2019/10/25からSTEAMで正式配信されているtinyBuildの購入型PCゲーム。隣人の不気味な地下室から仲間を助ける子供とそれを阻止する隣人の鬼ごっこを描くマルチプレイサスペンスアクション。
海外アニメーション映画のような親しみやすいゲームグラフィック、非対称マルチプレイ対戦形式で進行するスリリングなゲームプレイ、ステルス型ゲームの緊張感が大きな魅力で、協力プレイが好きな人や他プレイヤーを欺くゲームプレイが好きな人、潜入型ゲームでハラハラドキドキのプレイ体験を味わいたい人におすすめ。
恐怖の隣人から友達を救え!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で好評配信中の『Secret Neighbor』は、得体の知れない不気味な隣人宅に潜入して友達を助け出すスリリングなアクションを楽しめるおすすめ新作PCゲーム。救出に向かう子供としてプレイできる以外に、隣人として救出を阻止するプレイもできる点が特徴だ。
ゲームは5対1の非対称型対戦システムを採用。勇敢な5人の子供たちとしてプレイする際には「ステルス型アクション」の醍醐味を存分に味わえる点がポイントで、1人の隣人役をプレイする際には5人の子供が自分の秘密に到達することを全力で阻止することになる。追う側と追われる側を全て体験できるぞ。
▲薄暗く狭い場所に潜入するという恐怖感。そして15分という制限時間がスリリングなプレイ体験を生み出す。
本作は2017年にtinyBuildが発表したステルス型潜入ゲーム『Hello Neighbor』の姉妹作にあたる。ソロプレイからマルチプレイ専用に進化した点が大きな特徴で、前作ではAIが担当していた隣人を「生身のプレイヤー」が担当することによって前作以上にゲームプレイが幅を持ち、面白みを増すようになった。
STEAMでの販売価格は2050円と比較的安価に設定されている。なお前作にあたる『Hello Neighbor』を購入して所有しているユーザーおよび昨年8月に配信された本作のベータ版をプレイした人には感謝の印として40%割引クーポンが発行されるので、購入前に自分のライブラリを一度チェックしておこう。
ゲームは日本語インターフェースに対応し、海外のゲーム作品でありながら誰でも気軽に遊べる。フレンドを誘って5対1の非対称マルチプレイを楽しめば一緒に盛り上がること請け合い。友達を助けるために勇気を振り絞って潜入を試みる子供達と、それを待ち受ける恐怖の隣人になり切ってプレイを楽しもう。
【おすすめポイント】 隣人の恐怖を多人数で楽しもう!
地下室への扉を開放しよう!
『Secret Neighbor』で5人の子供たちになったプレイヤーの使命は、隣人の屋敷内にある地下室に監禁されている仲間の子供を救うこと。屋敷内部には6個の鍵が隠されており、それらを発見することで地下室の扉を開放できる。ただし恐ろしい隣人キャラクターが全力で阻止すべく立ちはだかってくるので、上手く動き回ろう。
ゲームは一人称視点で展開。制限時間15分以内に扉を開放して子供プレイヤーが地下室に入り込めばその時点で子供たちの勝利が確定するという仕組みだ。このゲーム時間15分は長いようで意外に短く、鍵の探索要素や隣人への攻撃、回避行動などに手間取っているとあっという間に時間切れになってしまう。
▲厳重に閉ざされた地下室への道。隣人をかわしつつ6つ全ての鍵を入手してゲームクリアを目指そう。
子供のスキルを活用しよう
子供キャラクターにはそれぞれ固有のスキルが存在し、プレイ中にスキルを使うことでプレイを有利に進められる。鍵が隠されている場所の写真を手に入れられるスキルや、アイテムスロットを拡張できるスキルなどがあるので、自分がプレイするキャラクターのスキルを最大限に活用してプレイを進めよう。
屋敷内部には無数のオブジェクトが設置されており、それら全てにアクセスできる。例えば3段の引き出しがあるチェストを調べる場合、引き出しを1個1個見ていく必要があるので、鍵の探索にはかなり時間を持っていかれる。背後から隣人に襲われる可能性もあるため、素早く調べて移動する態勢でプレイすることが大切だ。
▲運よく鍵を発見したら地下室へ続く扉へ向かって開錠作業を行おう。テンポ良く進めることが攻略の秘訣だ。
なお後述する敵キャラクターの隣人には「子供に変身する」能力があり、プレイ中は行動を共にしている仲間に対しても疑いの目を向けなくてはならない。2人きりで捜索をしている際、急に子供が隣人に豹変して襲いかかってくることもあるのだ。これは本作をスリリングな作品にしている大きな要素と言える。
15分という長くて短い時間内に展開する探索要素と鬼ごっこ要素、さらにそこへ他プレイヤーへの「疑心暗鬼」という状況が常に発生するので、プレイは非常にスリリング。子供らしい軽快な動作でキビキビと動き回り、屋敷内部をくまなく探索しつつ脱出へのルートを開いていこう。
【おすすめポイント】 ヒヤヒヤする展開が秀逸な新作PCゲーム!
秘密を嗅ぎ回る子供達を捕らえろ!
『Secret Neighbor』もう一つのお楽しみ要素は、子供の敵である隣人としてプレイできること。前作にあたる『Hello Neighbor』ではAIが思考回路を受け持っていた隣人を、今度は生身のプレイヤーが持つ思考で動かせるようになった。このシステムが白熱のゲーム展開を生み出してくれるぞ。
隣人は仕掛けることによって子供プレイヤーをスタン状態にできる「狩猟トラップ」などのスキルを持っているが、何よりも一番恐ろしいのは一番近くにいる子供に姿を変えられる「変装」スキル。子供側に「自分たちの中に隣人が紛れ込んでいるかもしれない」という恐怖感を与えられる効果抜群のスキルだ。
▲子供達が散らばって探索している間に「変装」スキルで紛れ込めば、大きな混乱状態を生み出せるぞ。
子供達を全員捕まえるか、制限時間以内に子供達が地下室へ進入するのを阻止できれば隣人の勝利となる。ゲームの舞台が自分の家ということもあって、隣人にしか通れない秘密の通路が用意されているなど、5対1という数的な劣勢を覆せる設定が数多くある点が隣人キャラクターの特徴となっている。
様々な特殊アイテムを活用できる点も隣人のアドバンテージ。電気を発する機械に触れることによってパワーアップし、さらなる特殊能力を発揮できるなど、使いこなせばかなり強力なキャラクターになり得る。変装を利用して静かに1人1人捕まえていくか、数あるアイテムを活かして派手に暴れ回るか、全てはユーザーの自由だ。
▲操作するプレイヤーによってはかなりの難敵となる隣人。利用できる設備やアイテムが多いという点も怖い。
人狼ゲームなどで狼役をすることに快感を覚える人におすすめの隣人キャラクターは、プレイヤーの狡猾な作戦を対人戦で思う存分発揮できる希少な存在。プレイ開始時に隣人キャラクターを操作することになったら、憎まれ役を最大限に楽しみつつ、地下室へ侵入される前に子供たちを全て捕まえよう。
なお本作は年代を問わず幅広い人が楽しめるように気を配って開発されており、ゴア表現などは一切登場しない。子供も隣人もお互いを攻撃できるが、あくまで物をぶつけたりスタン状態にさせたりする程度なので、児童虐待に該当するようなシーンは皆無。安心してみんなで鬼ごっこプレイを楽しもう!
【おすすめポイント】 最高の悪役体験もできるおすすめゲーム!
Secret Neighborスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7 (64bit) | Windows 10 (64bit) |
CPU | Intel Core i5-3330 | Intel Core i7-6700K |
メモリー | 6GB | 8GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 | NVIDIA GeForce GTX 970 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 5GB | 5GB |
DirectX | バージョン11 | バージョン11 |
備考 | インターネット接続が必要 |
©tinyBuild
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