2019/5/31から早期アクセス版配信開始!Svantech Studiosが送る購入型PCゲーム!スタジアム内に設置されたマップの中で一人称視点型のシューティング対決を楽しめるアクションFPS!
グラフィックよりも世界観を重視した面白いゲーム世界、海外ゲームらしいカラフルな色彩、フレンドと一緒に盛り上がれる白熱のマルチプレイ対戦が大きな魅力で、一風変わったシチュエーションでシューティングゲームを楽しみたいと考えている人、仲間と一緒にワイワイ盛り上がれるFPS作品を探している人に断然おすすめ!
アイデア勝負の要注目PC向けFPS!
現在STEAMで好評配信中の『False Front』は、巨大スタジアム内に建設された人工のステージ内でシューティング対決を存分に楽しめるおすすめのPCゲーム。射撃メインのゲームが好きな人や、MOBAに似たゲームシステムが好きな人には断然おすすめの作品に仕上がっているぞ。
本作を開発したのはデザイナーを務めるSvante氏、3DアーティストのEmil氏、プログラマーのTommy氏の3名から成る小規模なインディー系ゲームデベロッパー「Svantech Studios」。本作『False Front』は、2年おきにゲームを発表している同スタジオ4作目にあたる最新作となる。
▲最新PCゲームに比べるとやや平坦な印象を受けるグラフィック品質だが、それにはちゃんとしたワケがある。
PCおよびXbox向けにゲームを開発しているSvantech Studiosの目標は「グラフィックではなくゲームデザインに焦点を当てたビデオゲームを作ること」にあり、昨今加熱しているゲームグラフィックの高品質化競争からは距離を置くスタンスを明確に示している。アイデア勝負のインディー魂を持つ会社だ。
巨大なスタジアムで満員の観衆に見守られながらシューティング対決を行うという本作のコンセプトは大変面白く、たとえゲームグラフィックが最新ゲームに見劣りしているとしても、そのアイデアだけでゲーム世界に引き込まれてしまう魅力に満ちている。本当に面白いゲームとは何かを考えさせてくれる作品と言えるだろう。
アーリーアクセス版の作品
なお『False Front』は目下「アーリーアクセス版」の状態にあり、予期せぬ不具合やバグに遭遇する可能性がある。ただしその分フルバージョンよりも安い価格設定になっているので、ゲームをプレイしてデベロッパーにフィードバックを提供したいと考えている人にはお得な買い物になるはずだ。
▲STEAMでの販売価格は1010円。PCゲームの一般的な価格に比べればかなり良心的な価格設定と言える。
プレイ言語は「英語」「フランス語」「ドイツ語」など全部で9言語となっており、現状「日本語インターフェース」は実装されていない。ただしゲーム内容はシューティングメインとなっているため、基礎的な語学力を持っていれば誰でも手軽にアクションシューティング対決を楽しめるぞ。
【おすすめポイント】 コンセプトが抜群に面白いPCゲームが誕生!
4種類のクラスから選んで戦おう!
『False Front』のアーリーアクセス版には「Sniper(スナイパー)」「Assault(アサルト)」「Machine-gun(マシンガン)」「Shotgun(ショットガン)」という4種類のクラスが実装されており、プレイヤーはゲームスタート時に自分好みのクラスを選択できる。選んだクラスによってプレイスタイルが変わるぞ。
各クラスはメインウェポンとなる「Primary」を2種類携行できる他に、サブ用の武器「Secondary」を1種類装備できるようになっている。遠距離からの狙撃スタイルで戦うのか、それとも前線に飛び出してガンガン撃ちまくるスタイルで戦うのかを考えると最適なクラスをセレクトできるだろう。
▲クラスのカスタマイズ画面。ゲームを進めることで新たな武器やスキンをアンロックできるようになっている。
本作には初期状態で16種類の武器類と8種類のスキンが実装されており、さらにゲームの進捗状況でアンロックされる新たな武器とスキン類が75種類用意されている。ゲームを遊ぶほどにカスタマイズの楽しみが広がっていくため、個性を生かしたキャラクタービルドを行いたい人にもおすすめだぞ。
武器やスキンはフルバージョンリリース後さらに追加されている予定。シューティングの腕前を競い合うだけではなく、オンラインマルチ対戦時に目立つキャラクターで参戦できる『False Front』は、プレイヤーのファッションセンスも十分に活かせるPC向けFPS作品だと言えるだろう。
【おすすめポイント】 好きなクラスを自分向けにカスタマイズできる!
異なるマップで変わる戦略性!
『False Front』には巨大都市風の「Copenhagen」、デスマッチ向けの「Plywood」、田舎の山小屋風の「Bunge」など合計4種類のマップが搭載されている。それぞれのマップは見た目だけではなく構造物の間隔なども大きく変わっているため、ゲームモードによって戦略性に影響が出る点が特徴だ。
巨大スタジアムの中に設置されたロケーションという設定ではあるものの、各マップは非常に入り組んだ作りとなっており、一人称視点で動き回っている最中にはそこがスタジアム内だということを忘れてしまう。レベリング調整やオブジェクトの設置が凝っており、物陰から伺うプレイも捗るぞ。
▲見通しの悪さがプレイに緊張感を生み出す。画面左上に表示されるミニマップを活用しながら上手く立ち回ろう。
「Team Deathmatch」や「Search and Destroy」など、数々のマルチプレイ用ゲームモードを持つ本作では、プレイヤーが選んだクラスの特性がチーム戦勝利へのポイントとなってくる。選んだ武器の特性を活かし、味方プレイヤーと連携を取りながら勝利を目指せば、オンラインマルチプレイの醍醐味を味わえるはずだ。
前述の通りグラフィック面に関しては抑えめな『False Front』だが、雰囲気が一変するマップの実装によって繰り返しプレイを楽しめる作品に仕上がっている。フルバージョンでは新たなマップも登場予定となっており、今後の開発状況もますます楽しみだ。全てのマップで勝利を目指そう!
【おすすめポイント】 マップが変われば気分も変わって面白い!
インディーゲーム魂が炸裂するPCゲーム!
『False Front』は良い意味で「インディーゲーム臭さ」を持ち合わせたPCゲーム。「複雑すぎないゲーム体験を目指した」と表明されている通り、見た目の華やかさや小手先のゲームシステムに囚われることなく、ユーザーが実際にプレイした時に「面白い」と感じられる作品に仕上がっている。
「昔ながらの一人称視点型ゲームが持っていたフィーリングの再現」というステートメントも十分に達成されている本作は、どこか懐かしいプレイ感覚を提供してくれる注目の作品。ゲームの最も根本的な使命である「ユーザーを楽しませる精神」は、本作をプレイすることで確実に体験できるはずだ。
DLCを無料化する計画など、あくまでユーザー目線で開発を続けるSvantech Studiosは良心的なインディー系ゲームデベロッパーで、ゲームをプレイするユーザーとの距離感を大切にしている殊勝な姿勢は尊敬に値する。真心がこもったインディーゲームを求める人におすすめの作品だと言えるだろう。
【おすすめポイント】 面白いインディーゲームを探している人はコレで決まり!
False Frontスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-2300 | Intel Core i7-7700K |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 660 | NVIDIA GeForce GTX 1060 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 20GB | 20GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 | インターネット接続が必要 |
©2017 Svantech Studios AB
False Frontの評価・レビュー・評判(0件)
このゲームの投稿レビューはまだありません。