2019/10/25からSTEAMで正式配信されているRayarkの購入型PCゲーム。青緑色の謎の生物「MO」を操作していくつもの罠を乗り越えながら謎解きやステージクリアを目指す新作アクション。
ドット絵風のオリジナルなゲームグラフィックと主人公「MO」の斬新なアクション、記憶の解読を行う謎解き要素とエキサイティングなBOSSバトルシーンが大きな魅力で、独特な世界観を持つゲーム作品に惹かれる人、最高に面白いアクションアドベンチャーゲームを求めている人、ピクセルアートの世界が好きな人に断然おすすめ。
謎の生物「MO」が大活躍!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で正式配信中の『MO:Astray』は、ドット絵風のグラフィックと最新ゲームらしい滑らかなアクションが融合した独特の世界観が魅力のPCゲーム。横スクロール型アクションゲームが好きな人におすすめの新作で、その世界観は一度プレイするとやみつきになる。
▲アクションと謎解きで展開していくストーリー。先を目指す楽しみがあり、難しい難関もやり応え十分だ。
本作の主人公はタイトルにもなっている謎の生物「MO」。実験室生まれの彼には「意思」があり、謎の声に導かれるまま自分が置かれた状況を精査すべく苦難に満ちた冒険に旅立つことになる。手足のない彼が驚くべきアクションでステージ突破に挑む様子は痛快で、ついつい感情移入してしまうこと間違いなしだ。
『MO:Astray』のストーリー
暗く湿った暗闇の中で、巨大な機械が奇妙な音を発した。コンピューターによって管理された先進的な設備は既に全て異星獣と原住民による侵略を受けていたが、依然として狂ったように運転を続けている。
荒廃した実験室の中、エメラルドグリーンの不思議な生物MOが目覚めた。そして自身が、既に異星の植物に寄生された死亡と転生のシステムの間で悲惨な輪廻転生をしている人類と危険に満ちた環境に直面していることに気が付いた。そして誰かがこっそりと何もかもを覗き見ているような気もした。
探索を行ううちに、MOは自身が何か偉大な任務を背負っていることを意識するようになった。耳元で低くささやく声に導かれ、数多の障害を突破していく。一体だれがこんな惨状を作り出したのか?問題の答えを探す道の途上で、どんな苦難が待っているのだろうか?
ゲームは主人公の「MO」が誕生するシーンから始まり、流れるナレーションの導きを頼りにしながら困難なアクションパズル型ステージに挑戦していく。感染者の記憶を読み取りながらストーリーの全貌をつかんでいくという流れが面白く、単純なアクションゲームにはない「インテリジェンス」さを感じさせる作品だ。
▲感染者の記憶によって明らかになるメインストーリー。ミステリアスな展開が何とも言えず面白い。
STEAMでの販売価格は1780円とかなり良心的。日本語インターフェースおよび字幕を実装しているので、外国語が苦手な人でも安心だ。ひねり要素が加わったアクションアドベンチャーゲームを求めている人にはおすすめの新作PCゲームなので、ピンときた人は今すぐダウンロードしてプレイを始めよう。
【おすすめポイント】 独特な世界観が秀逸な新作PCゲーム!
360度自由自在のアクション!
『MO:Astray』のアクションパートでは主人公「MO」を360度自由自在に動かしながらステージに仕掛けられた数々のパズルアクション要素にチャレンジしていく。独特のダークな雰囲気に満ちたステージはそれぞれ攻略法に大きな違いがあり、頭脳派プレイヤーにはたまらない仕上がりとなっているぞ。
ステージ内部に設置された「トゲ」に触れないように移動方法を見つけるなど、本作のアクションは一筋縄ではいかないことが多く、プレイヤーの知性を大いに刺激する。「くっつき」「衝突」「寄生」など、「MO」固有のアクションを上手く組み合わせながら難関ステージの突破を目指していこう。
▲ゴールへの「道筋」をイメージすることが大切。どうすれば辿り着けるかを頭の中でシミュレーションしよう。
環境適応能力で動きが変化
「MO」はプレイを続ける中で「環境適応能力」を獲得し、単純な数種類のアクション以外の特別な移動方法を身に付けられるようになっている。「二段ジャンプ」や陸・海・空全ての移動方法を会得できるようになるため、ステージが進む毎にこれまで見たこともないアクションシーンを体験できるのだ。
▲水中を移動できるようになった「MO」。キャラが進化していくアクションゲームというのが本作の特徴だ。
奇想天外なアクションでステージ突破を目指す「MO」の動きは本作の醍醐味で、プレイ中はその愛らしくも勇猛果敢なアクションに感動すること請け合い。見た目も可愛い「MO」を上手くコントロールしながら進み、本作に隠されたストーリーの全貌を解き明かしていこう。
【おすすめポイント】 多彩な「MO」のアクションは必見!
ドット絵風の美しい世界!
『MO:Astray』は個性的なビジュアルが際立つ新作PCゲーム。「章」単位で区切られているステージはそれぞれ全く異なる背景に彩られ、レトロゲームを想起させるドット絵風のグラフィックが本作固有の空気感を生み出す。ビジュアル面でインパクトのあるゲーム作品を求めている人にも断然おすすめだ。
特にステージの最後に待ち受けるボスキャラクターとのバトルシーンでは力の入ったビジュアルエフェクトが発動し、手応え満点のプレイの中に「美しさ」が同居する様子を感じ取れる。イマジネーションの源泉を辿るようなボス戦での視覚効果は迫力満点で、多くのユーザーが夢中になれる要素に満ちているぞ。
▲優れたアクションゲームには記憶に残るボス戦の存在が不可欠。本作もボス戦にはこだわりを見せている。
【おすすめポイント】 突出した美的センスが光るグラフィック!
学生グループが生み出した作品
本作はインディー系ゲームデベロッパー「Archpray」と台湾の有名ゲーム企業「Rayark」の共同開発作品。アーティスティックな感性に満ちた作品を数多くリリースし、日本でも多くのファンを持つRayarkが監修するデベロッパーの作品だけあって、本作には他のゲームにはないオリジナリティーが溢れている。
「Archpray」が設立されたのは2017年。ゲーム愛好家の集まりとして誕生した同デベロッパーの在籍メンバーは当時学生で、Rayarkの支援を受けながらゲーム開発に着手。当初「MØ-Macrophages-」と呼ばれていたプロジェクトは2年の開発期間の後『MO:Astray』へとタイトルを改めて正式リリースの運びとなる。
▲若い感性が光るグラフィックが秀逸。31曲にも及ぶオリジナルBGMも良い相乗効果を発揮している。
若きデベロッパーのアイデアと瑞々しい感性を持つ『MO:Astray』は、ゲーム業界での活躍を目指す新人と経験豊富なゲーム企業がコラボレーションを行った良い成功例と言えるだろう。こういった動きが世界的にも加速して行けば、ゲーム業界はさらにより良いものになっていくに違いない。
若い才能に溢れる斬新なアクションゲームを求めている人にもおすすめの新作PCゲーム『MO:Astray』はSTEAMで好評配信中。かつてない世界観と驚きのアクション体験を享受したい人は、今すぐゲームをダウンロードして「MO」の不思議な冒険にチャレンジしよう。
【おすすめポイント】 若さとアイデアに満ちたおすすめPCゲーム!
MO:Astrayスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7/8/10 | Windows 10 |
CPU | Intel Core i3-2100 | Intel Core i5-4460 |
メモリー | 4GB RAM | 8GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 460 | NVIDIA GeForce GTX 960 |
VRAM | 1GB | 2GB |
HDD空き容量 | 5GBの空き容量 | 5GBの空き容量 |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 |
(C) Rayark
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