2019/7/4からSTEAMにて早期アクセス版の配信が開始されたRedhead Game Societyが送る購入型PCゲーム!無重力空間で他ユーザーとのシューティング対決を楽しめるFPS/TPSゲーム!
近未来的な世界観に溢れるステージとメカニックな外見を持つキャラクター、立体的な空間内を自在に飛び回りながら戦えるアクションシューティング要素が大きな魅力で、MOBAシステムを持ったシューティングゲームで腕試しをしたいと考えている人、近未来的な世界観を持ったFPS/TPSゲームを求めている人におすすめ!
無重力空間内でバトル!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で配信中の『Project Cybertronic』は、無重力状態のアリーナ内でプレイヤー同士が白熱のシューティング対決を楽しめるというMOBAシューティングゲーム。近未来的な雰囲気に溢れたステージとキャラクター造形が秀逸なおすすめPCゲーム作品だ。
新進気鋭のインディー系ゲームデベロッパー「Redhead Game Society」は2年以上前から本作の開発に取り組んでおり、2019年に入ってようやくプレイアブルな状態にまで開発を進めることに成功した。本作は同デベロッパー初のゲーム作品となり、STEAMにも初お目見えということになる。
▲SF的世界観がビシビシと伝わってくる造形が見事。ダイナミックなアクションと射撃を堪能できる作品だ。
本作では開発者自らが「レアジャンル」と呼ぶ「無重力空間での戦い」が大きな特徴となっており、プレイヤーはロケットブースターの揚力を利用した空間内の移動とマグネットブーツによる様々な面への接地感覚を体験しながらシューティング対決を楽しめる点がポイント。一風変わったFPSを求める人にもおすすめだ。
なお本作は早期アクセス版の段階にあり、主にネットワーク大戦において動作の不具合があることが報告されている。プレイ中予期せぬ切断や中断が入る可能性もあるため、この点を了承できるのであれば購入する価値はあるだろう。ちなみにSTEAMでの販売価格は1420円となっているぞ。
またインターフェースは「英語」のみで日本語UIは非搭載。ただし内容は単純明快なシューティングゲームであるため、一般的な語学力を持っていれば誰でもプレイ可能。開発が続くゲームに協力したい人や、メーカーにフィードバックを送りたいインディーゲームファンには必見の作品と言えるだろう。
【おすすめポイント】 「無重力状態でFPS」という発想が面白いPCゲーム!
4種類のアビリティーを獲得しよう!
『Project Cybertronic』ではプレイヤーが戦うステージ内で4種類に分かれるアビリティーを獲得することが可能となっており、この特殊能力を獲得することでプレイを有利に進められる。スキルを現地調達するという仕組みが面白く、プレイ中はアビリティーの取り合いも発生するので興奮するぞ。
本作に登場するアビリティーアイテムは相手に大きなダメージを当てる「レーザービーム」など計4種類。ステージ内に浮遊しているロボットから獲得できるこれらのアビリティーはプレイヤーが操作するキャラクターの攻撃力を高め、不利な状況でも形勢逆転できるポテンシャルを秘めている。
▲獲得したアビリティーは画面左下のスロットに表示され、その後利用可能になるという仕組みだ。
他ユーザーとオンライン対戦を楽しめる本作では、これらのアビリティーをいかに獲得していくかが試合の流れに影響し、アビリティーの奪い合いが起きることでプレイが混沌を極めるようになる。アビリティーを取りに行ったプレイヤーは格好の標的にされることもあるので、他プレイヤーとの兼ね合いも非常に大切だ。
単純な射撃の腕比べだけに終始しないゲームシステムの実装は本作のアピールポイント。今後の開発状況次第で多人数プレイが可能になった場合、アビリティーの獲得を巡ってユーザー同士が激しくバトルを展開することになるだろう。素早く動き回ってアイテムを集めることが得意な人にもおすすめのPCゲームだぞ。
【おすすめポイント】 アビリティーを活かして勝ち残ろう!
独特のアクションでプレイが盛り上がる!
『Project Cybertronic』最大の魅力は無重力空間という条件下で巻き起こるアクションシューティング要素。移動方式は極めて独特で、無重力空間内を浮遊しつつ足場を確保するアクションがゲームをプレイするユーザーに斬新なプレイ体験をもたらしてくれる。変わったFPSを求める人におすすめの作品だ。
宇宙ステーションらしき構造物内部では地上と同様に重力が働き、入り組んだ内部構造を利用するプレイが楽しめる。本作ではステージ内に配置された構造物を活用するプレイが勝敗を大きく分けるポイントになるため、構造を把握して上手く立ち回れるように訓練を重ねていくと良いだろう。
▲ステーション通路内部の様子。左右からは攻撃されないが、背後や前方からの奇襲攻撃には注意が必要だ。
ジェットパックを利用して上下左右どの方向へも自由に移動する要素は本作を並みのシューティングゲーム以上の難易度にしており、操作に習熟していないとあっという間にやられてしまう。ただし本作では足場に着地するとマグネットブーツの力で地上のような移動もできるため、両方の使い分けがポイントとなる。
ひらひらと飛び回りながら敵プレイヤーに照準を合わせられるのが理想形だが、これがかなり難しい。移動速度が非常に早いため、じっくりと狙いを定める余裕はまず無いと言って良い。激ムズな難易度を誇るシューティングゲームにチャレンジしたい人には断然おすすめのPCゲームだぞ。
アクション要素が際立って魅力的な『Project Cybertronic』は、通常の地上戦闘型FPS/TPS作品に魅力を感じなくなっているヘビーユーザーにおすすめしたい作品で、無重力空間で射撃の腕前を競い合えば、これまでになかったプレイ体験を得られるはず。独特な世界でシューティングを堪能しよう!
【おすすめポイント】 変わったFPS/TPSを探しているならコレで決まり!
低予算で開発が続くインディーゲーム
「Redhead Game Society」は本作をかなりの「低予算」で開発していることを公表しており、作品を購入してフィードバックを送ってくれる熱心なユーザーを募っている。インディーゲーム文化を愛し、作品の発展や改善に貢献したいと考えている人には断然おすすめのPCゲーム作品と言えるだろう。
低予算の作品とは言え、開発に使用されているのは世界中のゲームがこぞって採用している優秀なゲームエンジン「Unity」で、ゼロベースから構築した世界には確固たるオリジナリティーもある。大手パブリッシャーの作品に比べると歩みは遅いが、着実に仕上げようという意欲は十分に感じられる。
▲低予算作品らしい「ひらめき勝負」のアイデアが光るPCゲーム。インディゲームらしさを持った作品だ。
前述の通りオンライン対戦にいくつかの不具合を抱えてはいるが、開発が進んで自社サーバーが用意されれば快適な環境でプレイを満喫できるはず。インディーゲーム文化を共に盛り上げようと考えている人は、本作を購入してRedhead Game Societyにアドバイスやフィードバックを送ってみよう。
【おすすめポイント】 インディーゲームらしさが光るおすすめPCゲーム!
Project Cybertronicスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-7500 / AMD Ryzen 5 1600 | Intel Core i7-9700K / AMD Ryzen 7 3700X |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 1060 / AMD Radeon RX 580 | NVIDIA GeForce RTX 2070 / AMD Radeon RX 5700 XT |
VRAM | 3GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨 |
(C) Redhead Game Society.
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