『Crunch Element』のタイトル画像

2020/12/19からSTEAMで早期アクセス版が配信されているDreamlab XRの購入型PCゲーム。ポリゴンキャラを操作しながらVR世界で「突入」アクションを楽しめるVR専用FPS。

爆破によって突入経路を生み出す「ブリーチング」のリアルさ、最大4名のプレイヤーがCO-OPで協力プレイ要素を楽しめるオンラインマルチプレイの実装が魅力で、ミリタリー系FPS作品をVRで存分に楽しみたい人、壁などを爆発物で破壊しながら強行突入するアクションを体験してみたい人におすすめ!

強行突入アクションを楽しもう!

現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で早期アクセス版が配信中の『Crunch Element』は、爆発物を用いて壁や扉を破壊して内部へ強行突入するアクション「ブリーチング」のアクションを楽しめるおすすめの新作PCゲーム。代表的なヘッドセットでプレイできる「VR専用」のアクションFPS作品だ。

プレイヤーは特殊部隊員としてVRの仮想現実世界に降り立ち、ロードアウトで装備を選択しながら敵が立て籠もっているステージへと移動する。建造物内部への侵入に際して「ブリーチング」アクションを用いる点が特徴で、ド派手に壁や床などを爆破しながら突撃するカッコ良さ満点のプレイを体験できるぞ。

ゲームは最大4名のプレイヤーが一緒に行動できるオンラインマルチプレイモードを搭載。CO-OPで仲間プレイヤーと連携しながら突入してシューティングアクションを繰り広げられる。なお、ゲームを一緒に遊ぶ仲間が見つからない場合には、ソロでオフラインプレイも可能なので、プレイの選択肢も豊富だ。

ブリーチングアクションが特徴の『Crunch Element』

▲爆破で突入していく「ブリーチング」アクションを前面に押し出したVR向けのシューティングゲームだ。

プレイ画面は3Dモデルのポリゴンを主体に作られており、登場するキャラクターもポリゴン。基礎的なグラフィックボードへの負荷が高いVRゲームでありながら「スムーズな操作性と描写」を両立させるために最適な手段を用いてゲーム世界が描かれているため、ストレスなくアクションプレイを堪能できる点がポイントだ。

個人開発中の早期アクセス作品

本作を開発しているのは、インディー系ゲームデベロッパーの「Dreamlab XR」。作品はBlake Zonca氏が個人で開発を手がけており、本作がSTEAMのデビュー作になる。氏は公式YouTubeチャンネルも持っており、開発に関する動画も公開しているので、作品に興味が湧いた人は一度動画をチェックしてみよう。

作品には現在進行形で改良が加えられており、今後予期せぬ仕様変更やゲームシステムの改変、コンテンツの追加などが行われる可能性がある。流動的にゲームシステムが変化していく点が「早期アクセス版」の醍醐味だが、完成された作品を落ち着いてプレイしたい人は、現時点での購入は見送った方が良いだろう。

早期アクセス版の状態にある『Crunch Element』

▲プレイ前には装備品のロードアウトを選択可能。自分の好きなスタイルでプレイを楽しめるぞ。

STEAMでの販売価格は2050円。インターフェースは英語一択となり、日本語インターフェース及び字幕は非搭載。システムを把握しながら快適にプレイを進めるためには、基礎的な語学力が要求される点には注意しよう。正式版では値上がりする可能性もあるので、価格が抑えられている今のうちに購入するのも手だ。

ゲームは「HTC Vive」「Valve Index」「Oculus Rift」の3種類に対応。座位でのプレイは非推奨となっているため、「Windows Mixed Reality」はサポート対象外となっている。プレイ前にストアで推奨プレイ環境とセットアップ事項を確認し、自分の環境が対応しているか確かめておくと安心だ。

ミリタリーFPSの人気作『レインボーシックス シージ』でも描かれている「ブリーチング」アクションをとことん楽しめる新作VRゲーム『Crunch Element』は、現在「早期アクセス版」としてSTEAMで配信中。特殊部隊らしいアクションを体験しながらシューティング要素を楽しみたい人は、今すぐストアをチェックしよう!

【おすすめポイント】 突入の楽しさを味わえる新作VRゲーム!

クセになる爆破アクション!

『Crunch Element』の魅力は、敵が待ち構えている建造物内部に押し入っていく「ブリーチング」アクション。ロードアウトを選び、壁や床面に爆薬を仕掛けながら一気に突破アクションで敵を制圧しよう。物理演算で再現された破壊アクション描写がリアルで、何回遊んでも飽きない面白さがあるぞ。

ロードアウト画面では、自動小銃やショットガン、スナイパーライフルなどに分かれるプライマリウェポンと、ハンドガンのセカンダリウェポンを選択することが可能。さらに投擲系のアイテムとグレネードランチャーを携行できる。選んだ武器によってマルチプレイ時に立ち回りが変わることがあるため、慎重に選ぼう。

セッティングを完了させると、ゲーム画面へトランスポートしてくれる専用コンテナに乗り込んで現地へ出動する。マルチプレイで他プレイヤーと一緒に遊ぶ場合には、彼らが準備を済ませて同じエリアに出現するまで待とう。コンテナの扉が開いたら、いよいよ敵が待ち構えるエリアへと乗り込んでいくことになるぞ。

協力プレイも可能な『Crunch Element』

▲リアルさを体験するのに必要十分なポリゴンで構成されたキャラクターが秀逸。デフォルメされ愛嬌もある。

敵が出現するエリアでは、屋外でのシューティングバトルが勃発することもある。ロードアウト時に選んだ武器が展開を変えるので、一気に突入を仕掛けずに周囲をよく観察してみよう。見張りについている敵キャラクターがいる場合、スナイパーライフルで狙撃して脅威を排除する姿勢も大切だ。

建造物を構成している壁や床などの部材は、爆発物を仕掛ける、あるいは投げる、撃つことによって破壊が可能。単純にシューティング要素だけで敵に立ち向かうこともできるが、プレイ時にこれらの「ブリーチング」アクションを取り入れることで戦略を大きく変えて戦うことができるため、リプレイ性は非常に高い。

床も破壊できる『Crunch Element』

▲床に穴を開けて進路を大幅にショートカットすることも可能。毎回違った突入方法を試せて楽しい。

敵を殲滅するために取れる行動は無数にあり、壁をよじ登るアクションなども織り交ぜられるため、同じステージでも違った戦法で戦えば毎日プレイしても飽きない。特にマルチプレイ時には無数の戦略性と侵入経路が生まれ、それがプレイヤーに大きな感動を与えることになる。考え方次第で面白さが倍増する作品だぞ。

【おすすめポイント】 戦略性が広がる新作VRゲーム!

正式バージョンに期待が高まる新作!

約1年後に予定されている『Crunch Element』の正式版では、敵AIの更なる改良に加え、プレイヤーが装備できるアイテムのカスタマイズと改造要素が加わる予定。またミッションで利用するマップは完全にプロシージャル生成される仕組みへ切り替わっていく見込みで、実現すれば毎回異なる環境でプレイできる。

正式版配信が待たれる『Crunch Element』

早期アクセス版として登場してすぐにSTEAMユーザーから好意的な評価を受けている本作は、完成版が待ち遠しい期待の新作VR専用ゲーム。オブジェクトの破壊要素にフィーチャーしたゲーム作品がもたらす突入のバリエーションは無限大で、何回プレイしても同じ展開にならない点が素晴らしい。

仮想現実の世界でスリリングな突入アクションとシューティングバトルを体験したい人は、今すぐストアにアクセスして『Crunch Element』をチェックしよう!

【おすすめポイント】 正式版が待ち遠しい新作VRゲーム!

Crunch Elementスペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows 10(64bit) Windows 10(64bit)
CPU Intel Core i5-6600K Intel Core i7-8700K
メモリー 8GB RAM 16GB RAM
グラフィックカード NVIDIA GeForce GTX 970 NVIDIA GeForce GTX 1070
VRAM 4GB 8GB
HDD空き容量 50GB 50GB
DirectX DirectX 11 DirectX 12
備考 インターネット接続が必要SSD推奨

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