2017/12/30からSTEAMで正式配信されているNorthwood Studiosの完全無料PCゲーム。超常生命体を保護・研究している不気味な施設を舞台に、様々な「ロール(役割)」に分かれながら戦うアクションFPS。
細分化されたロール(役割)によって生まれるバラエティー豊かなゲームプレイ、異なるキャラクターを扱うリプレイ性抜群のプレイ体験、「ボイスチャット」を活用しながら挑むオンライン協力要素が大きな魅力で、細かい設定を持っているやり込み要素満点のアクションFPSをプレイしたい人におすすめのタイトル!
研究施設のバトルに参加せよ!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で配信中の『SCP: Secret Laboratory』は、「超常生命体(SCP)」を保管・研究している研究施設内部を舞台に、オンラインで集ったプレイヤーたちが様々な「ロール(役割)」を演じながら戦いを繰り広げていくアクションFPS作品。完全無料で遊べるおすすめのゲームタイトルだ。
自然法に違反している生命体(SCP)を極秘裏に保護・研究している施設、というSci-Fiな世界観設定が特徴で、プレイヤーは「ライトコンテインメントゾーン」「ヘビーコンテインメントゾーン」「エントランスゾーン」「サーフェスゾーン」という4種類のフロアに分かれる施設内部でそれぞれの勝利条件を目指すことになるぞ。
▲プレイごとにランダム生成される研究施設内部で多彩な役割を持つプレイヤーたちが激突するPCゲームだ。
異常が発生して危険生物SCPが徘徊している研究施設内には、研究に従事している研究員や、彼らを保護しようとする警備員、実験対象として連行された被験体「クラスD」、クラスDの脱出を手助けしようとする財団の裏切り者「カオスインサージェンシー」などのキャラクターが登場。それぞれが異なる勝利条件を持っている。
プレイヤーには上記5種類に分けられる役割が与えられ、キャラクターに応じたロールを演じながらプレイを楽しめる。一般的なアクションFPS作品とは異なり、細かい役割分担が設定されている点が特徴で、毎回異なるロールを演じることでリプレイ性も向上。ありきたりなFPSに飽きている人にもおすすめだ。
100名以上が参加して作り上げた労作
ゲームを開発したのは、約100名のメンバーで構成されているインディー系デベロッパー「Northwood Studios」。本作が初のSTEAM掲載作品となる若手のスタジオで、公式サイトで活動資金の援助を求めている。様々な特典が用意されている月額制会員になることで彼らを支援できるので、興味がある人は覗いてみよう。
なお、本作は2012年に発表されたオープンソースのホラーアクションゲーム『Containment Breach』をベースにオンライン要素を加えた作品で、世界観やキャラクターなどが共通している。STEAMには架空財団「SCP」をモチーフとしたPCゲーム作品が多数存在するので、機会があればそれらも併せてチェックすると良いだろう。
▲架空組織「SCP財団」の世界観を持つPCゲーム。超常生命体に興味がある人にはハマる作品と言えるだろう。
プレイは完全無料。ゲーム内でのアイテム購入要素もなく、参入の敷居は非常に低い。現在は日本語インターフェースにも対応し、幅広い人が楽しめるようになっている。ただし海外のプレイヤーと一緒にプレイする際には「ボイスチャット」で会話を行えるだけの語学力が要求されるので、サーバー選びには十分に注意していこう。
要求されるPCのスペックがかなり低めに設定されている点も作品の魅力で、推奨要件で提示されているグラフィックボードは「GeForce GTX1050 Ti (2GB)」とロースペック。ゲーム本体のインストールサイズも約4GBと少ないので、多くのPCユーザーがプレイを楽しめるはずだ。ただし内蔵GPUには非対応だぞ。
超常生命体の研究施設でバトルが勃発するマルチロール型のアクションFPS作品『SCP: Secret Laboratory』は、完全無料で好評配信中。オンラインでプレイヤー同士の戦いを楽しむことが好きな人や、独自ルールを持つやり込み要素満点のFPSで遊びたい人にはオススメの作品だ。今すぐSTEAMストアにアクセスしよう!
【おすすめポイント】 研究所内の壮絶バトルにチャレンジ!
自分のロールを理解して遊ぼう!
前述の通り5種類の役割(ロール)が存在する『SCP: Secret Laboratory』では、プレイスタート時にランダムで与えられる「ロール(役割)」を理解しながら行動することが大切。単純に撃ち合ったり攻撃し合ったりするだけではなく、オブジェクト目標や最終目標へ向けて仲間と連携しながらプレイを進めていくことが求められるぞ。
例えば「施設警備員」に指定された場合、プレイヤーの役割は研究員を保護しながら危険を排除していくことになり、「カオスインサージェンシー」に指定された場合には、クラスDのプレイヤーが脱出することに協力していく。他のロールとの兼ね合いも存在する点が作品の特徴で、そこに深い協力プレイ要素が生まれるのだ。
▲危険な「SCPオブジェクト」で溢れかえった研究施設内部でそれぞれの役割を遂行していくプレイが展開。
超常生命体であるSCPオブジェクトに指定された場合の目標は、すべての人間プレイヤーたちを抹殺すること。立場が異なる2組のロールに対して1種類のロールが組み込まれた関係性が面白いゲームプレイを創出し、そこに無限大のリプレイ性が出てくる点が魅力。異なるロールに応じた行動と連携を繰り広げる楽しさがあるぞ。
複数の階層に分かれる研究施設のレイアウトも毎回変わっていくため、確実な攻略方法が存在しない点も秀逸。毎回緊張感満点にプレイを進められるFPS作品で、死亡すると別のロールでリスポンするシステムもあるため、何回遊んでも新鮮な気分でプレイできる。設定はかなり込み入っているが、慣れるとやみつきになるタイトルだ。
ボイスチャットが決め手!
複数のプレイヤーが異なるロールを演じながら激突する『SCP: Secret Laboratory』では、プレイ中に活用できる「ボイスチャット」が非常に重要。同じロール同士で会話をしながら進んでいくことが協力プレイ要素を加速し、ランダム生成される施設内の移動とバトルアクションもスムーズに行えるようになっていく。
ゲームには施設を破壊できる「核弾頭」も登場し、発動や無効化をめぐる対立構図も発生。作品独自のルールが多いため、初見でプレイすると意味が分からなくなることが多いが、徐々にロールの特性と役割、ゲームシステム全般に精通していけば、オンライン対戦プレイと協力プレイ要素がどんどん楽しくなっていくはずだ。
▲ホラーアクション要素とSci-Fiな世界観が秀逸なFPS。完全無料でも長く遊べる作品となっているぞ。
プレイヤー毎に異なるロールを演じながら、それぞれの勝利目標へ向かって突き進んでいくおすすめのアクションFPS『SCP: Secret Laboratory』は、現在STEAMストアで無料配信中。一風変わったルールでFPS対戦を楽しみたい人にはバッチリハマるゲームタイトルだ。今すぐストアにアクセスしてプレイを始めよう!
【おすすめポイント】 長く遊べるアクションFPS!
SCP: Secret Laboratoryスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7/8.1/10 (64bit) | Windows 10 (64bit) |
CPU | Intel Core i5-750 | Intel Core i7-4770K |
メモリー | 4 GB RAM | 8 GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 / AMD Radeon R9 280 | NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti / AMD Radeon RX 570 |
VRAM | 2 GB VRAM | 4 GB VRAM |
HDD空き容量 | 15 GB以上の空き容量 | 15 GB以上の空き容量 |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 | インターネット接続必須 |
(C) Northwood Studios.
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