2021/2/5からSTEAMで正式配信されているSlitherine Ltdの購入型PCゲーム。中世ヨーロッパの世界を舞台に戦略性抜群のターン制ストラテジーに挑む歴史シミュレーション。
中世後期のヨーロッパで巻き起こった戦争を正確にシミュレーションした歴史シナリオと29種類に及ぶ国家と派閥の存在、100種類以上の及ぶユニット、2人のプレイヤーが一緒にプレイを楽しめるマルチプレイモードが大きな魅力で、歴史シミュレーションゲームをがっつり遊びたい人に断然おすすめのタイトル!
中世ヨーロッパの戦いが蘇る!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で好評配信中の『Field of Glory II: Medieval』は、2017年にSTEAMで配信された作品『Field of Glory II』シリーズの最新作となるおすすめのPCゲーム。前作では古代ローマ軍の戦いが描かれていたが、本作では中世ヨーロッパの戦争を俯瞰的に描き出している。
ゲームの舞台は西暦1040年から1270年までの中世で、作品には29種類に及ぶ国家と勢力が登場。ノルマン人や征服後のイングランド、フランス、ドイツ、スコットランド、ウェールズ、アイルランド、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、ボヘミア、ポーランドなど、多彩な国家と勢力を操作できる点が大きな特徴だ。
見所は完全武装したヨーロッパの騎士たち。中世ヨーロッパの戦争を描いた作品ではおなじみの全身武装を施した騎兵ユニットが大活躍する作品で、この時代に深い思い入れがある人には非常に刺さるストラテジーゲームに仕上がっている。ユニットの総数は実に100種類を超えるので、楽しさも大きく広がるぞ。
▲緻密なゲームグラフィックで中世ヨーロッパの戦いを再現。本格ストラテジーの世界を存分に楽しめる。
ゲームの開発は「Byzantine Games」、パブリッシングは「Slitherine Ltd」が受け持っており、このタッグは2017年の『Field of Glory II』と一緒。歴史を基にしたストラテジー作品の製作で有名な「Byzantine Games」の実力が遺憾なく発揮された新作PCゲームで、前作よりも進化したシステムが光る。
STEAMでの販売価格は3090円。サポートされる言語は4ヶ国語で、残念ながら今回も日本語インターフェース及び字幕・音声環境は非搭載。プレイを円滑に進めるためには、4ヶ国語のどれかに堪能である必要があるため、参入の敷居は非常に高い。ただし外国語を得意としている人であれば、問題なく遊べるはずだ。
ソロプレイ以外に、任意のキャンペーンシナリオや「歴史のIF(もしも)」を体験できるシナリオで2人対戦プレイを楽しめるマルチプレイモードも搭載されているため、プレイを進めて腕前を上達させ、世界のユーザーに戦いを挑むことも可能。自動マップ生成機能で新鮮なバトルを何度でも楽しめるぞ。
時代考証を綿密に行ったキャンペーンシナリオをプレイできる「本格的なターン制歴史シミュレーション作品」を求めている人には断然おすすめの新作PCゲームで、様々な条件下で勝利を目指してくプレイを大いに満喫できるので満足度は非常に高い。中世ヨーロッパの戦争を体験したい人は、今すぐ作品をチェックしよう!
【おすすめポイント】 人気歴史SLGシリーズ最新作!
キャンペーンで戦争を楽しもう!
『Field of Glory II: Medieval』には、史実をベースに再現された4種類の歴史キャンペーンモードが搭載されており、当時の戦いに想いを馳せながら、戦略性満点のバトルを楽しむことができる。プレイ前には該当するバトルについての簡単な説明と出撃させるユニットのデータを確認できるので、戦争を勝利へと導こう。
兵士ユニットを動かすことになるフィールドは正方形のマスで区切られており、マウスカーソルを合わせると地形の性質などが表示される。ユニットの移動特性と地形条件を鑑みながら徐々に自軍を動かしていくプレイが面白く、将棋の駒を動かしているような感覚で移動アクションを進められる点がポイントだ。
敵軍のユニットと自軍のユニットが隣接するとバトルが勃発し、画面上に表示されている兵士たちが槍や剣を振るうアクション表示に変わる。大部隊を率いながら戦いを行なっている場合には、これらの小競り合いが各所で繰り広げられることになるので、カメラ位置を調整しながら戦況を見守ろう。
▲緻密に描かれたユニットの描写が秀逸。ズームインやズームアウトで戦況を俯瞰できるぞ。
北方十字軍やモンゴル侵攻など、歴史の転換点となった中世ヨーロッパの戦争をゲームで再体験できるキャンペーンモードは没入感満点で、さらにサンドボックスキャンペーンシステムにアクセスすれば、登場するすべての国家でカスタム戦争を楽しむこともできるため、遊び甲斐も満点。戦術と戦略の腕前を存分に鍛えよう。
なお、ゲームには全部で6種類の難易度があり、プレイを続けて腕前を上達させ、さらに難しい難易度に挑戦するプレイも大いに捗る。相手となってくれる敵AIも非常に練り込まれており、歯応え満点の攻防戦が展開するぞ。配下として動いてくれるユニットを最大限に活用し、数々の戦いで圧倒的な勝利を目指そう。
「使いやすいインターフェースとマスターするのが難しいゲームプレイ」と公式でアナウンスされているように、本作は決して優しいゲームではない。慣れないうちは何度でも敗北した画面を見ることになるかもしれないが、どこが悪かったのかを冷静に分析し、異なる作戦と戦略で挑み続けることで勝利を掴めるようになるはずだ。
RTSシステムや歴史シミュレーションゲームを数多くプレイしてきたハードコアユーザーも満足させてくれるゲームシステムが光る『Field of Glory II: Medieval』は、初心者から上級者ユーザーまで、多くの人を虜にする新作PCゲーム。多彩なシチュエーションで歴史的な戦いを体験し、ゲームを極めよう。
【おすすめポイント】 圧倒的没入感でプレイできる新作!
長時間打ち込める新作PCゲーム!
前述の通り、『Field of Glory II: Medieval』にはフレンドや世界のユーザーと一緒に2人対戦プレイを楽しめるマルチプレイモードが搭載されており、さらにカスタムマップを手軽に作成できる「マップエディター」機能まで実装されているので、長時間プレイを楽しむことができる。一度購入すれば長く遊べる新作だ。
日本人ユーザーにとってゲームプレイ最大の障壁は「言語」ということになるが、前作では有志のユーザーがプレイマニュアルを翻訳するという快挙を達成しているため、本作でもそのようなムーブメントが起きれば参入の敷居は一気に低くなるはず。作品をきっかけに語学の勉強をするのもアリだ。
▲洗練されたインターフェースで歴史的な戦いを体験できる新作PCゲーム。やり込み度満点だ。
現在STEAMに寄せられている世界のユーザー評価も非常に高く、好意的な評価が多い。プレイ人口も多いため、オンラインマルチプレイで対戦相手を探す際にも有利だ。中世ヨーロッパの世界で起こった各国の壮絶な戦いをゲーム内でじっくりと再体験したい人は、今すぐSTEAMストアで製品情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 長期間プレイを楽しめるSLG!
Field of Glory II: Medievalスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7 / 8 / 10 (64-bit) | Windows 10 (64-bit) |
CPU | Intel Core i3 | Intel Core i5 or equivalent |
メモリー | 4GB | 8GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 750 Ti / AMD Radeon HD 7850 | NVIDIA GeForce GTX 970 / AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 1GB | 2GB |
HDD空き容量 | 5GB | 5GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 | インターネット接続が必要です。高解像度設定でのプレイを推奨します。 |
(C) Slitherine Ltd.
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