2022/3/16からSteamで早期アクセス版が配信されているGKDの基本プレイ無料PCゲーム。オリエンタルなホラー文化を体験しながらオンラインで非対称型対戦プレイを楽しめるアクションゲームタイトル。
東洋に伝わる「悪霊退散」の概念を織り込んだ世界観、1人の幽霊プレイヤーと5名の人間プレイヤーで対戦を繰り広げるクラシックモード、10名のプレイヤーの中に2名の裏切り者が存在する人狼殺しモードの存在が大きな魅力で、フレンドや世界のユーザーと一緒になって盛り上がれる非対称型対戦ゲームを求める人におすすめ!
東洋世界で悪霊退散!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Spirit Detective』は、オリエンタルな魅力を持つマップを舞台に、プレイヤー同士が「非対称型対戦プレイ」を楽しめるおすすめの新作。「悪霊退散」の世界観を持っている点が特徴のホラーアクションゲームタイトルだ。
戦うのは「人間」と「幽霊」で、どちらのキャラクターもスキルを持っており、それぞれの勝利条件に向けて活動しながら戦いを繰り広げていくことになる。Steamのストアページでは人間キャラを「超能力探偵」という名称で呼んでいるが、ゲーム内容を鑑みると「霊能力者」と言った方が分かりやすいかもしれない。
▲超常能力を発揮できる人間と危険な悪霊が激突するおすすめの「非対称型対戦」アクションゲームだ。
ゲームには5対1で人間と幽霊の戦いを体験できる「クラシックモード」以外に、10名のプレイヤーの中に「裏切り者」が2名紛れ込んでいる「人狼殺しモード」も搭載。こちらのモードは人狼ゲームを元に構築されたモードで、お互い疑心暗鬼になりながらも紛れ込んだ裏切り者を排除する展開が巻き起こる。
複数用意されているスキルを使いこなしながら、時にアイテムも活用して対戦プレイを楽しめる点がポイントで、オンラインでフレンドや世界のユーザーと一緒になって対戦・協力プレイ要素を堪能できる新作。人間キャラクターと幽霊には複数のバリエーションが存在するので、繰り返しプレイにも強いぞ。
香港のゲームスタジオが開発中の新作
本作を開発しているのは、香港に本拠を構えているインディーゲームデベロッパー「GKD」。2021年に本作と全く同じゲームシステムを持つタイトル『Soul Dossier』でSteamデビューを飾った新人で、現在は約2週間後に控えている正式版の配信に向けて開発を継続中。今後のアップデートと開発進捗にも期待だ。
基本プレイは無料のアイテム課金制。インターフェースは日本語を含む全13ヶ国語で、参入の敷居は低い。一応シングルモードでも遊べるが、本作はマルチプレイモードで対人戦を行うことを前提に開発されている作品のため、プレイ前に親しいユーザーを誘っておくと安心。みんなと東洋の悪霊退散を楽しもう。
▲雰囲気満点のロケーションが登場して気分を盛り上げてくれる。それぞれの目標に向けて戦おう。
早期アクセス版の段階でありながら、基本的なゲームモードとシステムは全て揃っており、一通りのプレイを楽しむことが可能。ただし固有のバグや不具合も散見されるため、万全な状態でプレイしたい人は正式版まで待つのが無難。意見やフィードバックを送って開発を支援したい人には向いている新作だ。
3Dモデリングのキャラクターが複数動き回る作品なので、PC環境への要求スペックはやや高め。推奨環境で要求されているグラフィックボードは「RTX 2060」もしくは「RX 5600XT」で、最高設定で遊びたい場合にはミドルスペック帯のPCが必要になる。インストールサイズも30GBとやや大きめだ。
オリエンタルなホラー文化を体験しながらオンラインで非対称型対戦プレイを楽しめるアクションゲーム『Spirit Detective』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。悪霊退散の世界をみんなと楽しみたい人は、今すぐストアにアクセスしてゲームの詳細な情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 没入感満点の非対称対戦型ホラーゲーム!
異なる立場でプレイを楽しもう!
『Spirit Detective』には2種類のゲームモードが搭載されているが、両者に共通しているのは「全く異なる立場でプレイできる」という点。協力プレイ要素が必須な人間キャラクターも操作できれば、知略と狡猾な手段を駆使して立ち回る幽霊や裏切り者としてもプレイできるので、面白さが広がるぞ。
5対1の非対称型対戦プレイが展開する「クラシックモード」に登場する幽霊には10種類のパターンが存在し、それぞれ異なる特性とスキルを持っている。それぞれのキャラが数の面で劣る不利を覆すだけの能力を持っているので、集団行動している人間キャラクターたちを徐々に抹殺しながら勝利を目指そう。
▲幽霊キャラクターの選択画面。女性幽霊の「Li」は追跡能力に長けた手強いキャラクターだ。
一方の「人狼殺しモード」では、10名参加している人間プレイヤーの中に2名の「裏切り者」が存在することで緊張感のあるプレイが展開。裏切り者として選ばれたプレイヤーは、ミッションを達成しようとしている人間キャラに紛れ込みつつ、目標の阻害と他プレイヤーの抹殺を企んでいく狡猾なプレイ要素を体験できる。
非対称型対戦プレイのゲーム、特に人狼ゲームでは役割になりきって上手に行動していくことがプレイを盛り上げる要素に直結しているため、もし自分が悪役になった場合には他プレイヤーを震え上がらせる存在として行動していこう。オンラインで強者同士がマッチングした際に進化を発揮する新作タイトルだ。
なお、ゲームには初心者にもプレイの仕組みとルールを理解できるトレーニングモードも実装されており、徐々に世界観とアイテム・スキルの効果を把握しながら遊べる点もポイント。周囲を見渡しやすいサードパーソン型視点で世界観に浸りつつ、それぞれに与えられた役割を全うして対戦・協力要素を堪能しよう。
【おすすめポイント】 繰り返しプレイに強い新作!
今後のアップデートが楽しみな新作
約二週間後の正式版配信を目指している『Spirit Detective』は、今後の開発進捗とアップデートが楽しみなタイトル。現時点で発生している不具合やバグを早急に修正し、みんながマッチングしてスムーズにプレイできる作品へと進化すれば、これからのプレイ人口増加が期待できる。今後の展開に注目しよう。
その一方で、全く同じと言っても良い見た目とゲームシステムを持っている前作『Soul Dossier』との差別化もポイントになってくるはず。ゲームモードまで全て同じ作品を2回連続でリリースする意味は余り感じられず、それなら前作に磨きをかけたほうが人の集まりも良くなると思われるが、この点も今後に期待だ。
▲ゲームシステム自体は完成されているが、現時点ではバグや不具合が多い。改善と進化に期待しよう。
オリエンタルなホラー文化を体験しながらオンラインで非対称型対戦プレイを楽しめるアクションゲーム『Spirit Detective』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。基本無料で誰でも気軽にダウンロードできるホラーアクションゲームだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 正式版に期待の新作ゲーム!
Spirit Detectiveスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB以上 |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続環境必須高品質設定でのプレイにはSSD推奨 |
(C) HongKong GKD.
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