストア内のゲームシステムに関する記述が昔のままなのが気になる。
早期アクセス版の本作は最大で6vs6のチームバトルを標榜していたが、正式版では5vs5に変更。ただしストア内での記述は6vs6になったままで、ロボットの総数についても現状とは異なる。ストア内の説明が正確性を欠いているとユーザーからの信頼性が下がるので、早期の修正が望まれるところだ。
▲スケールダウンしてしまった点は否めない新作ゲーム。これからどう盛り返していくかが楽しみだ。
ただし正式配信時のアップデートでは、今後も作品が継続的に開発される旨が記載されているので、更に多くのプレイヤーを惹き付けるようなコンテンツの追加を期待したい。世界観とゲームシステム的には面白いものを持っている作品だけに、このまま消えてしまうのは非常に惜しい。開発者の奮闘に期待だ。
巨大ロボットを操作しながら白熱のバトルを体験できるアクションゲーム『BATTLE STEED : GUNMA (배틀 스티드 : 군마)』は、現在Steamで無料配信中。ストア内の説明文を一新し、再プロモーションを行っていけば、息を吹き返す可能性を秘めたタイトルと言える。興味が湧いた人はストアページをチェックしよう。
【おすすめポイント】 今後に期待のアクションゲーム!
BATTLE STEED : GUNMAスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 / AMD FX-6300 | Intel Core i7-8700K / AMD Ryzen 5 3600 |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 / AMD Radeon R7 260x | NVIDIA GeForce GTX 1060 / AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨 |
(C) MGAME Corporation.
BATTLE STEED : GUNMAの評価・レビュー・評判(0件)
このゲームの投稿レビューはまだありません。