2022/6/29からSteamで正式配信されているSektanの購入型PCゲーム。西部開拓時代のアメリカを舞台にゾンビを撃退する「ウェーブバトル」が展開する新作アクションシューティングゲームタイトル。
幅広い年代のプレイヤーが親しみやすいポリゴン調の登場キャラクターたち、ソロプレイ以外に最大4名のCO-OPを楽しめるローカルマルチプレイモード、カジュアルなシューティング要素が大きな魅力で、繰り返し何度でも遊べるアーケードライクなアクションシューティングゲーム作品を探している人におすすめ!
ネイティブアメリカンの呪いに立ち向かえ!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Rangers』は、西部開拓時代のアメリカを舞台にゾンビキャラとの「ウェーブバトル」が勃発するおすすめの新作。年代や性別を問わず幅広いプレイヤーが遊べる「ポリゴン調」の世界観とキャラクターが登場する必見のアクションSTGタイトルだ。
侵略者に土地を奪われたネイティブアメリカンが「呪い」をかけたことによって、人々が死を超越した「ゾンビ」となっているという世界観を持つ本作では、プレイヤーが街を守るレンジャーとして戦うプレイ要素が展開。四方から押し寄せてくるゾンビ軍団を次々と撃破しながら最高記録を目指すプレイを体験できるぞ。
▲自分たちの土地を一方的に奪われた首長が強烈な呪いで人々をゾンビ化する世界観が描かれる。
アウトローが活躍していた西部開拓時代にゾンビが出現するというシチュエーション世界観には、世界中で大ヒットを記録した『レッド・デッド・リデンプション』のDLC『アンデッド ナイトメア』との類似点があり、実際ゲームに登場する小さな町のロケーションデザインも同作に登場する「アルマジロ」に似ている。
ゲームはソロプレイ以外にローカルで最大4名の協力プレイにも対応しており、親しいフレンドや家族と一緒にプレイすることも可能。見た目と同じく内容的にもカジュアルな仕上がりとなっているため、リアルなホラーアクションゲームが苦手な人でも安心してプレイできる。ただし身体欠損表現はあるぞ。
個人のインディーゲームデベロッパーが開発した新作
作品を開発したのは、個人でゲーム開発を進めている新人インディーゲームデベロッパー「Sektan」で、本作は彼にとって2作目の掲載タイトルとなる。なお、ストア上でのアナウンスによると本作の収益は今後開発予定のVRゲームへ投資される予定となっているので、作風が気に入った人は作者をフォローしておこう。
Steamでの販売価格は620円と比較的安価。8種類の登場キャラクターを選んで外見変化を楽しめる以外に、マップも全部で10種類用意されているので、毎日異なるキャラとロケーションでゾンビウェーブバトルを楽しめて便利。インディーゲームの小作品ではあるが、内容的には手抜きが一切ない遊び甲斐満点の新作だ。
▲異なる10種類のマップを完備。ロケーションが変われば戦術も変化していくので、やり甲斐が出るぞ。
インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声には非対応。ただしゲーム内で目にするテキスト量はそれほど多くないため、基礎的な英語読解力を持って入れば十分にプレイできるはず。解除できるSteam実績も全部で14種類あり、実績ハンターを自負する人にもおすすめだ。
PC環境への要求スペックは中程度。推奨環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 980」で、メモリは8GBあれば十分なので、ミドルスペック帯のPCを持っていれば最高設定でも快適にプレイできるはず。インストールサイズも約580MBと驚異のギガバイト切りを達成しており、ストレージへの負担も皆無だ。
西部開拓時代のアメリカを舞台にゾンビを撃退するウェーブバトルが展開するアクションシューティングゲーム作品『Rangers』は、現在Steamストアで好評配信中。ポップなグラフィックで遊べるゾンビゲームを探している人や、パーティーゲームに最適な作品を求めている人には断然おすすめの新作タイトルだぞ。
【おすすめポイント】 安価にゲットできるゾンビゲーム!
ウェーブバトルを生き残れ!
『Rangers』で展開していくのは、ゾンビとなってしまった世界の住人たちが押し寄せてくるマップでの「ウェーブバトル」。登場する全てのゾンビを殲滅することで次のウェーブが解禁されていくという単純明快なシステムが最高に面白く、サードパーソンビューでのアクションシューティング要素に夢中になれるはずだ。
前述の通りプレイ開始時には男女別に用意されている操作キャラクターを選択可能で、その日の気分で異なるキャラを操れる。キャラ別のスキルや武器の違いはなく、公平に遊べる点がポイント。マップ内には異なる武器が置かれているので、ゾンビたちを撃退しながら新たな武器にチェンジする要素も大いに捗る。
▲狙いを定めてショットを決めていくプレイが展開。四肢欠損しても襲ってくるゾンビが怖い。
ゾンビキャラクターはヘッドショットで仕留めることができるが、撃ち損じて片足だけが吹き飛んだ場合、一本の足だけで迫ってくるので注意。カジュアルかつアーケードライクなアクションシューティング要素が身上のタイトルだが、当たり判定に関してはシビアで、的確な射撃テクニックが要求されるぞ。
武器に関してはランダムにスポーンするため、自分なりのバトルスタイルを構築しながら戦うことは難しいが、状況に応じてオールラウンドに立ち回るプレイが得意な人であれば本領を発揮できるはず。ポイントシステムやパワーアイテムのドロップシステムもあり、長く遊べるタイトルに仕上がっている。
マルチプレイ時にゲームオーバーになった場合には「観客モード」で観戦することもできるので、みんなでCO-OP要素を発揮しながら最高ウェーブに到達していくプレイも盛り上がる。エンターテインメント性に優れたゲームシステムを持つ必見のインディーゲームで、思わず夢中になってしまうこと請け合いだ。
【おすすめポイント】 ゾクゾクするバトルが展開!
安価ながら完成度の高い新作
西部開拓時代のアメリカでゾンビバトルに興じられる必見のタイトル『Rangers』は、価格帯と内容が絶妙にマッチしたおすすめの新作。ストーリー要素はなく、ボリューム満点のコンテンツが登場するわけでもないが、最高記録到達を目指していくウェーブバトルにはプレイヤーを夢中にさせる魅力がある。
先住民に関する偏見が気になる人もいるかもしれないが、本作に登場するゾンビキャラには白人種もいるので、あくまでゲーム演出の一環としてネイティブ・アメリカンの人たちが利用されているという認識で良い。過去の映像作品に出てくる「インディアン=悪」という短絡的な図式ではないので安心だ。
▲開拓時代にゾンビというミスマッチな世界観はオリジナルなアイデアではないが、やはり面白い。
西部開拓時代のアメリカを舞台にゾンビを撃退するウェーブバトルが展開するアクションシューティングゲーム『Rangers』は、現在Steamで好評配信中。みんなで集まってワイワイ盛り上がれるパーティーゲームに向いたおすすめのタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアでゲーム情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 コンパクトな仕上がりが秀逸な新作!
Rangersスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-6600K | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 970 | NVIDIA GeForce GTX 1080 |
VRAM | 4GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨 |
(C) Sektan.
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