「ザ・クルー2(the crew 2)」は、2018/06/29よりSteamでリリースした、実際の広大なアメリカの地を舞台としたレースゲームだ。しかし、ただのレースゲームではない!
もちろんレースが、このゲームの最重要コンテンツだが、ただレースゲームをするのではなく、さまざまな楽しみ方が見つけられるのが、このゲームの魅力だ!
特に注目しておきたいのは、前作との大幅な違いとして、車だけではなく、飛行機からボート、そして船まで乗れるようになった点だ。
数多くの車両が追加されており、より幅広い層が楽しめるようになっている。
さらに、グラフィックなども前作に比べて進化しており、より迫力の増した機体や、美しい景観をじっくり眺めることも可能だ。
プレイヤーの目的も、ただレースに勝つというシンプルなものだが、それ以外の要素も充実している。
前作をプレイし、十分に満足できたプレイヤーには正統派の進化を遂げた今作はかなり魅力的でオススメだが、今回初めてプレイするプレイヤーであっても、いろんな機体を乗りこなす喜びや景色を楽しみたいのであれば、オススメしたいゲームとなっている!
さまざまなレースに勝利せよ! 広大な土地の全てがコースだ!
本作の中心となるコンテンツは、やはりレースだ。
レースにも多くの種類があり、それぞれにクリア条件が設定されている。
それらをクリアすることで、賞金やフォロワー、そしてパーツを取得できるようになっている。
特にフォロワーは、多く集めなければストーリーが解放できないということもあるので積極的に集めていくことが求められているが、こちらも何度もレースにチャレンジしていれば、そのうち集まっているので気にする必要はない。
レースにはいくつかの種類があり、街の中を走り抜けていくストリートレース、直線のコースを一気に駆け抜けていく気持ち良さがたまらないドラッグレース、ドリフトのテクニックも試されるドリフトレース、そしてハイパーカーを操るレースなどがある。
街の中を走り抜けていくストリートレースでは、コースの途中にある中間ポイントとゴール以外は自由に走っていいことが認められており、あからさまに人が通らそうな道を駆け抜けて、劇的にショートカットをするのもよし。
あくまでも丁寧に、そして堅実に通りやすいコースを最速で駆け抜けることを意識して勝負しても良しと、非常にプレイヤーの個性が出やすいレースとなっている。
ドラッグレースではマシンの性能を要求されつつも、ほぼ直線のコースをどれだけ速度を落とさずに突っ走れるかという技量とシフトチェンジの操作を要求され、ドリフトレースでは、どれだけ華麗にドリフトを決められるかというテクニックも要求され、一筋縄ではいかない。
どのレースが最も己に適しているかを試すのも良し。
一番を性能を活かせるマシンを調達してから勝負に挑むのも良しと、己の技量だけではなく、車両を選ぶセンス次第でもレースに勝利することが出来る。
もちろん、レースで勝利するには、自分の実力が重要であるという事は変わりはないが、マシンの性能とコースの相性次第では十分に巻き返せる可能性が大いにあるため、初心者でも安心してレースに挑むことが可能だ。
その他にも、船を使ったボートレースや、飛行機などを扱えるレースもある。
陸や海、そして空でさえもレースの会場と出来るため、自分にあったエリアでのレースに、とことんチャレンジできるのも魅力的な部分だ。
レース以外にも楽しめるコンテンツは盛り沢山!
このゲームの魅力はレースだけではない。フリードライブモードでは、しっかりと再現されたアメリカの雄大な土地や都市、そして観光名所をドライブして巡りまわることだって出来るのだ。
自分のお気に入りの車両でドライブしながら、ゆっくりと良い景色を見つけては眺めていってもいいし、都市をひたすらドライブしてもいい。
レースは苦手だが、ドライブや好きな車両が動いているところを楽しみたいというプレイヤーも満足できるはずだ。
もちろん、飛行機や船で旅をすることも可能だ。
このゲームではボタン一つで、車両を入手さえしていれば、すぐに切り替えられるようになっている。
気になる場所や、観光名所を上からじっくりと見たいと思ったのならば、即飛行機に切り替えて、上空から鑑賞することが出来る。
船に切り替えて、ゆっくりと水上を移動しながら景観を楽しめるのも、このゲームならではの楽しみの一つだ。
嬉しいのは、レースがこのゲームにおいて最重要コンテンツであることは間違いないが、それをやらずともフリードライブモードで強化パーツやお金稼ぎが出来る点だ。
フリードライブモードで町を散策していると、突如としてアクティビティというチャレンジが発生する。
それに成功すれば、フォロワーが増えるのはもちろん、賞金やパーツがもらえるのだ。
写真を撮影するといったユニークなチャレンジや、速度を落とさずに特定地点へと到達することで成功とみなされるチャレンジなど、飽きさせない要素が詰まっており、ちょっとしたミニゲーム感覚でプレイ可能だ。
レースをプレイせずとも、このアクティビティをこなしていくことで資金やフォロワーが集まっていくので、自分の好きな車両を買えるのだ。
そのため、レースが苦手なプレイヤーであっても、どんどん車両を集められる。
車両もそれぞれしっかり再現されており、ヨーやロール、ピッチといった要素がしっかりとくわえられている飛行機を操作すれば、今まさに、自分が飛行機を操縦しているという感覚を味わえる。
アクロバット飛行も己の練習次第で十分に可能となるので、レースをせずとも、自分の腕前が上がっているのを実感できるのも、このゲームの魅力的な部分だ。
フレンドともにレースにチャレンジ! のんびり旅に出るのもOK
レースが楽しいのはもちろんだが、それ以外の要素も充実しており、レースが苦手な場合でも十分に楽しめるように配慮されている。
それでもなお、レースに挑戦したいと考える場合はフレンドに頼るのも手段の一つだ。
「ザ・クルー2(the crew 2)」では最大4人までのフレンドと一緒にクルーを組んで、レースに挑める。
クルーを組んでレースに挑戦した場合、誰か一人でもそのレースのクリア条件を満たしていれば、他全員が失敗しても報酬がもらえるのだ。
こうすることで、レースが苦手でもフレンドの力を借りれば、クリアできるようになっているのも、レースゲームを始めてプレイする初心者にも向いていると言える要素だろう。
さらに、ショートカットやコース取りなども分かるので、他の素晴らしい動きをするフレンドからレースのコツを学べるという点は、より自分の腕を磨きたいと考える、レースゲームに慣れたプレイヤーにも嬉しいポイントだ。
また、フレンドが打ち立てた記録を更新すると、更新されたという情報がすぐに入るので、お互いスコアを競い合うという熱い遊び方も出来る。
これらの要素によって、レースに真剣に向かい合いたいプレイヤー、緩く楽しみたいプレイヤーの両方が存分に遊べるようになっている。
レースにのめり込むのも良し! ゆったりとドライブするのも良し!
総評すると、レースゲームに本気で打ち込みたいプレーヤーにも、のんびりと景色を楽しみながら世界を巡りたいというカジュアルなプレイヤーにもオススメしたいゲームだ。
ガチンコのレースで、自分の腕前を見せつけて、世界やフレンドたちと競い合ってもいい。
友人たちと一緒にのんびりと、アメリカの観光名所や、空、そして海を自由にドライブしながら観光していってもいい。
さまざまな楽しみ方が盛り込まれたこのゲームをプレイして、ぜひ自分だけの楽しみ方を見つけて欲しい!
ザ クルー 2(The Crew 2)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7 SP1, Windows 8.1, Windows 10 (64bit) | Windows 7 SP1, Windows 8.1, Windows 10 (64bit) |
CPU | Intel Core i5-2400s @ 2.5 GHz / AMD FX-6100 @ 3.3 GHz | Intel Core i5-4690K @ 3.5 GHz / AMD Ryzen 5 1600 @ 3.2 GHz |
メモリー | 8GB | 8GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 660 / AMD HD 7870 | NVIDIA GeForce GTX 1060 / AMD RX 470 |
VRAM | 2GB | 4GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 |
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