『モンスター・リーグ(Monster League)』は2018年10月26日にゲーム配信サイト「STEAM」にてダウンロードサービスが始まった。開発・販売ともに「Render Cube」が行っている。モンスターたちがカートに乗って、ハイスピードの中でトリッキーな動きをしながら順位を競う、笑える要素の多いレースゲームだ。
マリオカートによく似たゲームになっており、素晴らしい操作性やスピードある展開などの中、バラエティのあるコースを、自分が好きなモンスターを選んで走り回れる。カボチャの爆弾を発射するなど、モンスターたちに用意されたアイテムを使って、周りのライバルたちを邪魔して蹴落とす楽しさもあるのだ。
ネットに接続することなく、画面分割で家族や友だちとくつろぎながら遊べるマルチプレイ対応になっているのも素晴らしい。わいわいと楽しくハチャメチャなカートレースが好きな人にオススメのゲームだ!
漫画などでおなじみのモンスターたちを舞台にしたカートレース!
Monster Leagueは、漫画やアニメ、映画などで知られているモンスターたちが活躍する多人数参加型カートゲームになっている。どこかで見たことがあるモンスターばかりなので、ゲームをやったことがない人でも、知っているモンスターが多いはずだ。
プレイヤーは伝説とポップカルチャーの有名なモンスターである、ドラキュラ、ミイラ、オオカミ、イエティなどの中から、自分の好きなキャラを選び、レースに参加できる。乗り込むカートはモンスター達のイメージに非常にマッチしたデザインになっており、走っている姿を見るだけで自然と笑みがこぼれてだろう。
面白いのはなにもモンスター達の見た目ばかりではない。各モンスターのカートは特定の状況に特化したパラメーターと性能になっており、どれを使うかでレース展開が大きく変わってくるのだ。
相手を邪魔するOriginal Weaponsも用意されているので、先を行く相手をスピンさせたり、追いついてくる相手をコースアウトさせたりと、バトル的な要素も満載になっている。
ゲームのキモとなるレースの部分も練り込まれていており、発熱した展開に拍車をかけていく。全8台で行われるトラックレースの他にもゲームモードがいくつかの用意されているのが嬉しい。
マップもそれぞれ遊びやすい数が揃っているし、今後のアップグレードでさらに追加されていく予定だ。オブジェクトやトラップ、ショートカットなどやりこめばやりこむだけ各マップの魅力が見つかっていくだろう。
Monster Leagueは、楽しく操作しやすい運転システムと、あらゆる年齢層のプレイヤーに向けたカジュアルで素晴らしいエンターテイメントを提供してくれるぞ。
幅広いプレイ環境に対応したシングルプレイとマルチプレイ!
「Monster League」で特に優れているのが、効果的な分割画面とオンラインマルチプレイだ。ゲームはプレイヤーの環境に応じて求められるものが大きく違ってくる。
ちょっとしか遊べない人、飽きるまでやりこみたい人、友だちや家族がたくさんいる人、1人の時に暇つぶししたい人など。ゲームが出来るタイミングは個人の都合が大きく影響してしまう。
そんなプレイヤー達のわがままな要望に応えられるように、自分のプレイ環境に応じて、色々な遊び方ができるように開発された。
近くに家族や友だちがいるのであれば、1台のパソコンだけで画面を分割して、みんなが楽しめるように表示もできるようになっているし、時間があって世界中のプレイヤーと遊びたいのであれば、オンラインによるマルチプレイもバッチリ完備だ。
1人でもやりこめるように、タイムアタックなどが面白くなるユニークなドライビングシステムもある。他のカートレースゲームと同様に、車両は実際のゲームよりもはるかに機動的なっているのはもちろんのこと、ターボやウェポンも使えるようになっているのだ。
おまけに壁または天井への瞬間的なアプローチも可能で、ジャンプ、ドリフトも効果的に使用できるようになれば、圧倒的なスピードで周回できるようになるだろう。
他にも複数のモードがゲームプレイを拡張し、プレイヤーにさまざまな課題と楽しさを提供してくれる。6つもある中毒性のゲームモードはシングルプレイだけで何時間もゲームができるようにデザインされているのだ。
さらにマルチプレイでもやればそれは何倍、何10倍もの時間を楽しめるようになるに違いない。人数や環境を選ばず、遊べるように考えられた素晴らしいゲームだ。
先の展開が非常に気になる早期アクセス版!
Monster Leagueは現状でも他のカートレースゲームに負けることのない高い仕上がりでありながら、まだ未完成である早期アクセス仕様になっている。これで、完成版であるフルアクセスになる頃にはどれだけの名作になるのか今から楽しみだ。
早期アクセス期間は8ヶ月程度を予定されており、完全版になるとゲームの価格が高くなるので、興味があるなら早めに手に入れておいた方が良いだろう。
日本では早期アクセスの未完成のでの発売は珍しく、悪いイメージを持つ人もいるかもしれない。しかし、海外では当たり前の販売方法になっており、そのおかげで、たくさんのユーザーに安い価格で提供することができるのだ。
開発コストがかかるのは人件費で、テストプレイヤーを雇うとなると期間も費用も膨大に跳ね上がっていく。そこを一般プレイヤー達に行ってもらえれば、安く提供してもメーカーは得をするというわけだ。プレイヤー達もゲームを安く早く手に入られられるので、どちらにもメリットが大きい。
未完成版だと斜に構えるのでなく、開発を関わっていると思えば、ゲームに対する思い入れも変わってくるだろう。その証拠に公式のコミュニティを通して広くゲームに対する意見を求めているので、意見が言いやすいし通りやすい環境が用意されている。
この機会にMonster Leagueを一緒に盛り上げていこう。マリオカートなどの有名なカートレースにも負けない素晴らしいゲームに進化していくはずだ。
世界中に対応する幅広いインターフェイス!
Monster Leagueで驚かされるのは、ゲームの面白さもさることながら、その対応言語の多さだろう。残念なコトに日本語の対応はないが、英語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、ポーランド語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、中国語と9ヶ国語に対応している。
カートレースがメインなので、日本語がなくてもゲームの内容的に困ることなどないので、安心して欲しい。
むしろたくさんの国に提供されていることをメリットとして考えた方がいいだろう。やばいほどたくさんの国の人たちに提供されているので、マッチングで相手が見つからないコトなどまずない。他のゲームと比べても圧倒的な言語対応数になっているのだ。
世界中の人々に愛されるように作り込まれた素晴らしいカートレースがここに誕生した。暇つぶしからやりこみ、コミュニケーションツールまで幅広く活躍してくれるに違いない。
レースゲームが嫌いでなければ、絶対に楽しめる。老人から子どもまで全ての人にオススメ出来る最高のゲームだ!
モンスター・リーグ(Monster League)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 または AMD FX-6300 | Intel Core i7-7700 または AMD Ryzen 5 1600 |
メモリー | 8 GB RAM | 16 GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 または AMD Radeon R7 260x | NVIDIA GeForce GTX 1060 または AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 2 GB | 6 GB |
HDD空き容量 | 50 GB | 50 GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 | インターネット接続が必要 |
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