2022/3/27からSteamで正式配信されているCaxa Games Estudioの基本プレイ無料PCゲーム。SF世界のアリーナを舞台に「スライム弾」を用いた競技シューティングを繰り広げるアクションFPSタイトル。
「誰も死ぬことがない」という優しい世界観、スライム弾を放って相手を仕留めていく新鮮なプレイスタイル、武器スキンを変更できる数々のDLC、最大8名が対戦を楽しめるオンラインマルチプレイが大きな魅力で、年代や性別を問わず遊べるカジュアルなアクションシューティングを求める人におすすめの新作!
誰も死なないFPSが誕生!
PCゲームのポータルサイト「Steam」に登場した新作ゲーム『Camp Wars』は、「誰も死なない世界観」が特徴のアクションFPS。プレイヤーは「スライム弾」を発射する武器を用いながら相手プレイヤーとチームバトル形式で競い合い、娯楽性の高いシューティングバトル要素を体験できるようになっている。
ゲームの舞台となるのは架空の未来世界。ここでは銀河系レベルで放映されているリアリティー番組が人気で、プレイヤーはその出場者としてゲーム世界に降り立つことになる。開催場所が「サマーキャンプ」になっていることがタイトルの由来で、殺伐とした世界観とは無縁の平和な競技が繰り広げられていく。
▲子供から大人まで幅広い年代のプレイヤーが楽しめるゲームグラフィックも秀逸な新作FPS作品だ。
プレイ視点はファーストパーソンビューを採用。SF世界を題材とする作品らしく、画面の上下にはプレイアブルキャラクターが被っているヘルメットの「枠」が見える。ゲーム内情報にアクセスできるUIもヘルメットのバイザー部分に表示される演出があり、没入感満点にプレイを楽しめる点がポイントだ。
ゲームでは最大8名のプレイヤーが2チームに分かれて戦うオンラインPvP要素が展開。ソロ向けのモードは実装されていないため、遊ぶためには必ず誰かとマッチングする必要がある点には注意しよう。PCユーザーのフレンドが多い人にはおすすめの新作で、みんなを誘って遊べば大いに盛り上がれること請け合いだ。
新鋭のインディーゲームデベロッパーが送る新作
作品を開発したのは、ブラジルに本拠を構えているインディーゲームデベロッパー「Caxa Games Estudio」。本作が初のSteam掲載作品となる期待の新人で、今後の製品開発やアップデートにも期待が高まる。将来性のあるインディーゲームデベロッパーを応援したい人にもおすすめの新作ゲームだ。
基本プレイは無料のアイテム課金制。なお、本作は現在諸事情によって一時公開を見合わせている。恐らくサーバーもしくはゲームシステム回りに不具合が発生した可能性が高いが、公式サイトによるとこの措置は一時的であり、すぐに回復する予定だそうなので、早く遊びたい人はテストプレイ参加をリクエストしよう。
▲SF風のアリーナで最大8名のプレイヤーがバトルを楽しめる。UI回りのデザインがポップだ。
インターフェースはポルトガル語一択となり、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声環境は非搭載。ゲームシステムを理解してプレイを円滑に進めていくためには、基礎的なポルトガル語の読解力が要求される点には注意しよう。また他プレイヤーもこの言語で話す可能性が高いので、会話能力も必須だ。
3Dグラフィックを用いた作品ながらPC環境への要求スペックは低く、CPU内蔵グラフィックでも動く軽さが魅力。推奨環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 1050」「RX 560」なので、ロースペック帯のPCでも十分にプレイ可能だ。スペック面でも幅広いユーザーを巻き込める新作と言えるだろう。
SF世界のアリーナを舞台に「スライム弾」を用いた競技シューティングを繰り広げるアクションFPS『Camp Wars』は、現在Steamで配信準備中。リアルで残酷な描写が多いアクションFPS世界において稀有な存在だ。興味が湧いた人は今すぐストアで情報をチェックして、作品へのアクセスをリクエストしよう!
【おすすめポイント】 ユニークな世界観が光る新作!
チームワークで勝利を目指せ!
『Camp Wars』で展開するのは「キャプチャー・ザ・フラッグ」形式のバトル。フィールド中央には「旗」が置かれているエリアが存在し、両サイドから進軍した各チームは旗の奪取を目指してアクションシューティングバトルを繰り広げていくことになる。キャラが「死なない」以外の仕組みは一般的なFPSと同じだ。
移動アクションは「走る」「ジャンプする」の2種類しか存在せず、スライディングを用いて素早く移動できる作品に比べると見劣りする部分もあるが、その分操作体系はシンプルになっているので、オンラインチームバトル初心者の人にも遊びやすい作品と言える。走り回って相手を撃つ単純明快なプレイが痛快だ。
▲画面左下にはミニマップもあり、現在位置を把握することが容易。チーム力で勝利を目指そう。
本作のゲームモードは最終的に多くの得点を確保したチームが勝者となるシステムを持っており、そこに「チーム力」を発揮する余地が残されている。旗を奪ったプレイヤーは攻撃の対象になることが多いため、味方をカバーしながら得点を挙げていく連携プレイも重要。ソロプレイとは違った戦略性が特徴だ。
フィールド中央にある構造物には「旗」以外に武器を販売するベンダーが置かれており、プレイ中いつでもアクセスして新たな武器をゲットできるようになっている。試合時間が数十分続く作品なので、序盤と中盤、終盤で武器の種類を変えてバトルスタイルを変化させるプレイも捗ること間違いなしだぞ。
「銃で誰かを撃っていく」という世界観に抵抗がある人もすんなりと入り込める「競技性」に優れたシステムが痛快で、恨みっこなしでバトルを楽しめるため、気分転換にも最適なタイトル。試合時間の長さはややネックだが、集まったプレイヤー同士でワイワイ盛り上がりながら戦えるおすすめの新作ゲームだ。
【おすすめポイント】 共闘プレイが好きな人は必見!
カスタマイズで個性を主張!
『Camp Wars』には、プレイヤーが自分の個性を主張できる武器スキンのカスタマイズシステムが搭載されており、課金要素でこれらを購入することで「目立つ存在」になれる。ストアでは1つ122円で販売中のスキンを見ることが出来るので、要素が実装されたら自分好みのスキンに変更してゲーム世界を遊び尽くそう。
配信開始直後に「非公開」となり、現在は「プレイテストへの参加」という要件でプレイヤーを募っている『Camp Wars』は、今後のアップデートとゲームシステムの発展が求められる新作。しばらくは参加ユーザーを制限した形で運営していくことになりそうだが、色々と頑張って欲しいタイトルだ。
▲初動でコケてしまった感は否めないが、オンラインゲームを運営する難しさを感じられる新作だ。
本作はSteamでの配信前に、限定されたブラジル在住ユーザーに対してテスト配信が行われていたタイトルで、その後万全を期してSteamに登場している。今回の措置が改善して幅広い世界のユーザーがアクセスできるようになれば、8名が参加するチームバトルも大いに盛り上がっていくことだろう。今後に期待しよう。
【おすすめポイント】 進化に期待の新作FPS!
Camp Warsスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 / AMD FX-6300 | Intel Core i7-6700K / AMD Ryzen 5 1600 |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 / AMD Radeon R9 280 | NVIDIA GeForce GTX 1070 / AMD Radeon RX Vega 56 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続環境が必要です。SSD推奨。インターネット接続環境が必要です。 |
(C) Caxa Games Estudio.
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