2019/5/24にSTEAMにて正式配信開始!Other Ocean Groupが送る購入型PCゲーム!厳寒の雪山に取り残されたパーティーメンバーとして裏切り者の妨害を受けながら脱出を目指す「人狼型」サバイバルゲーム!
疑心暗鬼になりながらゲームを進めるスリリングな展開、裏切り者としてプレイ可能なシステムが魅力で、過酷なサバイバルゲームが好きな人、人を欺く「人狼ゲーム」プレイにはまっている人に断然オススメ!
裏切り者は誰だ!
2006年に設立されたゲーム企業Other Ocean GroupがSTEAMに発表した『Project Winter』は、近年爆発的な人気を獲得している「サバイバルゲーム」のシステムに「人狼ゲーム」の要素をミックスした話題の新作ゲーム。最大8人が一緒にマルチプレイで遊び、雪山からの脱出を目指すことになる。
▲極限状態で巻き起こる壮大な「騙し合い」が秀逸。人間の「裏切り行為」を堪能できる面白新作ゲームだ。
本作最大の特徴は8名のプレイヤーの中からランダムで「裏切り者」が選定されるところ。裏切り者として選ばれたプレイヤーは残りのプレイヤーが脱出するのを阻止すべく行動することになる。他のプレイヤーは裏切り者が誰なのか全く分からないため、協力と疑心暗鬼に揺れ動く心理状況が発生するのだ。
危険な野生生物と遭遇するなど困難を極めるサバイバル要素、そして自分と一緒に行動しているプレイヤーが「裏切り者」かもしれないという恐怖が本作の真骨頂で、善人プレイヤーには脱出という目標が、裏切り者には妨害という正反対の目標がハッキリと明示されている点が良い。人狼ゲーム好きはハマるぞ。
▲みんなで野生熊を撃退。だがこの中にも確実に「裏切り者」が紛れ込んでいる。
ゲームグラフィックは海外アニメーション風に仕上げられ、見た目は非常にポップな印象。ただしゲームプレイ自体は「人狼ゲーム+サバイバル」なのでかなりハードだ。見た目の軽さに反してゲーム内容が重いという対比も新鮮で、これまでのゲームでは味わえない不思議なプレイ感覚に浸れるだろう。
実力あるデベロッパーの最新作
本作を開発したのはOther Ocean Group傘下の「Other Ocean Interactive」。Newニンテンドー3DS版『MineCraft for New 3DS』の開発にも参加した優秀なゲームデベロッパーだ。ちなみにOther Ocean Groupはカプコン、ソニー、マイクロソフト、ワーナーなどの世界的大企業と提携している。
▲音声チャット以外に「ボディランゲージ」も利用可能。コミュニケーションが大きなポイントになるぞ。
本作は人狼ゲームの要素を含んでいるため、「ボイスチャット」での会話が不可欠。ゲームには世界中のプレイヤーが参戦するので、円滑にプレイを楽しむためには一般的な会話をこなす程度も語学力が要求される点には注意しておこう。ただし日本人同士でプレイするのであればその限りではない。
周囲から隔絶された雪山で、疑心暗鬼のサバイバルが幕を開けるぞ!
【オススメポイント】 裏切り者の存在がゲームにスリルをもたらす!
生き残りを目指す「サバイバー」
『Project Winter』ではロビーに参加プレイヤーが集結し、ゲームがスタートした時点で自分の役割が表示される。画面上に「あなたはサバイバーです」と表示された場合、プレイヤーは「トレイター(裏切り者)」の役割を演じるプレイヤーの妨害に注意しながら雪山からの脱出方法を探っていくことになる。
ゲームプレイ画面は遠方からプレイヤーを見下ろす三人称視点。各プレイヤーの名前はキャラクターの上部に表示されるので、誰がどこに居るか分かりやすい。画面右上に表示される目標に従って「発電施設」や「救援ビーコン」の修理を行って厳寒の雪山を脱出する手段をどんどん達成していこう。
なおスタート時にマップにインタラクトすることで各人に「個人目標」が掲示される。この目標を達成することによってクリア時にボーナスポイントを得られる仕組みなので、自分に課せられた目標はきっちりと達成しよう。ゲーム終了後には全プレイヤーの総合成績が表示されて称号が与えられるぞ。
▲個人目標は他のプレイヤーには見えず、自らチャットで発信する必要もない。自分の胸に秘めておこう。
サバイバーの最終目標は施設を復旧し、その後到着する「救援輸送機」に乗り込んで雪山を脱出すること。致命的なメガブリザードの到着までに脱出しなければ「トレイター(裏切り者)」が勝利する。素早い行動力と判断力を駆使して裏切り者の妨害をかわし、仲間と生き延びて雪山を脱出しよう。
緊張感溢れるプレイがたまらない
本作は一般的なサバイバルゲームと異なり、自分がすべきことがタスク形式で表示されるため進行がスムーズ。ただし8人のメンバーの中には必ず「トレイター(裏切り者)」が紛れ込んでいるので、誰が最後に本性を現してくるのか警戒しながら動き回る必要がある。この要素がゲームに大きな緊張感をもたらす。
▲時に別行動も発生。だがもし自分のパートナーが「裏切り者」だったら・・。そんな疑念がスリルを生み出す。
「トレイター(裏切り者)」は自分が脱出を阻止する存在だと悟られないように振る舞うため、ちょっとした会話の中でも「嘘」をつくことが多い。粛々とタスクを達成しつつ全プレイヤーの挙動や発言に目を光らせ、誰が裏切りを目論んでいるのか推理してみよう。このドキドキ感こそ本作の醍醐味だ。
【オススメポイント】 妨害者を意識するゲームプレイはスリリング!
脱出阻止を目指す「トレイター」
一方ゲーム開始早々に「あなたはトレイター(裏切り者)」です」と表示されたプレイヤーは、ありとあらゆる嘘や謀略の数々を使いながら「サバイバー」たちを欺き、最終目標である「救援輸送機」への乗り込みと脱出を阻止しなくてはならない。悪者プレイが好きな人にはたまらない展開が待っているぞ。
サバイバーのプレイヤーをこっそり殺害するプレイもトレイターの醍醐味。序盤こそ数の上で不利な存在だが、1人また1人と餌食にしていけばその内脅威の存在になれる。最初から派手な行動に出ず、他プレイヤーの信頼を獲得しながら上手く振る舞う「演技力」が重要。嘘がバレなければ勝機が出てくる。
▲善人を装いつつ実は大悪人。現実世界ではできない振る舞いを存分に楽しめる点がトレイターの魅力だ。
「嘘」を広めてサバイバー集団を混乱に陥れるのもトレイターの役目。「あいつが怪しい」「誰々が不審な行動をしている」などの虚言をばら撒くことでパーティーメンバー全員が疑心暗鬼の状態となり、一触即発のムードが生まれてくる。心の中で密かに含み笑いをしながら悪事を遂行していこう。
「人狼ゲーム」単体の面白さは他者の言動を推理して隠れた「狼」を見つけ出すことにあるが、本作の場合にはそれ以前に「迫り来る自然の猛威から生き延びる」という大前提があるため、じっくりと他者を観察している余裕はない。極限状態の中で起こる心理戦が『Project Winter』最大の魅力と言えるだろう。
【オススメポイント】 上手な嘘がつける人にオススメ!
コミュニケーションを活用しよう!
『Project Winter』には近くにいるプレイヤーとだけ対話可能な「近接ベース・ボイスチャット」や、通信チャンネルを利用した「プライベートボイスチャット」、さらには「テキストチャット」やゲーム内の感情をキャラクターに表現させる「エモートモーション」が実装されている。
状況に応じてこれらのコミュニケーション機能を使い分けることがプレイを有利に進めることに繋がり、秘密裏に作戦を実行する「奇襲作戦」なども行えるようになる。自分が接するプレイヤーが信頼に足る人物がどうかは最後まで分からない仕組みだが、立場が何であれ相手と対話を持つことは非常に重要だ。
ユーザー同士の「騙し合い」が最高に楽しい『Project Winter』は2050円で販売中。フレンドと一緒に「サバイバル+人狼ゲーム」の世界を楽しもう!
【オススメポイント】 騙し騙されの世界が秀逸な新作ゲーム!
Project Winterスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i3-2100T | Intel Core i5-6600K |
メモリー | 4GB RAM | 8GB RAM |
グラフィックカード | Nvidia GeForce GTX 650 Ti | Nvidia GeForce GTX 970 |
VRAM | 1GB | 4GB |
HDD空き容量 | 3GB | 3GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 | インターネット接続必須 |
© 2018 Other Ocean Group Inc.
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