2020/11/2からSTEAMで早期アクセス版が配信されているOXO Gamesの購入型PCゲーム。反勢力テロリストとテロ対策部隊に分かれてオンラインシューティング対戦を楽しめるアクションFPS作品。
ワンコインで入手できる利便性とカジュアルなゲームプレイ、対人戦らしいスリリングなバトルを体験できるチームデスマッチモードの実装が魅力で、オンラインでチームデスマッチを楽しめるPCゲーム作品を探している人、安価に入手できるFPSで遊びたい人、インディーゲーム文化を応援したい人におすすめ!
反政府テロリストと特殊部隊の戦い!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で早期アクセス版が配信されている『Struggle Offensive』は、アクションFPSの世界でおなじみの「テロリストvs対テロリスト特殊部隊」のバトルを楽しめるおすすめの新作PCゲーム。『CS:GO』で人気を博した世界観を継承しているアクションFPS作品だ。
本作では、政府に叛旗を翻すテロリスト組織が「オレンジスター」、対テロリストの訓練を受けた政府の特殊部隊が「ブルーシールドチーム」と呼ばれ、プレイヤーはこの2組織のいずれかに所属しながらチームデスマッチ方式のプレイを体験できる。多くのFPS作品で人気を誇るゲームモードをメインに据えた新作だぞ。
▲インディーゲームらしいシンプルなインターフェースを持つ新作アクションFPS作品だ。
ゲームの特徴は、ハイポリゴンでモデリングされたキャラクターと粗めの背景テクスチャー。ポリゴンキャラと粗めのテクスチャーというのは、一世代前のゲームでよく見られる「技術上の制約」による描画だが、本作の場合は「あえて」ノスタルジックにこの表現方法を採用している。新作でありながらどこか懐かしい作品だ。
ハイポリゴンのキャラクターと簡素な背景グラフィックが良い意味で「ミスマッチ感」を生み出しており、どこか芸術的な印象も与える。リアル一辺倒のグラフィックへと傾倒していく昨今のゲーム業界とは正反対なベクトルで作品を開発している姿勢が面白く、一度プレイすれば印象に残る作品になることだろう。
トルコのデベロッパーが開発中の新作FPSゲーム
ゲームを開発しているのは、トルコに本拠を構えるインディー系のゲームスタジオ「OXO Games」。2019年に活動を開始した若きデベロッパーで、モバイルゲーム作品とPCゲーム作品の両方を開発している。STEAMには2020年にポリゴンキャラのアクションFPS『Polyforce WW2』を早期アクセス版として発表済みだ。
『Polyforce WW2』でもポリゴンのキャラクターが登場するので、OXO Gamesのゲームデザイナーはよほどポリゴンの世界が好きらしい。インディーゲームデベロッパーらしいコンセプトが光る新作PCゲームで、一風変わったグラフィックで展開するアクションFPSを求めている人にもおすすめの作品だぞ。
STEAMでの販売価格は205円と非常に安価。ワンコインで入手できる利便性も魅力の新作PCゲームで、アーケードでプレイする感覚で気軽に購入できるためお財布にも優しい。新興インディーゲームデベロッパーの作品を購入し、活動と開発を応援したいと考えている人にもピッタリのアクションFPS作品と言えるだろう。
▲ハイポリゴンなキャラクターが印象的な新作PCゲーム。キャラの造形はかなり「リアル寄り」だ。
早期アクセス版の現時点では、プレイできるマップは1種類のみ。インターフェースは英語一択となり、日本語環境は存在しないので注意しよう。ただしオンラインPvPを前提として開発している作品なので、1種類のマップでも毎回違ったゲーム展開になって面白い。205円という価格を考えれば十分に元が取れる作品だ。
なお、正式配信版では価格が上昇する旨がアナウンスされているため、値段が底値となっている現時点で購入してしまうという手もある。早期アクセス時に購入しても、今後予定されているアップデートは全て無償で提供されるため、正式版になって定価で購入するよりもお得にプレイを楽しむことができるぞ。
ポリゴンと粗めのテクスチャーで独特なプレイ体験をもたらしてくれる新作PCゲーム『Struggle Offensive』は、現在STEAMで好評配信中。アーティスティックなグラフィックに彩られた世界で「テロリストvs特殊部隊」のバトルを楽しみたい人は、今すぐアプリをダウンロードしてプレイを始めよう!
【おすすめポイント】 グラフィックが独特な新作アクションFPS!
チームデスマッチで暴れ回れ!
『Struggle Offensive』の魅力は、同じチームに所属しているプレイヤー同士が協力して相手チームに立ち向かっていく「チームデスマッチ」モードでの対戦プレイ。試合時間は約13分程で、多くのキル数を記録したチームが勝者となる。制限時間内により多くのプレイヤーを倒し、チームの勝利に貢献しよう。
チームデスマッチには現状で最大8名のユーザーが参加可能。「オレンジスター」か「ブルーシールドチーム」のどちらかに所属し、時間内に相手を倒しまくる白熱の対戦プレイを楽しむことができる。キーボードの「T」を押すことでチャット文章を送信できるので、チームで連携しながら遊ぶことも可能だ。
キャラクターのハイポリゴンに比べて圧倒的にポリゴン数が少ない本作のバトルフィールドは、一人称視点で見ていると不思議な感覚を覚える。内容的にはミリタリー系アクションFPS作品なのだが、どこか「白昼夢」を見ているような感覚も覚える。仮想世界で対戦しているような雰囲気に浸れる新作アクションFPSだぞ。
▲建造物の高低差を活かしたプレイも展開する。ハイペースなチームデスマッチで勝利を目指そう。
ゲーム内通貨で武器を購入することも可能
本作には、相手プレイヤーをキルすると画面右下に表示されているゲーム内通貨「ドル」が貯まっていくシステムがあり、プレイ中に「B」キーを押すことでゲーム内ショップにアクセスして武器を購入できるようになっている。プレイ時間内に様々な武器を購入してスタイルを変化させられる点が大きな特徴だ。
登場する武器類は一般的な自動小銃からサブマシンガン、ショットガンなどバリエーション豊富で、ピストルやナイフなどのサブウェポンも利用できるので、自分なりのプレイスタイルを構築できて面白い。数々の武器を購入して、どの武器が一番自分に合っているか確かめてみよう。
▲プレイ中に様々な武器を利用できる点が面白い。ゲーム内通貨を貯めたらすぐに「買い物」をしよう。
早期アクセス版の作品であるため、マップの一部では描画が不安定になっている箇所もあるが、開発の進捗によってこれらの不具合は徐々に解消されていくはず。入り組んだ構造を持つマップでのチームバトルは迫力満点で、遮蔽物なども活用しながら思う存分暴れ回ることができる。深く考えずに楽しめる新作PCゲームだ。
【おすすめポイント】 PvPが捗る新作アクションFPS!
正式配信版に期待!
『Struggle Offensive』の正式配信版は、約半年から一年後に登場予定。開発の進捗に応じて早期アクセス版の段階から随時「新マップ」「武器」「ゲームモード」が追加されていく予定で、さらにフィードバックを活かしてゲームシステム全般の改善と改良も行われていく。フルバージョンの登場が楽しみな新作PCゲームだ。
▲マップと武器、ゲームモードが増えれば、世界のユーザーにアピールできる作品になるだろう。
ユーザーとデベロッパーの「共同作業」的な意味合いも多分にある早期アクセス段階は、作品が辿る運命を変えていくことにも繋がる重要なプロセス。インディー系ゲーム作品に熱心なフィードバックを送り、作品をより良い方向へと進化させる手助けをしたい人は、本作を購入して意見を送ってみるのも良いだろう。
【おすすめポイント】 今後に期待の新作アクションFPS!
Struggle Offensiveスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-6600K | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 970 | NVIDIA GeForce GTX 1080 |
VRAM | 4GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続必須 |
(C) OXO Games.
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