2011/10/31からSTEAMで正式配信されているLever Gamesの無料PCゲーム。ゾンビで溢れかえった黙示録世界を舞台に最大8名のプレイヤーがマルチプレイで共闘するアクションFPS。
一人称視点で体験できるスリリングなゾンビとの死闘、プレイヤー同士の結束力がモノを言うオンラインマルチプレイ要素、2種類のゲームモードにチャレンジできるやり込み要素満点のシステムが大きな魅力で、完全無料で遊べるゾンビシューターを探している人、黙示録世界で生存を目指すバトルに参加したい人におすすめ!
完全無料のゾンビゲーム!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で正式配信中の『No More Room in Hell』は、課金要素一切なしでプレイできる完全無料のおすすめPCゲーム。人類の大半が感染によって「ゾンビ」と化した黙示録世界を舞台に、最大8名のプレイヤーが協力プレイ要素で生存を目指すゾンビサバイバルゲーム作品だ。
ゲームタイトルの由来は、1978年に公開されたジョージ・A・ロメロ監督のホラー映画『ゾンビ (Dawn of the Dead)』 に登場する有名なセリフから。「地獄に空きがなくなった場合、死者は地球を歩き出す」というセリフにちなんだ世界観を持つゾンビゲームで、絶望的な状況下で戦う恐ろしいプレイを体験できる。
プレイ視点は没入感満点の一人称視点を採用し、30種類以上の武器を携えながらゾンビの群れと対決する恐怖感満点のプレイを堪能できる。課金要素で強くなれるシステムが存在しないため、一緒に遊ぶプレイヤーの腕前次第でプレイ展開が大きく変わる点がポイント。実力勝負の世界でたっぷりとゾンビ討伐を楽しもう。
▲リアルな一人称視点でゾンビサバイバルアクションを体験できるおすすめのPCゲーム作品だ。
登場するゾンビの種類も多く、映画などでおなじみの「ノロノロ」と徘徊するタイプのゾンビや、現代ゾンビ映画風の「走るゾンビ」まで、多種多様な外見と性質を持ったキャラクターが登場。徘徊タイプは素早く通り過ぎることもできるが、数が多いと非常に厄介。そこに「恐怖心」も生まれ、プレイする手にも自然と力が入る。
ゲームモードには「サバイバルモード」「オブジェクティブモード」の2種類が存在し、それぞれ異なる条件でプレイが展開。前者では拠点の死守、後者では指定された場所への到達と脱出がクリア目標となる。オンラインで世界のプレイヤーたちと一緒になって協力プレイ要素を展開しながら、ゾンビたちの猛攻を切り抜けよう。
マルチプレイ要素を最大限に活かすため、本作には文章とボイスチャットで連絡を取り合えるシステムを内蔵しているが、プレイヤー同士の距離に応じて制限がかかる。また頼りになる銃器の弾薬も少なく、ゾンビに噛まれると感染してしまうなど、現実的な設定でプレイを体験できる点が魅力。ホラーアクションの真髄を味わえるぞ。
「MOD」が元になったゲーム作品
本作は元々『Half-Life2』のMODとして登場した経緯を持つ作品。2013年に完全スタンドアロン作品としてSTEAMに再デビューし、現在に至っている。Valve社が16年以上前に発表したゲームエンジン「Source」を利用しているため、現代の目で見ると一昔前の作品という印象は拭えないが、受賞歴も持つ優秀なゲームだ。
▲フォトリアルなグラフィックではないが、雰囲気は満点。むしろこのくらいの描画が一番怖い。
ゲームは標準で日本語インターフェースと字幕を完備。完全無料ということもあって敷居はかなり低く、幅広い年代の人がプレイを楽しめるようになっている。ただし海外プレイヤーとボイスチャットを行う場合には、会話をそつなくこなせる程度の語学力が要求される点には注意しておこう。日本人のフレンドを誘うのもアリだ。
プレイは完全無料だが、STEAMストアではゲームのオリジナルサウンドトラックが1010円で販売中。Pay to Win要素を一切排除した心意気に打たれた人は、開発者へのささやかなお礼として購入するのもアリだ。ちなみに本作は部分的ながら汎用コントローラーでの操作もサポートされており、CS機と同じ感覚で遊べるぞ。
登場から10年近くが経過している現在も、多くのユーザーで賑わっている人気のゾンビサバイバルゲーム『No More Room in Hell』は、現在STEAMで好評配信中。昔の作品だけあってシステム要件も低く、ロースペックなPCでもプレイできるアクションFPSだ。今すぐSTEAMストアにアクセスして作品をチェックしよう!
【おすすめポイント】 超人気の無料ゾンビゲーム!
2種類のゲームモードで生存を目指せ!
前述の通り、『No More Room in Hell』には2種類の異なるゲームモードが搭載されており、それぞれ異なるシチュエーションでゾンビの群れからの生存を目指すプレイを堪能できる。「オブジェクティブモード」と「サバイバルモード」の2種類にチャレンジしながら、最大8名のオンライン協力プレイ要素を体験しよう。
「オブジェクティブモード」の最終目標は「脱出」。プレイ中は様々な「小目標」が画面に表示されるので、みんなで力を合わせながら課題をクリアして先を目指していく。向かう先が同じなので連帯感も高まり、ピンチになった仲間を救出するプレイもしやすい。街中に溢れかえるゾンビの群れを倒しながら突き進もう。
▲地獄と化した地上を舞台に生存のための戦いを体験できる。アクション性抜群のモードだ。
市街地から建造物内部へ入り込む描写も発生する「オブジェクティブモード」では、ゾンビアクションゲームの金字塔『Left 4 Dead』に近いプレイ体験を味わえる。マップ内で適宜新たな武器類などを入手し、どこから湧いてくるか分からないゾンビの大群との交戦に備えよう。弾薬が少ないので、近接武器が非常に役立つぞ。
「サバイバルモード」は籠城戦。参加プレイヤーには守るべきエリアが与えられ、ウェーブ制で襲いかかってくるゾンビの群れからエリアを死守する戦いが展開する。数カ所設定されているエリアの占拠率はパーセンテージで表示され、全てがゼロになるかプレイヤーが全員死亡すると敗北。チームワークが要求されるモードだ。
窓枠に侵入対策として「木」を打ち付けるなど、籠城戦らしい描写も出る「サババルモード」はスリル満点。同じ場所でひたすらゾンビの群れを撃退するアクションがゾクゾクする体験をもたらし、動的な要素がある「オブジェクティブモード」とは異なるプレイを味わえる。エリアを分担して守っていく姿勢が必要だぞ。
▲チームワークで生存を目指して戦う「サバイバルモード」。状況判断が大切なモードだ。
全てのモードに共通する不安要素が「感染」。本作ではゾンビの攻撃を受けることによって操作キャラクターが感染し、治療行為を行わないと「ゾンビ化」してしまう。この辺りはタイトルの由来になっている映画『ゾンビ (Dawn of the Dead)』の恐怖に通ずるところがあり、不安感に襲われながら戦うスリルを体験できる。
爽快なアクション要素を排し、リアルなゾンビゲームとして人気を集めている『No More Room in Hell』は、現在STEAMで好評配信中。歯応え満点のゾンビシューターやアクションFPSを求めている人には断然おすすめの無料PCゲームだ。マルチプレイで力を合わせながら黙示録世界を生き抜きたい人は、今すぐプレイを始めよう!
【おすすめポイント】 協力要素で生き抜くゾンビゲーム!
No More Room in Hellスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows XP/Vista/7 | Windows XP/Vista/7 |
CPU | Dual Core 2.4 GHz | Quad Core 2.4 GHz |
メモリー | 2 GB RAM | 4 GB RAM |
グラフィックカード | ATI Radeon HD 3600 / NVIDIA Geforce 7600 | ATI Radeon HD 5830 / NVIDIA Geforce GTX 460 |
VRAM | 256 MB VRAM | 512 MB VRAM |
HDD空き容量 | 10 GB | 10 GB |
DirectX | Version 9.0c | Version 9.0c |
備考 | インターネット接続が必要 |
(C) Lever Games.
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