『ピックスアーク(PIXARK)』は、Snail Games USAより2019/5/31からSteamでリリースされ、2019/7/4にはspike chunsoftよりNintendo Switch&PlayStation4でも発売された、サバイバルアクションゲームである「ARK:Survival Evolved(アーク:サバイバル エボルブド)」の世界観を引き継いだサンドボックスゲームだ。
ブロックで全てが構築された世界の中で、恐竜たちをテイムしてペットにしたり、色々なものをクラフトしながら、自由に探索して遊べる。かなり大きな世界になっており、行けるところがだんだんと広がっていく感覚が非常に楽しい。
スキルツリーを用いた能力アップやレシピの獲得など、成長要素もしっかりしていて同じコトの繰り返しなりがちなサンドボックスゲームとはひと味違った面白さを提供してくれる。世界を駆け回ってたくさんの生き物と触れ合いたい人にオススメのゲームだ!
恐竜などの巨大生物が存在する世界観がたまらない!
本作は、Unreal Engine 4を使用した美しい本格的なオープンワールドの恐竜サバイバルアクションである「ARK: Survival Evolved」の世界観と酷似したゲーム内容になっている。ただし、グラフィックはブロックを集合させたピクセルで描かれているので、見た目はかなり違って見えるだろう。
凶暴な恐竜や神秘的な生物などが住む、広大で野性的な世界である「PixARK」で、プレイヤーは生き抜くためにサバイバルをすることになる。謎めいた大地を切り抜けるために、獰猛な生物をペットにしたり、役立つ道具を生み出したりと、ピクセルで描かれた世界で自由に探索しよう。
キャラを自由に創造できるキャラクターメイキング機能やボクセルベースのマップ、システムが自動で生成のクエストなど、完璧にユニークな冒険を提供してくれる。ステータスを備えたキャラクターなので、成長システムの完備しており、スキルツリーを使ってスキルも覚えさせられる。
さらにシングルプレイだけでなく、マルチプレイにも対応している。自分だけで世界を自由に駆け回るのも悪くないが、やっぱり誰かと遊ぶとより面白い。ローカルとオンラインどっちにも対応しているので、身近に遊べる人がいなくても、手軽にマッチングが行える。
誰かと一緒にやれば、部族として発展したり、空高くそびえる砦を一緒に築いたりと遊ぶ幅が大きく広がるだろう。登場するドラゴンなど100種類以上のモンスターをテイムすれば、背中に搭乗するコトも可能だ。
魔法と科学が複合した世界観は、魔法の杖を使って攻撃もできるし、ロケットランチャーでの攻撃もできるようになっている。力強いティラノサウルスに乗って背中からの砲撃はかなり楽しい。色々な方法を見つけながら、自由な世界を生き抜いていこう。
探索と収集を続けて拠点を構築する!
何もないところで生き抜くのが困難だ。サンドボックスゲームの最大の魅力と言えば、ピクセル体で構成されたブロックを壊して、素材を集めて、それらを使って新しく何かを生み出せるクラフト要素だろう。このクラフト機能を使って、最初は自分の拠点となる基地を作ることが目的となる。
ゲーム開始時はなにも持っていない漂流者状態なので、まずはノービス草原に行って素材を集めるところから始めよう。この草原の敵はノンアクティブになっていて、襲ってくることがないので安心して探索できる。
優先して集めたい素材は「わら」「せんい」「火打石」「木材」「革」「石」だ。収集していても経験値が手に入るようになっているので、ある程度集めた頃にはレベルも上がっているだろう。ステータスを強化したり、新しいレシピを覚えるなど、出来るコトが増えていく。
「たいまつ」「木のオノ」「木のピッケル」「木の棒」「弓」「ねむりの矢」「布の装備」「革の寝袋」あたりを作れるようになれば、生活が楽になっていくだろう。他にも「サドル」を作れば、テイムしたプテラノドンに乗れるようになるので、色々な場所へと探索したくなる。
ノービス草原以外にも足を運べるが、好戦的なアクティブモンスターがでてくる。やられてしまうと、手持ち以外の全てのアイテムをその場に落とすので気をつけよう。
落としたアイテム時間経過で消滅するようになっている。リスボーンして復活地点に戻されたら、速やかにアイテムの回収に向かいたい。序盤はステータスアップで体力を優先して高めていくと、死亡しづらくなる。装備が揃って、ある程度自信が出来るようになるまでノービス草原以外には立ち入らないようにしよう。
アイテムは実用的なものばかりではなく、インテリアとして役立つものも多く揃っている。最初はもちろん実用的な物を優先して作った方がいいが、多方面に色々なものを作りたくなるだろう。作業台をノービス草原に作って、拠点として作っていくといい。寝袋を置いたり、収納ボックスを作ったり、鉱石をインゴットさせる「ようこう炉」を準備したりとだんだんとホームになっていく。
沼地などの地面を掘り進めると銅が見つかることも多い。ようこう炉で銅をインゴットすれば、銅のピッケルやオノなどが作れるようになる。鉄などの堅い鉱石を掘れるようになっていくので、様々なものが作成可能だ。勝てる相手も増えていくので、楽しさは何倍にも増していくだろう。
リスボーンする地点と合わせて拠点を作り上げることで、探索範囲も広がり出来るコトも増えていく。自由にクラフトして世界を自由に生き抜いていこう。
モンスターを手なずけてペットにできる!
クラフト以外で本作での楽しみと言えば、やはり生き物たちをテイムして、自分のペットにしてしまうことだろう。登場する生き物は、ゴブリンなどの一部の生物を除き、みんなテイムが可能になっている。
テイムには餌づけするか、気絶させるかの2つの方法がある。どちらでも好きな方法を選べるわけでなく、種類ごとに方法が決まっている。捕まえたい生物を発見したら、1度倒してしまい、ハンドブックに登録すればいい。イベントリー内のハンドブックを見るコトで、いつでも詳しい情報が得られるようになる。
プテラノドンを捕まえる方法を例にすると、弓とねむりの矢を使って、睡眠状態にする。眠っている間に「ドードー」などから取れる肉をプテラノドンのイベントリーに入れることでテイム完了だ。ペットにすることで一緒に冒険できるだけなく、騎乗して足として活躍してくれる。戦闘でも活躍するので、できるだけ強くて強力なペットを作りだそう。
方法と装備さえ揃っていれば、慣れると非常に簡単にテイムできる。色々な生物との交流が楽しみながら、世界を自由に探索可能だ。
本作には生き残るために必死で戦うサバイバルモード以外にも、クリエイティブモードも備わっており、こちらのモードなら生きることをまったく考える必要がなく、好き勝手に世界をビルディングして遊べる。
英語だけでなく、日本語、中国語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、スペイン語、ポルトガル語、韓国語、トルコ語、ポーランド語、スウェーデン語など、たくさんの国々に対応しているので、プレイヤー数はとてつもなく多い。
世界を自由に構築しながら、ペットを増やしていき、冒険できる場所を広げていくRPG的な要素もしっかりとしている。そこにスキルツリーなどが加わっているので完璧。自由な世界で何者にも縛られず、生き抜いていきたい人におすすめのサンドボックスゲームだ!
PIXARKスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7/8.1/10 (64bit) | Windows 7/8.1/10 (64bit) |
CPU | Intel Core i5-2400/AMD FX-8320 | Intel Core i5-4690K/AMD Ryzen 5 1500X |
メモリー | 4GB RAM | 8GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GTX 660 2GB/AMD Radeon HD 7870 2GB | NVIDIA GTX 970 4GB/AMD Radeon R9 290 4GB |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 15GB | 15GB |
DirectX | DirectX 10 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続環境が必要 |
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