2018/11/10にSTEAMにて早期アクセス版配信開始!XREAL Gamesが手がける購入型PCゲーム!超リアルなバトルフィールド内に降り立ってシューティングを楽しめるVR専用ファーストパーソンシューティング!
数あるVRゲームの中でもトップクラスを誇るグラフィック、細部まで精巧に再現された武器類が魅力で、まるで現実のような空間内でミリタリー系シューティングゲームを楽しみたいと思っている人に断然オススメ!
VRはついにここまで来た!
VRゲームはついにこの領域にまで到達した!ハンガリーに本拠を構えるインディー系ゲーム開発会社XREAL Gamesが2018年にSTEAM上で発表した『Zero Caliber VR』は、これまで出回っていたVR向けゲームの概念を大きく覆した注目の作品。息を飲む圧倒的リアルな世界が眼前に広がるぞ。
ゲームの舞台は現代よりも数年先の近未来。深刻な汚染によって飲料水の確保が困難になった世界が舞台となり、プレイヤーは混乱に乗じて世界へ挑戦状を叩きつけた武装カルト教団を殲滅すべく戦いに身を投じることになる。単なる娯楽シューティング作品ではなく、ストーリー性を持っている点が特徴だ。
若きインディーゲーム会社の作品
2016年に設立された若きゲーム開発会社XREAL GamesはPCおよびコンソールVRデバイスに向けてインタラクティブなゲーム体験を提供することを目標として掲げており、その基幹には「革新的VRソリューション」「高品質なグラフィック」「高度なAIメカニズム」「物語の要素」が含まれる。
「バーチャルリアリティ」という先進技術が登場した当初からゲーム世界への応用に着目していたという中心人物Kornel Meszaros氏と彼が率いる開発チームのメンバーは「高品質なVRゲーム」の開発に情熱を捧げており、その妥協なき姿勢は本作の信じがたいグラフィック表現にもしっかりと現れている。
▲簡素なグラフィックを持つVR専用FPSゲームが多い中、明らかに異彩を放つハイパーリアルな描写が凄い。
「このグラフィックをVRでプレイできるの?」と目を疑いたくなるような高精細なゲーム描写が本作の魅力で、誰も体験したことのない「新時代のVRゲーム体験」を実現することがXREAL Gamesの狙い。圧倒的リアリティーを持つVR専用FPSゲームをプレイできる時代がついにやって来たのだ。
ゲームは「HTC Vive」「Oculus Rift」「Windows Mixed Reality」というPCで最もポピュラーなVR専用機器3種類に完全対応。「立位」でのプレイを基本とし、移動方法はワープ方式ではなくスライド方式を採用。若干VR酔いが発生しやすいシステムではあるが、抜群の臨場感でプレイできるぞ。
なお現時点では早期アクセス版の段階であり、予期せぬバグや不具合が発生する可能性がある。またゲームシステムは今後の開発状況次第で変更されることも考えられるため、それらの条件を受け入れられるのであれば購入しても損はないだろう。2019年中には正式バージョンが配信される予定だ。
【オススメポイント】 VR新時代の幕開けを告げる新作ゲーム!
豊富な武器類が登場!
VRでFPSをプレイする醍醐味と言えば仮想空間上に出現する武器を構えて現実世界と同様のアクションを行える点。『Zero Caliber VR』ではそんなFPS好きユーザーの欲求を満たすべくありとあらゆるタイプの武器類を実装している。銃器の世界をこよなく愛する人には断然オススメのVRゲームだ。
▲『Zero Caliber VR』に登場する武器類を全て表示した武器庫の画像。銃器の再現度は非常に高い。
ハンドガンやショットガン、取り回しに優れるアサルトライフルから静かに相手を狙うスナイパーライフルまで、本作にはFPSユーザーを満足させる数々の武器類が登場。「レーザー照準器」などのアタッチメントを取り付けてカスタマイズすることも可能なので、自分のプレイスタイルを確立できるぞ。
実際に手を動かす楽しさ
2D画面向けゲームの場合はキーボードやマウス、ゲームパッドを利用して射撃とリロードを行うが、本作ではVR専用ゲームらしく実銃に近いアクションが楽しめる点がポイント。ショットガンの下から散弾を装填し、アサルトライフルのマガジンを交換するアクションはVRゲームでしか味わえないものだ。
ゲームには武器の扱い方を学べるチュートリアルコースが完備されているため、きちんと練習を積んで感触を確かめることが可能。非VRゲームで無類の強さを誇るFPS猛者でも、VR環境となると話は別。コントローラーの扱い方に精通し、仮想世界の中でも通用する射撃テクニックを身に付けよう。
▲仮想現実の世界でスコープを覗いて静かに相手を仕留める。FPS好きユーザーの夢が叶う瞬間だ。
なお本作にはサブウェポン的な位置付けとして「手榴弾」も登場し、プレイ中は手榴弾を投げるアクションも行える。手先の操作だけで済む非VRゲームとは異なり、その都度アクションをこなしていく必要があるので運動量は多いが、「実際に武器を操っている」という満足感の方が確実に上回るはずだ。
子供の頃に「そこには無い銃」で撃つ真似をして遊んだ人は多いだろうが、VRゲームである本作ではその真似事がプレイヤーの「挙動」として認知されて実際のプレイに反映される。実銃とは異なり「重さ」の感覚は発生しないが、それを補って余りあるグラフィックが最大級の没入感を提供してくれるぞ。
▲カスタマイズ性の高さはVR専用FPSゲームの中でも群を抜く。銃器への愛情が感じられる作品だ。
現時点ではマルチプレイ協力モードしか実装されておらず、他ユーザーとの対戦モードは開発中となっているが、ストーリーを進めて戦うキャンペーンモードの出来が良く、緊張感と爽快感が交わる白熱したシューティング体験を満喫できる。近い将来実装予定のマルチプレイ対戦に備えて腕を磨いておこう。
【オススメポイント】 銃器マニアも大満足の武器類が魅力!
シューティングへの情熱が生んだ作品!
現在VR専用のFPSゲームはPCやコンシューマー機向けに数多く出回っているが、技術的な制約もあって2D画面で楽しむゲームほどには普及しておらず、決定版と呼べる作品は存在していない。そんな中XREAL Gamesは規格外のグラフィックを持つAAAクラスのFPS作品を大手メーカーよりも先に発表した。
最高峰のゲームエンジン「Unreal Engine 4」を採用したことも本作を優れた作品に押し上げた要因だが、何より大きなポイントは開発に賭けるスタッフの意気込み。スタッフ全員が銃愛好家でシューティングゲームの大ファンだというXREAL Gamesは、自分たちが納得できる作品の開発に情熱を注いだのだ。
▲XREAL Gamesのスタッフたち(公式HPより抜粋)。自分がやりたいことを貫く人達は良い笑顔をしている。
「自分たちが遊びたいと思える作品だけを作る」というのはインディー系ゲーム企業だけが持てる最大にして最強の特権。スポンサーへの配慮やバーター的な損得勘定はなく、開発の根底にあるのは純粋な「動機」のみ。目標に向けて仲間が一致団結し、同じ方向を向いて走ればこれほどまでの作品が生まれる。
FPSと銃器の世界をこよなく愛するXREAL Gamesの『Zero Caliber VR』は全FPSユーザー注目の作品であると共に、今後のVRゲーム業界を変革していく大きな布石になることだろう。ユーザーとの密接な関係性も持ちたいそうなので、本作をプレイしてXREAL Gamesにどんどんフィードバックを送ろう!
【オススメポイント】 開発にかけるスタッフの情熱が伝わる新作VRゲーム!
Zero Caliber VRスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10 (64-bit) | Windows 10 (64-bit) |
CPU | Intel Core i5-4590 / AMD FX 8350 | Intel Core i7-7700 / AMD Ryzen 7 2700X |
メモリー | 8 GB RAM | 16 GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GTX 970 / AMD Radeon R9 290 | NVIDIA GTX 1070 / AMD Radeon RX Vega 56 |
VRAM | 4 GB | 8 GB |
HDD空き容量 | 45 GB | 45 GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 | VRヘッドセットが必要より快適なVR体験を得るために高性能なVRヘッドセットを推奨 |
© 2018 XREAL Games.
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