2020/10/28から早期アクセス版が配信されているWingsGamesの購入型PCゲーム。VRで広がるSF世界を舞台に、人間とドロイドの未来戦争を体験できるVR専用アクションシューティング。
緻密に再現された未来世界でのアクションシューティングバトル、ワンコインでゲットできる手頃な価格設定、最大16名のプレイヤーが一堂に会して対戦を楽しめるマルチプレイ要素が魅力で、VR向けのアクションシューティングゲームを探している人、安価に入手できるインディーゲームが好きな人におすすめ!
人類対ドロイドの未来戦争!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で早期アクセス版が配信されている『Reality End』は、緻密なグラフィックで再現されたバーチャルリアリティーのSF世界を舞台に、人間とドロイドの戦いを楽しめるおすすめのPCゲーム。VRヘッドセットに対応するVR専用のアクションシューティングゲームだ。
ゲームは現時点で5種類のマップを内包。近未来SF的なロケーションを持ったマップは没入感満点の仕上がりで、人類とドロイドが未来で全面戦争を繰り広げていく世界観に浸りながらプレイを楽しめる。SF世界でアクションシューティング対戦を楽しみたい人や、近未来世界の描写が好きな人におすすめのVRゲームだ。
現時点では人間側とドロイド側両方で異なる3種類のキャラクターが用意されており、「Assault」「Support」「Medic」「Recon」の4種に分類されるクラスを選んでチームデスマッチのゲームモードを楽しめる。ルーム内で試合時間などを細かくセッティングすることもできるため、好みの条件で対戦を楽しめるぞ。
▲異なるマップでオンライン対戦プレイを楽しめるVR専用の新作PCゲーム作品だ。
なお、操作感覚をつかみたい人のために練習モードも用意されており、「BOT」を相手に納得できるまで腕前を磨くことができるため、VRでFPSをプレイするのが初めての人でも安心。着席状態でプレイできる作品なので、身体を動かすアクションFPS作品に比べると参入の敷居は低い。キーボードとマウスでもプレイ可能だ。
ゲームを開発しているのは、イスラエルに本拠を構えるインディー系ゲームデベロッパーの「WingsGames」。VRとARのアプリケーション開発に特化したスタジオで、これまでに多彩なジャンルのゲーム作品を開発している。STEAMには本作『Reality End』で初登場したデベロッパーだ。
STEAMでの販売価格は205円と非常に安価。アーケードで遊ぶ感覚で購入できるプライス設定が嬉しく、お財布にも優しい。早期アクセス版ながら基本的な対戦プレイ要素は全て完備されているので、オンラインで人が集まれば値段分はプレイを楽しめるだろう。インディー系の小作品で遊ぶことが好きな人にもおすすめだぞ。
▲ミリタリーFPS作品と近未来SFが融合した独自の世界観でマルチプレイ対戦を楽しめる。
ゲームは「Valve Index」「HTC Vive」「Oculus Rift」「Windows Mixed Reality」の代表的なVRヘッドセット全てに対応。ただしモーションコントローラーでの操作がサポートされているのは「Oculus Rift」のみで、後のVRヘッドセットを利用する場合にはキーボードとマウスで操作を行うことになる。
インターフェースは英語一択で、日本語インターフェース及び字幕・音声は非搭載。ただし内容的には単純明快なアクションシューティングゲーム作品なので、基礎的な語学力があれば十分にプレイを楽しむことが可能。未来で巻き起こる人類とドロイドの全面戦争をVR空間で体験したい人は、今すぐプレイを始めよう!
【おすすめポイント】 VRで挑む未来戦争!
カジュアルな対戦プレイが展開!
『Reality End』の魅力は、テンポ良く展開するオンライン対戦バトル。VR専用ゲーム作品を多く開発しているデベロッパーらしいゲーム設計が光り、短時間で集中してバトルに挑めるため、ストレスは少ない。最適化されたグラフィックも軽快で、サクサク動く視界でプレイを満喫できるようになっているぞ。
画面右側には現在装備している武器類の情報が並び、画面下部には方位計と敵プレイヤーの位置が表示される。マップはどれも大きめで、歩き回らないと敵を発見できないことがあるため、方位計の存在はありがたい。出会い頭の戦闘が発生しにくい作品だが、一度交戦状態になるとすぐに勝負が決するので、緊張感は満点だ。
▲キャラはどれも撃たれ弱いため、マップ内の遮蔽物も活用しながら戦うのが吉。
プレイ中のリスポンは自由で、思う存分オンライン対戦プレイを楽しめる点がポイント。早期アクセス版の現段階ではクラス別の能力設定やスキル設定などの恩恵は感じられないが、これらの要素が今後煮詰まっていけば、205円分の価値以上の面白さを享受できるはず。何よりも単純に撃ち合いを楽しめる点が良い。
「チームデスマッチ」メインで遊べる本作の試合時間はデフォルトで「5分」に設定されているが、前述の通りプレイヤーが設定画面で細かいルールを決めることもできるため、VR環境を持っている親しいフレンドユーザーをカスタマイズされたルームに招待すれば、思う存分オンライン対戦の面白さを味わうことができる。
なお、本作では「一人称視点(FPS)」と「三人称視点(TPS)」を自在に切り替えることが可能。VR世界でのプレイ画面は2Dゲームとは感覚が変わってくるので、自分が扱いやすい視点を探してプレイすれば射撃も捗る。身体全部を動かすアクションゲームではない、という点も操作性の良さに繋がっているポイントだ。
ショッピング要素で面白さアップ!
『Reality End』では、敵のキル数などで貯まっていく「ゲーム内通貨」を利用してゲーム内でショッピングを楽しめる。連戦しながら「お金」を貯めてスキンや武器類をアンロックしていくことができるため、プレイを続けていくモチベーションにも繋がるぞ。多くのキル数を稼いでキャラクターをアップグレードしよう。
▲貯めたゲーム内通貨で様々なアイテムを購入できる。欲しい武器やキャラを手に入れよう。
リアル寄りのミリタリーアクションFPS作品をプレイすることが好きな人は少々物足りなさを感じるかもしれないが、幅広いユーザーがアクションシューティングの世界を楽しめるように設計されたゲームシステムは秀逸で、難しいことを考えずにVR世界のFPS要素を体験できる。カジュアル派のユーザーにはおすすめの新作だぞ。
【おすすめポイント】 爽快シューティング対戦を楽しもう!
さらに多くの要素が実装予定!
『Reality End』の早期アクセス期間は約3ヶ月ほどを予定しており、その後登場する正式配信版では、さらなるマップの追加や武器数の増加、ショップでアクセスできるアイテムの増量などが行われる予定。また最大32名の同時プレイを可能にするべく、マップデザインやスケールの調整も行われるようだ。
▲現状でもゲームシステムのコアな部分はほぼ仕上がっている。後はコンテンツが充実すれば完璧だ。
多人数参加型のアクションシューティングゲームとして誕生した経緯があるので、現状少ない人数でプレイするとマップの広さが無駄に感じられることもあるが、開発進捗に伴ってプレイ人口が増加していけば、クラスの特性を生かした壮大なチームプレイを満喫できるようになるはず。正式版の配信が待たれる新作VRゲームだ。
仮想現実世界に広がるマップで人間対ドロイドの仁義なき全面戦争を体験したい人は、今すぐSTEAMのストアページにアクセスしよう!
【おすすめポイント】 今後の進化が楽しみな新作VRゲーム!
Reality Endスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 / AMD FX-6300 | Intel Core i7-8700K / AMD Ryzen 5 3600 |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 / AMD Radeon R7 260X | NVIDIA GeForce GTX 1070 / AMD Radeon RX Vega 56 |
VRAM | 2GB VRAM | 8GB VRAM |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | Version 11 | Version 12 |
備考 | インターネット接続が必要です。SSD推奨。インターネット接続が必要です。 |
(C) WingsGames.
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