2021/1/19からSteamで配信されているZettaZedの購入型PCゲーム。仮想世界に送り込まれたロボットとして様々なアクションを行いながら生存を目指していく新作シミュレーションRPG。
中世ファンタジー風の世界にロボットとして降り立つというユニークな世界観、探索を行いながら様々なアイテムを手に入れていくプレイ要素、オンライン協力プレイや建造物建設、敵キャラクターとの戦いなど多彩なコンテンツが大きな魅力で、不思議な世界観の中で活動していくRPGを求めている人におすすめ!
仮想世界を生き抜こう!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『The Alpha 001』は、シミュレートされた仮想空間内へと送り込まれたロボットとして環境に適応しながら生存を目指していくおすすめの新作。三人称視点(TPS)で展開していく不思議な世界での生活体験をたっぷりと味わえるシミュレーションRPG作品だ。
プレイヤーは主人公ロボット「The Alpha 001」として仮想現実世界に降り立ち、そこでアクセスできる多彩なコンテンツに触れながら生存を目指していく。仮想世界を生み出した実験者は過酷な環境を用意しており、プレイ中には敵とのバトル要素も発生。様々なアクションに適応していくことが大切になるぞ。
▲食事を摂ることで健康を維持できるロボットとして中世で活動を繰り広げていくシミュレーションRPG。
ファンタジーRPG作品に登場しそうな牧歌的な風景と自然豊かな世界が特徴で、そこに近未来的な浮かび上がるUIとロボットの存在が溶け込み、摩訶不思議な世界観が生まれている点がポイント。通常は上手く混ざり合うことのない素材を撹拌してインディーゲームタイトルらしい尖ったワールドが形成されている。
ゲームはソロプレイ以外にオンラインでのマルチプレイをサポートし、親しいフレンドや知り合ったユーザーと一緒に奇妙な仮想世界の生活を体験することも可能。探索を進めながら世界観とゲームシステムを理解し、アクセスできる多彩なコンテンツをモノにしながら生存を続けるプレイを一緒に体験できるぞ。
ロシアのインディーゲームデベロッパーが送る新作
本作を開発・運営しているのは、ロシアに本拠を構えるインディーゲームデベロッパー「ZettaZed」。本作が初のSteam掲載作品となる若手で、今後の作品開発の楽しみ。ちなみに彼らは公式YouTubeチャンネルを持っているので、作品に興味が湧いた人は一度彼らのチャンネルもチェックしてみると良いだろう。
Steamでの販売価格は720円と比較的安価。オンラインでマッチングできない人はフレンドにプレゼントして、一緒に協力プレイ要素を楽しむのもアリだ。ただしインターフェースは英語とロシア語の二択となるため、システムを把握しながらプレイを進めていくためには、どちらかの言語を解読できる必要があるぞ。
▲実験体として仮想世界での生活を余儀なくされるロボットを描く新作。シュールな世界観もグッドだ。
PCへのシステム要件は軽めで、最低動作環境で提示されているCPUはIntelの「i3-8100」で、グラフィックボードは2GBのVRAMを搭載した「GTX 1030」。ロースペックのPC環境でもプレイできる軽さが特徴の作品で、幅広いプレイヤーが世界観を楽しめる。インストールサイズも約10GB程度と平均的だ。
解除できるSteam実績も13種類用意されているため、様々なアクションを起こしながら実績を解除していくプレイも大いに捗る。初心者プレイヤーに向けたチュートリアルセクションも用意されており、初見でも徐々にプレイ要素とコツを掴めるはず。ワクワクの探索を続けながらゲームの世界を堪能しよう。
仮想世界に送り込まれたロボットとして様々なアクションを行いながら生存を目指していく新作シミュレーションRPG『The Alpha 001』は、現在Steamストアで好評配信中。言語の壁さえ乗り越えられれば奇妙な仮想世界の世界を楽しめること請け合いだ。今すぐストアにアクセスして情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 ロボットの冒険が始まる!
やれることが盛り沢山!
『The Alpha 001』で体験できるのは、仮想世界で生き抜くためにアクセスしていく様々なコンテンツ。オープンワールドで再現された世界を自由に行動しながらアイテム発見を行っていくプレイは無論のこと、村を襲う邪悪なオークと戦ったり、クラフト要素で村を巨大な要塞に変えたりすることもできるぞ。
サバイバルシミュレーションゲーム的な側面もある本作では、主人公であるロボットの空腹を満たしながらプレイを継続していく要素も展開。具体的に「これをしろ」という指示が登場しないため、かなりの自由度を誇る作品だが、それ故に迷うことも多い。チュートリアルで仮想世界の仕組みをしっかりと勉強しておこう。
▲様々なアクションに着手できる反面、何を最優先で進めればよいかに迷うことも。色々考えよう。
手に入れたアイテムは「チェスト」で安全に保管することができ、クラフトを進めるために多彩な資源を収集していくプレイも大いに捗るはず。ロボットになりきって行動するというRPG作品ではあるが、構造的にはサンドボックスゲームの金字塔『マインクラフト』に近い。試行錯誤で行動することが楽しい新作だ。
建造物にも着手できるクラフトシステムの自由度も高く、戦いで破損してしまった自分自身も治すことができる。プレイ中に遭遇する敵「オーク」の驚異から村を守るために要塞を建造し、経済要素にアクセスして売買をしてみるのも良いだろう。移動が面倒になった場合にはテレポートや馬も利用できるぞ。
フィールドを散策していると檻に閉じ込められたロボットを発見することもあり、テキストでは多くが語られない本作の「ストーリー要素」も徐々に透けて見えてくる。なぜ主人公はこの世界に送り込まれているのか、そしてロボットを仮想世界に送り込んだ人物が考えていることは何なのか。色々と考察していこう。
【おすすめポイント】 コンテンツ満載のSRPG!
アップデートによって世界観が安定
本作は配信当初完成度が非常に低く、それが原因で低評価を受けていたが、2021/7/31のグローバルアップデートによって90%以上のシステムが改善され、現在は普通に遊べるゲームへと進化を遂げている。早期アクセス期間を省いていきなり配信してしまった点が惜しまれるが、今後のアップデートにも期待しよう。
批判的な意見の中にはUnityのアセットを利用しているというものもあるが、商用利用が許可されているアセットを活用することには何の問題もない。ただしSteamユーザーの目は厳しいため、いずれは開発者のオリジナルカラーを出していかないと今以上の人気は出ないだろう。さらなるブラッシュアップも必要な作品だ。
▲アセットを組み合わせて奇妙な世界観を生み出している点は素晴らしい。着眼点が面白い作品だ。
好奇心の赴くままにゲームを生み出せる点がインディーゲームデベロッパー最大の特権で、そこにはクライアントによる制約も制限も存在しない。自由な発想で生み出された原石のようなゲームをプレイすることが好きな人にもおすすめのタイトル『The Alpha 001』は、現在Steamストアで好評配信中だ。
【おすすめポイント】 インディーゲームらしさが光る新作!
The Alpha 001スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨 |
(C) ZettaZed.
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