2021/4/17からSTEAMで早期アクセス版が配信されているraptor labの購入型PC/VRゲーム。オープンワールドで再現された世界を舞台に犯罪者のバトルロイヤルに挑むアクションFPS/TPS。
『GTAオンライン』を想起させるクライムアクション型のゲーム世界、バトロワ要素の中に犯罪ミッションを織り込んだ独自のゲームシステム、オンラインで世界中のユーザーたちと一緒に殺し合いを行う世界観、VRモードへの対応が大きな魅力で、悪の限りを尽くすクライムアクションが好きな人におすすめのタイトル!
VR対応の「犯罪者バトロワ」が誕生!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で配信中の『GangV | Civil Battle Royale』は、64平方キロメートルのオープンワールドで再現された世界を舞台に、オンラインで繋がったユーザー同士のバトルロイヤルを体験できるおすすめの新作PCゲーム。犯罪者として過激な殺し合いに挑むアクションFPS/TPSだ。
プレイヤーは犯罪者としてゲーム世界に降り立ち、時間経過で縮小していく安全地帯に気を配りながら、他プレイヤーとのPvPを繰り広げていくことになる。車両を乗り回しながら広大なマップを移動することが可能で、登場する多彩な武器類を操って白熱のアクションシューティング要素を体験できる点が大きな特徴だ。
本作ではさらにバトロワ中に「ミッション」が提示され、特定のNPCを襲って現金を強奪する仕事が課せられる。奪った資金は武器屋で新たな武器を購入することに利用でき、それがバトル終盤のPvP要素を盛り上げていく仕組みだ。バトルロイヤル対戦の中に「お題」が提示される点がユニークな新作バトロワゲームだぞ。
▲広大なオープンワールドで再現された世界を舞台に「犯罪者バトロワ」が繰り広げられる。
海外ゲームを好んでプレイする人であればお分かりの通り、本作の元になっているのは明らかに『Grand Theft Auto V』のオンライン型コンテンツ『GTAオンライン』。オープンワールド型クライムアクションという括りも同じで、ゲームタイトルにもその影響がありありと窺え、時代設定や風景もかなり酷似している。
『GTAオンライン』にもバトロワ風ゲームコンテンツ「車両乱戦」があったが、本作の場合はバトロワの本家『PUBG』のゲームシステムに寄せている点がポイント。ただしエリアが縮小する中でPvPが巻き起こる要素以外に、特定のミッションを達成して「お尋ね者」になっていくという点に大きな違いがある。
『PUBG』の世界とは異なり、ゲーム内のマップには一般人も多数登場。日常生活を営んでいる人々がいる中でバトロワを展開し、彼らを殺害することもゲーム進行の必須条件となっているため、悪人プレイが苦手な人には向いていない。ゲーム内で凶悪な犯罪者になって暴れ回りたい人向けの新作クライムアクションゲームだ。
VRモードにも対応!
作品の魅力はVRモードの実装。ゲームは「Valve Index」「HTC Vive」「Oculus Rift」「Windows Mixed Reality」での動作に対応しており、立位または着席状態で犯罪者アクションを楽しめるようになっている。オープンワールド型のクライムアクションを没入感満点にプレイしたい人にもおすすめの新作PCゲームだ。
なお、本作は現時点で「早期アクセス版」の段階にあるため、プレイ中に予期せぬ不具合やバグに遭遇する可能性がある。これはVR環境と非VR環境問わず起こり得ることなので、不完全な状態のゲームをプレイすることに不安を感じる人は購入を控え方が良いだろう。反対にフィードバックを寄せることが好きな人にはおすすめだ。
STEAMでの販売価格は1520円。一部日本語インターフェースにも対応し、一度購入すればVRと非VRモードの両方で遊べるため、お得感は高い。現時点ではスコープアタッチメントを取り替えられる15種類の武器類と、18種類の改造可能な車両を実装し、ゲームのコアコンテンツは全てプレイできる状態だ。
▲一人称視点と三人称視点を切り替え可能。ミニマップを含むUIも『GTAオンライン』にそっくりだ。
ゲームを開発しているのは、インディー系ゲームデベロッパー「raptor lab」。STEAMには2017年から参入しているスタジオで、アクションFPS/TPSジャンルの作品製作を得意としている。VR専用ゲームを多く発表しているので、気になる人はSTEAMストアで同スタジオの他作品もチェックしよう。
『GTAオンライン』と『PUBG』を足して2で割ったような作風を持つ新作PCゲーム『GangV | Civil Battle Royale』は、現在「早期アクセス版」としてSTEAMで配信中。一般市民を巻き込みながら犯罪行為を行い、警察の追跡を逃れながらPvPデスマッチを繰り広げる世界に興味がある人は、今すぐストアにアクセスしよう!
【おすすめポイント】 過激なバトロワを楽しめる新作!
大興奮のクライムバトロワ!
『GangV | Civil Battle Royale』の醍醐味は、一般市民や警察を巻き込みながら進行していくバトルロイヤル要素。プレイ開始から一定時間で「お題」となるミッションが提示され、指定されたアクションを実行して現金を手に入れていく。その間にも安全地帯は縮小を続けていくので、素早く車両で移動する行動が求められるぞ。
指定されたミッションを実行し、店舗のオーナーを襲撃していくことで「現金」を入手できる。だがこの時点で犯罪者として「手配度」が付き、移動中に警察やSWATから狙われるようになっていく。PvP要素の中にPvE要素も入り込む点が作品の特徴で、そこに混沌としたゲームプレイが生まれてくる仕組みだ。
▲VRにも対応していることでグラフィックの質はやや粗め。だが一定のリアリティーはある。
強奪により獲得した現金は、車両や武器のアンロックに利用することができ、終盤になって強力な火力や移動手段が必要になる場合に重宝する。犯罪者らしい行動を行いながら他プレイヤーとバトロワで戦っていくシステムが面白いアクションFPS/TPSで、思う存分好き放題暴れ回れるので、ストレス発散にも最適だ。
ルールが独特なので初見では戸惑うことが多いかもしれないが、『GTA』シリーズと『PUBG』に触れたことがあるユーザーであれば「なるほど」と思うゲームシステムになっている。良くも悪くも「借り物」なシステムではあるが、そこもまたインディー系ゲームデベロッパーらしい着想と言えるだろう。
【おすすめポイント】 犯罪行為×バトロワを楽しめる!
正式配信バージョンに期待!
現在鋭意開発中の『GangV | Civil Battle Royale』は、最長で約3年後に予定されている正式配信バージョンの登場が待たれる新作PCゲーム。フルバージョンではさらなるミッションの追加や不動産購入オプションなどが実装される予定で、多彩なゲームモード実装についても言及されている。どのように広がるのか楽しみだ。
▲異なるロケーションを持った広大なマップは秀逸。これを余すところなく活かせるシステムが欲しい。
本家『GTAオンライン』と比べるとグラフィック面で一世代ほど引き離されているが、VR環境でのプレイも念頭に置いている作品なので、ある程度は仕方のない部分もある。オープンワールドで犯罪者プレイを満喫できる作品として活性化していくためにも、今後のアップデートが大いに待たれる新作PCゲームだ。
広大なオープンワールドで犯罪者バトロワを満喫できるアクションFPS/TPS『GangV | Civil Battle Royale』は、現在STEAMストアで「早期アクセス版」として配信中。安価に入手できるVR対応型のクライムアクションゲームを探している人にはおすすめの作品だ。興味が湧いたらストアをチェックしてみよう!
【おすすめポイント】 開発進捗に期待の新作PCゲーム!
GangV | Civil Battle Royaleスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-6600K | Intel Core i7-9700K |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 30GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続必須SSD推奨、インターネット接続必須 |
(C) raptor lab.
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