2021/9/17からSTEAMで正式配信されているAL-Mansoorの購入型PCゲーム。様々なマップを舞台に、プレイヤー同士のオンラインPvPを体験できるFPS/TPS型アクションシューティングゲーム作品。
リアルな3Dグラフィックで再現されたロケーション豊富な戦場、三人称視点で楽しめる操作キャラクターの軽快な移動モーション、多彩な武器を駆使しながら臨む5種類のゲームモードが大きな特徴で、ミリタリー系の世界観を持つFPS/TPSが好きな人、世界のプレイヤーと腕前を比べ合いながら戦いたい人におすすめのタイトル!
リアルなバトルを楽しもう!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で正式配信中の『GHD』は、最新ゲームらしい3Dグラフィックで再現された様々なロケーションを舞台に、スピーディーなアクションシューティング対戦を体験できるおすすめの新作ゲーム。三人称視点(TPS)と一人称視点(FPS)をミックスした視点でプレイを堪能できる作品だ。
本作の魅力は爽快なキャラクターの移動モーション。ダッシュとスライディング動作で素早く動き回るアクションが最高に面白く、躍動感満点の操作を体験できる。ダイナミックなアクション性でバリバリ戦えるFPS/TPS作品をプレイすることが好きな人にはバッチリハマる新作PCゲームと言えるだろう。
▲リアルなゲームグラフィックで再現されたフィールドでPvPを体験できる新作アクションFPS/TPSだ。
利用できる武器の種類も豊富で、遠くから狙撃するスナイパープレイや、近接で撃ちまくるスタイルなど、自分好みに戦いを進められるのでプレイの幅が広がる。チームで一緒に戦うゲームモードを選んだ際には、武器の特性を最大限に活用した戦い方でチームに貢献することも可能で、様々なプレイスタイルを体験できるぞ。
作品には全部で5種類のゲームモードが搭載されており、ルールが異なる条件下で白熱のアクションTPS/TPS要素を楽しめるようになっている。BOTが穴埋めしてくれるソロプレイとオンラインのマルチプレイPvPモードに両対応し、いつでもプレイを堪能できる点も秀逸。PCユーザーのフレンドが多い人にもおすすめの新作だ。
新人インディー系デベロッパーが開発した新作ゲーム
ゲームを開発したのは「Team GHD」で、パブリッシングは「AL-Mansoor」が担当している。どちらもSTEAM初登場となるインディー系のデベロッパーとパブリッシャーで、今後の製品開発とアップデートにも期待が高まる。知られざるインディーゲームを発掘することが好きな人は要注目の新人と言えるだろう。
STEAMでの販売価格は1220円で、ゲーム内には課金要素が存在する。インターフェースは英語を始めとする7言語を搭載しているが、日本語環境は非搭載。ただし内容は単純明快なアクションシューティングゲームなので、基礎的な語学力を持っていれば十分にプレイできるはず。世界のプレイヤーと対戦を楽しもう。
▲一人称視点と三人称視点を切り替えながら戦える新作ゲーム。銃器の作り込みも非常にリアルだ。
ゲームは汎用コントローラーでの操作に対応しておらず、プレイする際にはキーボードとマウスを用いることになる。PCでFPS系タイトルをキーボードとマウスで遊ぶことが多い人にはおすすめできるが、コントローラーでの操作に慣れてしまっている人には少し厳しいかもしれない。購入を検討する際にはこの点に注意しよう。
なお、詳細については後述するが、本作はストアページに詳しいシステム要件が提示されていないため、どの程度のスペックで動作するのか不透明。インストールサイズや推奨されるCPU、グラフィックボードなども現時点では分からないので、万全を期したい人はある程度待って情報が更新されるのを確認した方が無難だ。
3Dグラフィックのリアルな描写で再現されたロケーションを舞台に、ハイテンションなアクションシューティングバトルを体験できる新作PCゲーム『GHD』は、現在STEAMストアで配信中。ミリタリー系FPS/TPSをプレイすることが好きな人や、自分の操作テクニックを競い合いたい人にはおすすめのゲームタイトルだぞ。
【おすすめポイント】 世界のユーザーとPvP!
さらなる開発と情報開示が望まれる新作
躍動感溢れるアクションTPS/FPSを体験できる『GHD』だが、その一方でSTEAMストア上に表示されているカバーアートがアセットを流用している点についてSTEAMユーザーから指摘の声が挙がっており、オリジナリティーの欠如が露呈している。STEAMには厳しい目を持ったユーザーが多いので、早急な対応が必要だ。
商標権を侵害していない限り(法的に問題がない場合)、第三者が作成したアセットを活用することは全く問題ない。現にフリー素材や販売型素材などを活用しているSNSやサイトは無数に存在し、それらの画像を見ることは日常茶飯事。ただしゲーム業界においては独自性を持ったアートワークを求める機運が高いのも事実だ。
開発元の「Team GHD」には、自分たちが求めているアートワークを作成できるだけの人物が居なかったのかもしれないが、簡単に見抜かれてしまうようなアセット流用を行うよりは、外注して独自のアートワークを手に入れた方が良かったはず。今後本作を世界に広めていくためには、完全なるオリジナリティーが必要だろう。
製品情報の少なさはマイナス評価に繋がる
STEAMストア内の説明文が極端に少ない点もユーザーの不安を煽る要素。3Dグラフィックを用いた作品であるのにも関わらず、最低システム要件で表示されているのが「Windows 7/8/10」のみでは、具体的な情報が分からず躊躇する。基本無料ではなく、購入して遊ぶゲームである以上、一定の説明責任は果たして欲しい。
連絡先やアップデートに関する情報が全く上がっていない点も不安感を煽る要素で、ユーザーの意見を取り込んだ方向修正やアップデートが敢行されるかについても現状は不透明。開発陣が英語ネイティブではない可能性も否定できないが、オンラインで接続する作品の場合、あまりの言葉足らずはマイナスにしか働かない。
シーズン制を敷いてユーザーのプレイ継続意欲を煽るなど、オンラインPvPを標榜している作品らしい施策を行なっていかない限り、限りなくレッドオーシャンになっているSTEAMのFPS/TPSジャンルで生存していくことは難しいだろう。キャラのモーションが面白い作品だけに、非常に勿体無い状態に陥っている点が不憫だ。
インディー系のゲームデベロッパーも作品を発表できる場である「STEAM」には、ゲームが珠玉混在状態で並んでいる。大手メーカーも個人開発者も同じ土俵で勝負できる点が魅力のポータルサイトだが、本作のようにパブリッシングが不完全な状態でリリースされてしまう作品もあるので、ゲームを選ぶ際には気を付けてほしい。
説明文と情報のアップデートが切に望まれる新作ゲーム『GHD』は、現在STEAMストアで配信中。カジュアルなゲームプレイと抜群のモーションを持っている面白い作品で、今後のアップデート次第では化ける可能性も大いにあり得る。パブリッシャーと開発者がさらなる努力を行って、より良い方向性へと導いてほしいところだ。
【おすすめポイント】 今後の展開に要注目のFPS/TPS!
GHDスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-2500K または AMD FX-6300 | Intel Core i7-4770 または AMD Ryzen 5 1600 |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 770 または AMD Radeon HD 7970 | NVIDIA GeForce GTX 1060 または AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 50GB の空きスペース | 50GB の空きスペース |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続環境必須SSD 推奨 |
(C) AL-Mansoor.
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