2020/2/22からSTEAMで早期アクセス版が配信されているChromatic Gamesの購入型PCゲーム。ファンタジックな世界でタワーディフェンスバトルを楽しめるアクションRPG。
ポップで軽快な世界観とユニークなキャラクターたち、最大4名がチームとなってチャレンジできるハラハラドキドキのタワーディフェンスバトル要素が大きな魅力で、チームの結束力が問われるタワーディフェンスにチャレンジしたい人、オンラインCO-OPを楽しめるPCゲーム作品を探している人に断然おすすめ。
名作シリーズが復活!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で配信中の『Dungeon Defenders: Awakened』は、可愛いポップなグラフィックで再現されたファンタジー世界に降り立って戦略性とアクション要素満載のタワーディフェンスバトルにチャレンジできるおすすめの新作PCゲーム。ソロとマルチプレイ両方に対応した作品だ。
ゲームの舞台は西洋ファンタジーの雰囲気に彩られた世界。プレイヤーは4種類のキャラクターから好きな1名を選択し、悪魔やオーク、ドラゴンたちの容赦ない進撃から自拠点を守るための戦いに挑むことになる。明るい世界観を持つアクションRPG作品が好きな人には断然おすすめの新作PCゲームだぞ。
▲オンラインマルチプレイで最大4名のプレイヤーがチームになって戦うことが可能。協力プレイも捗る。
本作は2011年に登場した『Dungeon Defenders』の流れを汲むフランチャイズ最新作。世界中のユーザーを魅了した初代『Dungeon Defenders』の魅力はそのままに、世界最強の呼び声高いゲームエンジン「Unreal Engone4」によって全てを新たに再構築している。初代をプレイ済みの人はグラフィックの進化にも注目だ。
ゲームの開発を手がけているのはインディー系ゲームデベロッパー「Chromatic Games」。Kickstarterで出資を募って製作が進められている本作は、2020年7月から9月にNintendo Switch版との同時正式配信を目指している。CS機版とのクロスセーブにや分割画面でのプレイも予定されているので、こちらも大いに楽しみだ。
▲全体的な雰囲気は初代と変わらないものの、グラフィックの質感やディティールは大幅に向上している。
なお本作は「早期アクセス版」の段階にあり、ゲームモードや一部の機能が制限されている。現時点では12種類のマップと選べる4名のヒーロー、4名のオンラインCO-OP要素にアクセスすることが可能で、他プレイヤーとのクイックマッチも楽しめる。購入前にストア内で早期アクセス版の仕様を十分に確認しておこう。
STEAMでの販売価格は4100円。なお正式配信後にも価格に変化はなく、Kickstarterで出資したユーザーには割引販売が適応される。ちなみにインターフェースは英語一択となり、日本語インターフェース環境は非搭載なので、アイテムの効果やルールなどを理解するためには一般的な語学力が要求されるぞ。
【おすすめポイント】 ダンジョンで防衛戦を楽しもう!
全てが新しいグラフィック!
『Dungeon Defenders: Awakened』の魅力は、世界最強の呼び声高いゲームエンジン「Unreal Engine4」で再構築された極上タワーディフェンスの世界。フランチャイズ最新作に相応しい豪華なグラフィックは美しく、バトル時に発生する各種エフェクトの効果も分かりやすくなっている。生まれ変わった傑作を体験しよう。
最も進化した点は高精細なグラフィックエフェクト類を利用することによって生まれる「空気感」。2011年発表の『Dungeon Defenders』は最適化の面で苦労しており、マップの奥行き表現にも限界が感じられたが、本作では「Unreal Engine4」のポストエフェクトが上手く機能し、画面に深みと奥行きが生まれている。
▲2011年に発表された『Dungeon Defenders』のスクリーンショット。今の目で見るとかなり「荒い」感じだ。
▲こちらは『Dungeon Defenders: Awakened』のプレイ画面。グラフィックと視認性が大幅に向上している。
『Dungeon Defenders』でもキャラクターの輪郭線を強調するなどの工夫はなされていたが、多くのキャラが入り乱れる場面では画面が見辛くなることもあった。その点本作はグラフィックの質感が向上したことで視認性が高まり、自分がどんな状況にあるのか一瞬で判断できる。グラフィックの刷新は吉と呼んで良いだろう。
「Unreal Engine4」の実力は全体的なグラフィック向上に留まらず、スムーズかつ快適なプレイも創出。敵キャラが数多く登場したり、カメラ視点を頻繁に動かしたりしても描画が一切ブレることがなく、安定した美しいグラフィックでプレイを堪能できる。ゲームエンジンを変えたことでブラッシュアップされた世界を体験しよう。
クロスプラットフォームでのゲーム開発に無類の強さを発揮する点も「Unreal Engine4」の特徴。Nintendo Switch版以外にPS4やXbox Oneでの販売も予定されているため、そちらを意識して採用したとも考えられる。何れにせよ豪華になったグラフィックで傑作を遊べるようになったことは大きな進化だ。
【おすすめポイント】 綺麗に生まれ変わった新作PCゲーム!
正式版が待ち遠しいアクションRPG!
2011年に発表されたタワーディフェンスゲームの傑作を最強ゲームエンジンによって生まれ変わらせた『Dungeon Defenders: Awakened』は、新たなファンを獲得すること間違いなしのおすすめ新作PCゲーム。迫り来るミニオンたちを撃退しながら拠点を防衛するタワーディフェンスバトルの面白さは普遍だ。
コンテンツなどが制約された早期アクセス版の状態にあるものの、ゲームのコアな部分は全て実装されており、4名の異なるキャラを選んで戦う戦略性抜群の要素や、難易度によって変わるバトル体験、そしてギアやアクセサリー、ペットなどを獲得できる面白機能も楽しめる。基礎的な部分は全て仕上がっている状態と言えるだろう。
▲スキル技を駆使しながら防衛バトルを繰り広げる要素は初代と全く同じ。生まれ変わった画質で楽しもう。
2020年7月から9月頃を予定している正式版ではマップ数が15種類に増え、新たな難易度や敵キャラクター、新ゲームモードや武器類などが実装される予定。早期アクセス版と値段が変わらないため、これらの要素追加を見越して今購入してしまうという手もある。アップデートの進捗で購入するのも無論アリだ。
2011年版の作品と変わらないという点で一部不評の向きもある本作だが、裏を返せば新たなシステムが必要ないほど初代が完成されていたと捉えることもでき、また新規ユーザーには大興奮のタワーディフェンスに触れる機会がやってきたと考えることもできる。名作は語り継がれていくものであり、現在もプレイできる点は素直に嬉しい。
▲ポップな世界観は不滅。CS機バージョンとのクロスプレイが実現すれば大ヒットも見込めそうだ。
新しいゲームエンジンによってリニューアルされた新作PCゲーム『Dungeon Defenders: Awakened』はSTEAMで好評配信中。可愛いキャラクターを操りながらスリリングなタワーディフェンスを楽しみたい人は、今すぐゲームをダウンロードして痛快なバトル世界へ飛び込もう!
【おすすめポイント】 正式配信が待たれる新作アクションRPG!
Dungeon Defenders: Awakenedスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10 (64bit) | Windows 10 (64bit) |
CPU | Intel Core i3-3210 | Intel Core i7-4770K |
メモリー | 4GB | 8GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 750 | NVIDIA GeForce GTX 1050 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 30GB | 30GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 | インターネット接続が必要 |
(C) Chromatic Games.
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