【Evil Mansion】無料で遊べる人狼ゲーム！最大10名のプレイヤーが一緒に心理戦を体験できるおすすめ新作シミュレーションゲームがSteamで好評配信中。

2021/3/23からSteamで早期アクセス版が配信されているCeeeb Studioの無料PCゲーム。不気味な洋館を舞台に様々な職業を演じながら人狼ゲーム要素に挑む3Dシミュレーションゲームタイトル。

最大で10名のプレイヤーをサポートするオンラインマルチプレイ要素、データ回復を目指していく従業員としてのプレイと、従業員を密かに殺害していく裏切り者としてのプレイ、ボイスチャットで議論できるシステムが魅力で、3D画面で人狼ゲームを楽しみたい人、開発途上のゲームに意見を送ることが好きな人におすすめ！

不気味な洋館で3D人狼ゲーム！

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Evil Mansion』は、カルト教団がらみの事件が発生した洋館を舞台に、最大で10名のプレイヤーがオンラインマルチプレイで「人狼ゲーム」要素にチャレンジするおすすめの新作。無料でプレイできる3D型シミュレーションゲームだ。

プレイ視点は、没入感を高める一人称視点(FPS)を採用。ユーザーは2年前にカルト教団の本拠地だった屋敷に入り込む調査団員の1人としてゲーム世界へ降り立ち、警備員や医師、探偵など様々な職業から1つを選んで従事しながらドキュメンタリーフィルムの製作に参加していく。バックストーリーが充実した新作だ。

▲悪しき噂が絶えない屋敷に乗り込んでドキュメンタリー番組製作に協力することが目的となる新作ゲームだ。

2年前にカルト教団のメンバーが自殺したこの屋敷は、その後引っ越してきた家族にも不幸を巻き起こし、さらにプレイヤー達よりも前に屋敷に到着していたはずの番組製作メンバーも行方知れずとなっている。確実に「何か」があるホラー要素満点の世界を舞台に、プレイヤー間の心理戦要素が展開することになるぞ。

善良な調査団員となったプレイヤーは、各種の職業を引き受けながら行方不明になった同僚たちが設置した信号モニターの電力を回復するために行動していく。ただしゲームには2名の「裏切り者」に指定されたユーザーが参加しており、彼らは善良なユーザーの殺害に挑む。異なる目標を持った者同士の対立構図を楽しもう。

ゲームには「ボイスチャット」機能を通じて他プレイヤーと協議できるシステムがあり、人狼ゲームらしく「投票」によって怪しい人物の行動がマークされていく。投票イコール排除ではなく、最後の最後まで油断できない展開が巻き起こる点がポイントで、そこが一般的な人狼ゲームとは大きく異なる部分だ。

新鋭ゲームデベロッパーが開発中の新作

作品を開発しているのは、新鋭のインディーゲームデベロッパー「Ceeeb Studio」。本作が初のSteam掲載作品となる期待の若手で、現在は約3ヶ月後に予定されている正式バージョンの配信を目指して目下製品を開発中。新人デベロッパーに意見やフィードバックを送ることが好きな人にもおすすめの新作だ。

▲ボイスチャットを用いて議論を交わす画面。ここで最多得票を獲得した人物はマークされることになる。

インターフェースは英語と中国語の2ヶ国語のみで、残念ながら日本語環境は非搭載。大前提としてゲーム内では必ずボイスチャットを交わしてコミュニケーションを取ることになるため、外国人プレイヤーとプレイする際に一般的な語学力を持っていないと詰んでしまう。語学に自信がない人は要注意だ。

インストールサイズは約3GBとスマホアプリ並みに軽いが、システム最低要件で提示されているグラフィックボードが「GTX 1050ti」となっているなど、PC構成のハードルはやや高い。無料でダウンロードできる作品なので、まずはお試し感覚で落として様子を見るのもアリだ。事前にプレイ環境を整備しておこう。

没入感が高まる一人称視点でそれぞれのプレイヤーがアクションを進めていく新作ゲーム『Evil Mansion』は、現在早期アクセス版としてSteamで配信中。最低参加人数は5名からとなっているので、フレンドユーザーが多い人にはおすすめの作品だ。今すぐストアにアクセスしてゲームをダウンロードしよう！

【おすすめポイント】 心理バトルの幕が上がる！

役になりきって行動しよう！

人狼ゲームの醍醐味は、参加したプレイヤーが引き受けた役割を演じきるところにある。善良なプレイヤーはそれらしい行動を取り、裏切り者に指定されたプレイヤーは相手のスキを巧妙に突いていく心理戦要素を仕掛けることでゲームに面白さが生まれるため、役者が揃っているほど盛り上がるぞ。

本作に登場するキャラクターは、役割によって装備しているアイテムや能力が異なり、これらを活かしていくプレイも求められる。銃を持っている警備員、瀕死のプレイヤーを蘇生できる医者、死体を調べて殺害状況をチェックできる探偵など、本作にはバリエーション豊富なキャラクターが揃っていて面白い。

▲ゲームのインターフェースは視界を阻害しないコンパクトな設計。ただしフォントはやや小さめだ。

ゲームを最も効果的に進めるためには8名から10名のプレイヤーが参加していることが求められるので、プレイ前にはフレンドユーザーに声を掛けて一緒に時間を合わせて遊ぶと良いだろう。野良で参加しているとマッチングすることが難しく、またたとえ人数が集まっても語学の問題でプレイが詰む可能性がある。

調査員として参加しているメンバーの勝利目標は、裏切り者として潜伏しながら行動している2名のプレイヤーを特定して殺害すること、もしくはデータを全て回収することで、裏切り者の目標は調査団員メンバー全員の殺害となる。異なる目標へと突き進むプレイヤーたちが交錯する瞬間こそが本作最大の魅力だ。

▲データを復旧させるためにはパズルアクション要素にもチャレンジしなくてはならない。非常に難解だ。

なお、裏切り者に指定された2名のプレイヤーは、他プレイヤーに聞こえない回線で秘密の会話を行うことが可能で、知恵を出し合いながら作戦を練り、お互いに口裏を合わせて投票でマークされないように立ち振る舞える。ボイスチャット機能を最大限に活かしながらプレイを続け、勝利目標の達成に挑もう。

【おすすめポイント】 緊迫した時間を体験できる新作！

完成版が待たれる新作SLG

新鋭のインディー系ゲームデベロッパーが開発中の『Evil Mansion』は、今後の作品開発とアップデートの実装が待ち遠しい新作シミュレーションゲームタイトル。正式バージョンでは新規マップが実装される予定で、さらにネットワーク品質とボイスチャット品質の改善も図られることがアナウンスされている。

最低参加人数が揃わないとスタートできない点、そしてボイスチャットを使う関係上、多国籍のプレイヤーが一緒に遊ぶことが難しい点は明らかなネックと言えるが、同じ趣味趣向、会話言語を持っているPCユーザーのフレンドが多い人であればスムーズにプレイを進められるはず。大人数で参加してプレイを楽しもう。

▲今後のアップデートが待ち遠しい新作SLG。さらなるブラッシュアップで安定板を生み出してほしい。

役者が揃うことで真価を発揮するゲームシステムが冴えるおすすめの新作3D型人狼シミュレーションゲーム『Evil Mansion』は、現在Steamストアで好評配信中。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスしてゲームをダウンロードし、虚々実々の心理戦プレイをたっぷりと味わおう！

【おすすめポイント】 今後の展開が楽しみな新作SLG！