『ウォーハンマー:カオスベイン(Warhammer:Chaosbane)』は、フランスのEko Softwareが開発し、Bigben Interactiveより2019/5/31からSteamでリリースされた、アイテム集めが非常に楽しいハクスラ系のアクションRPGだ。
高い威力のスキルはエネルギーを消耗し、弱いスキルはエネルギーを貯められるようになっている。数多に用意されたスキルをうまく組み合わせることで、戦略の幅はかなり広がる。自分の腕に合わせて難易度を変更できるなど、初心者から上級者までみんな楽しめるシステムだ。
ミニチュアゲームがベースになっており、世界的な人気も高い。コンテンツや設定は豊富にあり、定期的に行われるアップデートでゲームの世界をより深めていく。次々に出てくる新しいダンジョンをクリアしながら、より強力な装備を集めて世界中のプレイヤーたちと冒険していこう。ハクスラ系のゲームが好きな人におすすめだ!
ミニチュアゲームとして大人気を誇るWarhammerのゲーム化!
イギリス生まれのミニチュアゲームが様々な展開を見せる「Warhammer」シリーズがいよいよ、パソコン版のゲーム「Warhammer:Chaosbane」となって誕生した。3月からβテストが開始し、通常版が発売されるよりも先に、「Deluxe Edition」や「Magnus Edition」などの特別版が発売されるなど、ゲームに対する期待も大きい。
ファンタジー系のストーリーになっており、オールドワールドは第4の選ばれし者の地位を得たアサヴァール・クルが率いるケイオス軍によって制圧されつつあった。圧倒的な力を持ちながら、すべての種族の敵として進軍を続けるケイオス軍によって大陸は疲弊していく。
新しく皇帝に即位した「マグナス敬虔公」から帝国再建を託されたのがプレイヤーの分身となる主人公だ。4人のヒーローのうちの1人となり、世界を救うために戦いを開始する。
ソロだけでなく、最大4人まで参加できるマルチプレイも用意されている。ハック&スラッシュ(ハクスラ)系のゲームにふさわしくレアなアイテムを集めて、キャラクターをどんどん強くしていく爽快感のあるゲームだ。
アイテムの数はかなり多く、ミニチュアゲームからもたらされるアイディアによって膨大なコンテンツが特徴になっている。ニュルンの下水道やプラーグの荒廃した街路など、Warhammerではおなじみの土地で、70種類を超えるモンスターと戦えるだけでなく、4つのキャラクラスには180種類以上ものスキルが用意されているほどだ。
マイク・リー(ブラックライブラリーの著者)が全編書き下ろしたの激動のストーリーには、チャンス・トーマスによって作曲された重圧感のあるゲームミュージックで世界観を紡がれていく。Warhammerの新たな物語を堪能しよう!
カスタム自由なキャラクターが冒険を盛り上げる!
本作にはプレイヤーが選択できる4つのキャラが用意されている。盾を使ったスキルで激しいダメージにも耐えられる「帝国戦士」、強力な魔法による遠隔ダメージを与えていく「ハイエルフ」、斧の二刀流で敵を次々に打ち倒していく近接に特化した「ドワーフ」、弓と短剣を得意とし、致命的なトラップや召喚なども扱える遠距離タイプの「ウッドエルフ」など、種類は多くないが全員に個性があり、違った戦い方が出来るようになっている。
しかも、プレイヤーは180種以上にもなるスキルをスティックやボタンに登録して、使い分けることにより4種類のキャラたちが無限の可能性と戦い方をもった戦士に変わっていく。
難易度は「NORMAL」「HARD」「VERYHARD」と上がっていき、「CHAOS」になるにつれて、敵が強く難しくなっていく。NORMALであればかなり壮快なプレイができる難易度なので、アクションRPGが初めての人でも安心して遊べるようになっている。
オープンワールドではなく、探索エリアを選択して先へ進んでいくようになっており、しかも1つ1つのエリアはそれほど広くはないので、手軽に冒険が楽しめる。バトルでは、エネルギーの管理が重要で、攻撃によって消耗するタイプと貯められるタイプに分れている。エネルギーを貯めながら敵を倒していくか、適度に使い分けながら先へ進んでいくか、プレイヤーの好みが大きく出るところだろう。
キャラのレベルアップ共に新しい強力なスキルが増えていくので、すべてを最強のスキルで固めたいところだが、スキルを装着するにはポイントが必要になってくる。強力なスキルばかりを装備出来ないようになっているので、ポイントを気にしながら、使いやすいキャラ構成をしなければならない。
微妙な立ち回りにも影響するので、スキルの効果などを覚えていくとスキルのセットも非常に楽しくなっていく。どんなスキル構成をするのか非常に悩ましいところだ。レベルアップ共にスキルポイントの上限も増えていくので、キャラが強くなるとスキル構成も大きく変えられるようになる。何度でもポイントの振り分けはできるので、納得できるまで色々と試してみよう。
他にもゴッドスキルツリーというものがあり、こちらはfragmentやgoldを使用してアンロックしていくタイプだ。スキルの他にステータスアップなどが用意されている。レベルアップ以外でもキャラを強くできる要素が備わっているのは嬉しい。
それでも本作はハクスラ系のゲームになっているので、強さの基本となるのは優れた武器や防具などのアイテムになるだろう。ゲーム内のキャラたちはボックスを使って、アイテムを共有できるようになっている。fragmentやgoldなども共有できるため、どのキャラから始めても育て直しにならないところが何よりも素晴らしい。
好きなキャラでスタートして、ニュルグルの従者たちやコールンの軍勢、その他の邪悪な化物の波濤など、70種を超えるモンスターたちと熱い攻防を勝ち抜いていこう。
ストーリーモードも意外にも楽しめるコンテンツが満載!
本作はストーリーモードだけでなく、登場したボスといつでも戦える「ボスラッシュモード」も用意されている。難易度は10段階あり、強力な装備を持っていなくてもいつでも挑戦可能だ。
さらに最大4人での協力プレイにも対応しているので、アクションゲームが苦手で自分だけではクリアできないエリアでも他のプレイヤーに手伝ってもらって進んでいけばいい。マルチプレイはオンラインだけでなく、ローカルにも対応しているので、身近な友人たちだけでパーティを組んで一緒に遊ぼう。
クラス間で力を合わせることにより、相乗効果が生まれるので、1人ではクリア出来ないようなクエストでも何人かで集まれば容易にクリア出来るようになっていく。しかも、難しいクエストをクリアすれば、ドロップするアイテムもより優れたものになるので、キャラクターもどんどん強くなっていく。
膨大なダンジョンや定期的に行われるアップデートでプレイヤーを飽きさせない刺激的なゲームがずっと遊べるようになっている。腕を磨きながら、より高難易度の設定にチャレンジしていこう。
マルチプレイでも使いやすいインターフェイスになっており、音声に関しては英語のみだが、言語はフランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、中国語、韓国語、スペイン語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、そして、日本語と実に12ヶ国語もあり多くの言語に対応している。
世界的に有名なゲームでありながら、多くの言語に対応しているので、マルチプレイでの相手に困ることもないだろう。防具による見た目の変化など、多くのプレイヤーと遊ぶこともしっかりと考えてある。アイテムを集めてより強力なキャラクターに育てていきたい人におすすめのハクスラ系のアクションRPGだ!
Warhammer: Chaosbaneスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7/8/10 (64bit) | Windows 10 (64bit) |
CPU | Intel Core i3-530 または AMD FX-4100 | Intel Core i7-3770 または AMD FX-8350 |
メモリー | 6GB RAM | 8GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 560 または AMD Radeon HD 7850 | NVIDIA GeForce GTX 780 または AMD Radeon R9 290 |
VRAM | 1GB | 3GB |
HDD空き容量 | 15GB | 15GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 | インターネット接続が必要 |
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