2019/11/21からSTEAMで早期アクセス版が配信されているMUVGAMESの購入型PCゲーム。近未来型ロボットを操作してオンラインで他ユーザーとのバトロワを楽しめるアクションシューティング。
リアリティー溢れる造形でデザインされた登場ロボットたち、トップダウン型視点で展開する緊迫の対戦プレイ要素、最新ゲーム作品らしいゴージャスなグラフィックが魅力で、ロボットが主役のアクションバトルゲームが好きな人、バトルロイヤルで他ユーザーと戦うことに燃える人、プレイしてフィードバックを送ることが好きな人におすすめ。
ロボット版バトロワ誕生!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で配信中の『FeArea: Battle Royale』は、近未来的な造形美が光る無骨なロボットを操作しながらオンラインでプレイヤー同士がガチンコのバトルロイヤルを行っていく新作おすすめPCゲーム。ロボットを操作するゲーム全般が好きなメカマニアには見逃せない作品だ。
タイトルを見てピンと来た人はお分かりだろうが、本作は2018年に無料PCゲームとして配信された乗り物操作系バトルゲーム『FeArea』の姉妹作。開発元も同じMUVGAMESで、前作では車両系の乗り物がメインだったが本作ではロボットを主役に据え、ゲームモードがバトロワ一択となってる点に違いがある。
▲トップダウン型の視点、そして何よりロボット同士によるバトロワという発想がユニークな新作PCゲームだ。
開発に使用されているのは最強の呼び声も高いゲームエンジン「Unreal Engine4」。インディー系ゲームデベロッパーの作品でありながら大手パブリッシャーの作品にも引けを取らない高精細なゲームグラフィックは前作同様健在で、圧倒的な没入感とリアリティーの中で存分に対戦プレイを楽しめる。
数々のバトロワゲームの中でもロボットが主役となって戦う作品というのは珍しく、またプレイ中カメラが常に三人称視点に固定されている点もユニーク。RTS作品ではおなじみのトップダウン型視点でプレイするバトロワは、これまでのバトロワ作品とは全く異なるプレイ体験をもたらしてくれることだろう。
早期アクセス版の作品
なお『FeArea: Battle Royale』は現時点で早期アクセス版の段階にあり、予期せぬ不具合やバグ、そして突然ゲームシステムなどが変更される可能性がある。またプレイ言語は「英語」と「ロシア語」のみとなっているので、STEAMの製品ページに記載されている商品説明をよく読んでから購入を検討しよう。
STEAMでの販売価格は1010円。早期アクセス版を抜けてフルバージョンが登場した場合には値上がりする予定となっているので、ゲームをプレイしてフィードバックを送りたい人や、インディー系ゲームデベロッパーを支援したい人であれば買って損はないだろう。ロボットのバトロワを存分に楽しもう。
【おすすめポイント】 ロボット同士のバトロワが開幕!
多彩なデザインのロボットが登場!
『FeArea: Battle Royale』最大の魅力はプレイヤーが操作できるロボットの豊富さ。本作には「Raptor」「Rhino」「Walker」「Spider」「GR」「Hawk」という6種類のロボットが登場し、それぞれ異なる外見と攻撃方法でプレイを盛り上げてくれる。自分好みのロボットを手に入れよう。
ロボットはゲームをプレイすることによって貯まるバトルポイント「BP」を消費して購入する。なおロボットにはそれぞれ20種類に及ぶスキン変更要素があるため、他プレイヤーと一緒にバトルフィールドに降り立った際に自慢のロボットをアピールできる。キャラコレ&カスタマイズ好きな人にもおすすめだぞ。
▲メカ好きのツボを突く逆関節型ロボなど、登場するロボットはどれも甲乙付け難い。良デザインが光る機体だ。
ロボットをカスタマイズするシステムにもBPが用いられるため、何回でもバトロワに参戦してBPを稼ぐプレイが捗る。多くのBPを所有していればそれだけ所有機体とカスタマイズの幅が広がり、タイプの異なるロボットで新たなバトルを楽しむことが可能だ。プレイヤーを夢中にさせる仕掛けが上手い作品と言えるだろう。
早期アクセス版の状態にある現時点では6種類のロボットしか選べないが、今後の開発次第でさらにロボットの種類が増える予定。すでにプレイ画面では近日登場予定のロボットの姿も確認できるので、これから順次行われる予定のアップデートに期待したい。それまでに全てのロボットをコンプリートしておこう。
【おすすめポイント】 キャラ集めも楽しい新作PCゲーム!
最後の1人を目指して戦え!
『FeArea: Battle Royale』のバトルシステムは世界的に有名なバトロワゲーム『PUBG』とほぼ同じ。プレイヤーはパラシュートでバトルフィールドへ着地し、道中に落ちている多彩なアイテムを拾い集めながら他プレイヤーとのガチンコバトルに挑むことになる。対人戦の楽しさを満喫しよう。
▲他プレイヤーと距離を置くか、最初から近い位置に陣取るか。降下中からすでに戦いは始まっている。
画面は常に上空からの見下ろし型視点(トップダウン型視点)で展開。通常のバトロワゲームの場合操作キャラクターの背後から見る三人称視点や主観型の一人称視点を採用することが多いため、この角度でプレイするバトロワは新鮮。ミニマップや広域マップを適宜確認しながら相手プレイヤーを探そう。
モジュールを拾ってパワーアップ
本作のフィールドにはプレイヤーが操作するロボットをパワーアップさせる各種のモジュールが点在している。バトルロイヤルの元祖とも言える『PUBG』でも武器やアイテムを掻き集めてキャラを強化していくが、根本的な考え方は本作でも一緒だ。自機に有利に働くモジュールを見極め、相手プレイヤーとの戦いに備えよう。
視点が固定されてズームアウトできない本作では、相手プレイヤーと交戦になった場合に「近距離」でぶつかり合うことが多い。画面外からも攻撃することは可能だが、相手の姿が見えていないと当てることは難しい。したがってバトルを制して生き残るためには的確かつ迅速な操作テクニックが必要だ。
▲まさにロボット同士のガチンコバトル。キャラの頭上にライフバーが表示されるので、目安にしつつ攻撃しよう。
モジュールによって攻撃武器が変化するため、プレイ中のアイテム収集は絶対に欠かせない。また各種モジュール類は相手プレイヤーを撃破した時にも取得できることがあるので、時には積極的に交戦して自らパワーアップ要素を掻き集めるプレイも必要だ。生き残りを賭けた戦いは熾烈を極めるぞ。
プレイ画面中央にはマッチに参加している人数と残り人数が表示され、最後の1人が決まった時点でゲームが終了する。なお『PUBG』と同じく時間経過によってエリアが狭まる「プレイ禁止区域」が発生するので、自分の位置を都度確かめながら効率的に動き回る俊敏さも必要。ラスト1人を目指して頑張ろう。
▲構造物を遮蔽物代わりにした攻撃も有効。自分の周囲にあるものは全て利用する機転も勝利へのカギだ。
ロボット同士のバトロワをトップダウン型視点で体験できる『FeArea: Battle Royale』は現在好評配信中。日本語インターフェースが搭載されていない点は惜しいが、内容は単純明快なバトロワゲームなので、基礎的な語学力があれば十分プレイできる。珍しいバトロワを体験したい人は今すぐプレイを始めよう!
【おすすめポイント】 ロボットの熱き戦いが面白いおすすめゲーム!
FeArea: Battle Royaleスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続必須 |
© 2015—2019 by MUVGAMES.
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