2021/10/22からSTEAMで正式配信されているバンダイナムコエンターテインメントの購入型PCゲーム。2003年のイラクを舞台に恐怖と葛藤に立ち向かう新感覚ホラーアドベンチャーシリーズ最新作。
最新ゲームらしい高度なグラフィックで再現されたゲーム世界、正体不明の「邪悪な存在」に対峙していく背筋も凍るプレイ体験、オフラインで5名、オンラインで2名が恐怖体験とストーリーを共有できるマルチプレイシステムが魅力で、『The Dark Pictures Anthology』シリーズファンの人におすすめ!
人気シリーズ第3弾がついに登場!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で好評配信中の『The Dark Pictures Anthology: House of Ashes』は、「新感覚の恐怖体験を継続的に提供する」というコンセプトの元でリリースされている人気シリーズの最新作。シネマティックな映像美を誇るホラー体験が魅力の「新感覚ホラーアドベンチャー」作品だ。
『Until Dawn (アンティル・ドーン) -惨劇の山荘-』で知られるSupermassive Gamesが開発を手がけている本シリーズは、これまでに2作品がリリースされており、本作は待望の第3弾にあたる。なお、シリーズ作品とは言えそれぞれの世界観は独立しているので、どの作品からプレイを始めても大丈夫だ。
▲全編がカットシーン級のクオリティーを誇るゲームグラフィックで恐怖体験の数々を堪能できるぞ。
本作の舞台は、イラク戦争末期の2003年。大量破壊兵器の存在を探るために活動していた特殊部隊とCIAエージェントは、戦闘中の事故によって地下へと誘われる。敵味方の双方が地下に閉じ込められた状態となる中で、現実世界を遥かに上回る恐ろしい「邪悪な存在」に直面していくことになるというのがプロットだ。
『The Dark Pictures Anthology: House of Ashes』のストーリー
紛争が終結に近づくにつれ、CIAのエージェントであるレイチェル・キングは、エリート軍の部隊に参加し、ザグロス山脈の影に隠れた地下化学兵器施設の疑いのある建物の調査を命じられる。座標に到着した部隊は、サリム・オスマン軍曹率いる現地パトロール隊に待ち伏せされる。
しかし戦いの最中、突如地震が発生し地面が陥没。地下深くに埋もれたシュメール神殿の遺跡に敵味方の双方が投げ込まれた。同時にアラビア砂漠の下の暗闇の中で、邪悪な何かが目覚める。その野蛮で、何者にも止めることができない、未知の古代生物の巣は、新たな獲物を待っていた。
恐怖に満ちた発見と究極の決断が、生き残った者たちに襲いかかる。彼らは自分の生存を優先するのか。それとも恐怖、敵対関係を無視し、一丸となって立ち向かうことができるのか・・。
地下に閉じ込められてしまった生存者たちの「葛藤」が描き出される点が作品の大きな特徴となっており、自分の生存を優先させるのか、それとも敵味方の関係性を捨てて共に手を取り合うのかという「究極の選択」が待ち受けている。プレイヤーの判断でプレイ内容と体験が大きく変わっていくスリリングな新作ゲームだ。
▲時代を超えて目覚めてしまった「邪悪な存在」との対峙がテーマ。そこに奥深い人間ドラマも展開する。
STEAMでの販売価格は3520円。自由に動き回りながら遊ぶタイプの作品ではなく、ある程度プロットに沿って行動しながらエンディングを目指すタイプのゲームなので、この価格設定は非常に妥当。ただし選択肢や行動次第でエンディングも分岐するので、真のエンディングを目指して繰り返しプレイできる面白さがある。
なお、STEAMストアでは本作を含む『The Dark Pictures』シリーズ3作品すべてがセットになったバンドル商品も6927円で併売中。こちらは単品購入するよりも34%お得にゲームをゲットできるので、予算に余裕があってシリーズを未体験の人は、一気に「大人買い」してみるのも良いだろう。
ゲームは日本語UIと字幕、そして汎用コントローラーでの操作をフルサポート。なお、製品はPC版以外にPS4とPS5、Xbox OneとXbox Series X/S向けにも同時販売中だ。極限状態の中で数々の選択肢を迫られる新感覚のホラーアドベンチャーにチャレンジしたい人は、今すぐゲームにアクセスしてプレイを始めよう!
【おすすめポイント】 待望の最新作で遊べる!
最良のエンディングを目指して進め!
立場が異なる5名のメインキャラクターたちの視点を切り替えながらプレイを進めていく『The Dark Pictures Anthology: House of Ashes』は、これまでのシリーズ作品と同様に「プレイヤーの判断」が分岐点となってストーリーが動的に変化。選択肢次第でエンディングも変化するやり込み度満点のプレイが展開する。
キャラクターが判断した選択が他のキャラクターを不幸な結末へと導くことがある点もシリーズ共通。この分岐点の多さとプロットの複雑さがリプレイ性をもたらし、最善の判断はどれだったのかを探るプレイも大いに捗る。シナリオの複雑さでは類を見ない作品で、没入感満点のエピソード展開を楽しめるぞ。
▲行動と選択が生死に直結していく新感覚のホラーアドベンチャー要素。これこそシリーズの真骨頂だ。
前述の通り本作はソロプレイ以外にオフラインで最大5名、オンラインで最大2名のマルチプレイにも対応しているため、フレンドを誘って一緒にプレイすればより深いプレイ体験を味わえる。試行錯誤を繰り返しながらみんなと一緒に最良のエンディングを探っていこう。ゾクゾク感と達成感を同時に味わえる新作だ。
なお、ローカルで遊べるゲームモードは「ムービーナイトモード」、オンラインで楽しめるモードは「共有ストーリー」と呼ばれており、同じマルチプレイでも遊び方が若干変わる。ソロプレイ以外にも遊び方の選択肢があることによってプレイの幅が広がっていくホラーアドベンチャーゲームとなっているぞ。
高品質なグラフィックで恐怖体験を味わえる新作
最新作になって一層凄みを増したグラフィックがフォトリアルな雰囲気を加速し、これまでで最も高い没入感を生み出している点が特徴。映画の世界に入り込んで主人公たちの運命を決めていくようなプレイを体験できるおすすめの新作PCゲームで、高品質な画像と演出に驚嘆すること請け合い。驚異の映像美を目撃しよう。
▲シリーズ定番となっているQTE方式のプレイ画面も登場。プレイヤーによって好みは分かれるかもしれない。
なお、ゲームグラフィックに特徴がある作品だけあって、PC環境への要件はやや厳しく、最低動作環境で推奨されているのは4GBのVRAMを搭載した「GTX960」もしくは「Radeon R0 380」以上なので、購入前に自身のPC環境をチェックしておこう。インストールサイズも65GB以上と重量級だ。
人気のホラーアクションアドベンチャーシリーズ最新作として登場した『The Dark Pictures Anthology: House of Ashes』は、シリーズファン必見の作品であると共に、これからシリーズ作をプレイしようと考えている人にもおすすめのタイトル。練り込まれたシナリオを体験して新たな恐怖に立ち向かっていこう!
【おすすめポイント】 選択肢で運命が変わる新作ホラーゲーム!
The Dark Pictures Anthology: HOAスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4690K または AMD FX-8350 | Intel Core i7-4770 または AMD Ryzen 5 1600 |
メモリー | 8 GB RAM | 16 GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 または AMD Radeon R9 380 | NVIDIA GeForce GTX 1060 または AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 4 GB | 6 GB |
HDD空き容量 | 65 GB | 65 GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 | 最低限の設定で快適にプレイするためのスペック高設定で快適にプレイするためのスペック |
© 2021 SUPERMASSIVE GAMES Limited. © BANDAI NAMCO Entertainment.
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