2022/5/17からSteamで正式配信されているPrime Matterの購入型PCゲーム。2019年に発売された同名タイトルのグラフィック面とシステムを改良してスケールアップしたファン必見のオンラインRPG。
ファンタジーRPGの世界で「一般人」として過酷な冒険と戦いに挑んでいく世界観設定、過去に配信されたDLCを統合したゲームシステム、健康を気遣いながら探索を進めていくサバイバル要素、分割画面のプレイにも対応している協力プレイモードが大きな魅力で、やり込み度の高いRPGを探している人におすすめ!
決定版になって再登場!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Outward Definitive Edition』は、2019年に発表されて話題を読んだオンラインRPG『Outward』をグレードアップさせたファン待望の「決定版」。グラフィッククオリティーの向上と以前にリリースされたDLC2種類の統合が特徴となっている。
オープンワールド世界で主人公補正を持たない「一般人」の冒険者になって活動するという斬新な世界観が魅力のファンタジーRPG『Outward』は、全世界で100万本を売り上げる記録を樹立。日本ではEXNOAとDMM GAMESが配信を行ったことで知名度が上昇し、多くの日本人冒険者を獲得して現在に至る。
▲選ばれし者ではない「ただの一般人」として冒険とバトルを繰り広げていくRPG作品の決定版。
作品に収録されているDLCは第一弾の「ソロボレアンズ」と第二弾の「スリーブラザーズ」で、これらのコンテンツで実装されたシステムや機能に最初から触れられる点がポイント。また、ゲームシステム面に細かい調整が施されているため、単純にDLCを抱き合わせただけのタイトルとは一線を画している。
身体の健康状態を気にしながら冒険を続けていくサバイバルシステムが魅力で、生存を続けるために同じゲームをプレイしている仲間と協力し合う要素にも触れられるため、遊び甲斐は満点。一筋縄ではいかない過酷な冒険を通じて「生きていく充実感」を得られるハードコアなプレイ体験が待っているぞ。
日本向けのPS5バージョンも7月に配信予定
『Outward』はPC版以外にPS4、Xbox One向けにも配信されていたマルチプラットフォーム作品で、本稿でご紹介している『Outward Definitive Edition』のPS5向け日本版は、2022年7月にEXNOAからリリース予定。なお、同日にPS4向け『Outward』日本版の廉価版 (本編のみ)も発売される。
Steamでの販売価格は3999円。無印版のPCタイトル『Outward』とDLC「スリーブラザーズ」の2種類を所有している人は、無料で決定版にアップグレードできる。ただしCS機版のアップグレード機能に関しては現在問題が発生中とのことなので、該当する人はある程度進展があるまで待った方が良いだろう。
▲DLC導入によるアップグレードに関しては少々ややこしいので注意。公式サイトで確認すると安心だ。
インターフェースはデフォルトで日本語UIと字幕を実装しており、また部分的ながら汎用コントローラーの操作にも対応しているため、参入の敷居は低い。解除できるSteam実績も合計72種類と豊富なので、実績ハンターを自負している人にもおすすめ。ローカルとオンラインのマルチプレイに両対応しているぞ。
PC環境への要求スペックは中程度。最低動作環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 660」、推奨環境では「GTX 960」となるので、現行のローエンドPCであれば十分にプレイできるはず。ただしインストールサイズは約51GBと大きめなので、事前にストレージを整理して空き容量を確保しておこう。
2019年に発売された同名タイトルのグラフィック面とシステムを改良してスケールアップしたファン必見のオンラインRPG『Outward Definitive Edition』は、現在Steamで好評配信中。これから同作の世界を体験しようと考えている人にはピッタリの新作だ。今すぐストアで情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 ボリューム満点の新作RPG!
過酷な生存プレイを楽しもう!
『Outward Definitive Edition』最大の魅力は、一筋縄では行かないファンタジー世界での生存プレイ要素。借金を背負った状態でプレイをスタートするという設定もさることながら、飢えと乾きに加えて病気や消化不良などの健康状態にも注意しながらプレイを進めていくハードコアなプレイが展開していくぞ。
既存のPC向けゲームタイトルを「MOD」で改造して難易度を大幅にアップさせて楽しんでいるPCユーザーも多いが、本作および原作の『Outward』はそういった「玄人向け」のゲームシステムと設計を持っているRPGタイトルで、困難な状況やプレイの難しさを楽しめる人の為に存在している作品とも言える。
▲あえてプレイ困難なゲームシステムを搭載している点が秀逸。歴戦の猛者にこそ向いているRPGだ。
無論ファンタジー作品らしく「魔法」を習得して使うこともできるようになるが、そもそも呪文を手に入れること自体が大変なので、様々な面で苦労を重ねていくことになる。主人公補正が効いていない「一般人」の生存がいかに困難を極めるかをリアルに再現してくれるRPGで、長時間没頭できる要素が山盛りだぞ。
近年モバイル向けMMORPGなどで主流となっているお手軽なオートバトルや自動クエスト進行システムとも無縁で、生存しながら健康を保っていくためには「何をすべきか」を自分で考えなければならない。金策に走ってみるも良し、危険を承知の上で行動範囲を広げるも良しと、選択肢は無数に用意されている。
一応ゲームにはメインストーリーラインが設けられているため、成長を遂げながらNPCと交わり、時に派閥に加わりながら物語を進めていく要素もバッチリ体験できる。おおまかなゲーム構成は一般的なオンラインRPGと同じだが、異様な難易度を持っていることでプレイヤーを惹きつけてくれる作品と言えるだろう。
【おすすめポイント】 ハードコアな世界を生き延びろ!
親しい人と一緒に遊べる!
『Outward Definitive Edition』では、ファンタジーRPG作品としては極めて珍しい「分割共有画面」のマルチプレイがサポートされている。ゲーム好きな家族や友人と一緒にプレイするのにも最適なタイトルで、一緒に苦楽を共にしながらプレイを進めることで別の面白さも発見できるはずだ。
2種類のDLCを同梱してリリースされた決定版『Outward Definitive Edition』は、生ぬるい冒険に飽きてしまった「刺激を求めるユーザー」に断然おすすめの新作。不憫な身の上を持つ「一般人」として優しくない世界で生きていくプレイが非常に面白く、思わず時間を忘れてプレイしてしまうこと請け合いだ。
▲開発元「Nine Dots」のCEOの意向で採用されたという「分割共有画面」でのマルチプレイ。
無印版と比較してゲームシステムとグラフィック面が整備されている点も良く、DLC固有の不具合にもメスが入れられて改善しているため、安心してプレイを継続できる。無印版で挫折した人も、この決定版をきっかけに冒険へ舞い戻ってみると、開発者が意図した「ゲーム本来の面白さ」を発見できるかもしれない。
2019年に発売された同名タイトルのグラフィック面とシステムを改良してスケールアップしたファン必見のオンラインRPG『Outward Definitive Edition』は、現在Steamで好評配信中。ハードコアなファンタジー世界を探訪してみたい人は、今すぐストアにアクセスしてゲーム情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 マルチも楽しめる新作RPG!
Outward Definitive Editionスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-750 | Intel Core i5-2400 / AMD FX-8320 |
メモリー | 6GB RAM | 8GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GTS 450 / AMD Radeon HD 5750 | NVIDIA GTX 960 / AMD R9 280X |
VRAM | 1GB | 2GB |
HDD空き容量 | 15GB以上 | 15GB以上 |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 | インターネット接続環境が必要 |
(C) Prime Matter.
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