『フォールツブレイク(ForzeBreak)』は2018年11月1日にゲーム配信サイト「STEAM」にてダウンロードサービスが始まった。開発・販売ともに「Swift Limit Games」が行っており、完全無料で公開されている。アリーナを舞台に速い展開で行われるFPS視点の戦闘機のアクションバトルゲームだ。
アリーナはそれほど大きくないので、すぐに対戦相手と遭遇し、激しいバトルが開始される。一撃で勝負が決まるようなシビアな戦いではないが、最後の1台になるまで戦闘が続く。まさに殺し合いに特化したゲームなのだ。
マルチプレイ専用のゲームとなっており、シングルでのプレイは想定されていない。今日も世界のどこかでプレイヤー達の激しい戦いが行われているだろう。スマッシュブラーズなどのハチャメチャバトルが好きな人にオススメのゲームだ!
狭いアリーナ内で繰り広げられる熱いバトル!
ForzeBreakの戦闘場所であるアリーナは非常に狭く、1人で駆け回っていてもすぐに端に辿り着いてしまうほどの大きさだ。そこに最大で4台までプレイヤーが集まってくるのだから、混戦は免れない。
激しいぶつかり合いが繰り広げる中で重要となるのが、ブーストだ。ボタン一つでスピードアップが行えるブーストは、非常に使い勝手が良いが、使用するとゲージがグングンと減ってしまうので、注意して欲しい。
安易な使用はピンチの回避が出来なくなるなどのデメリットが多くなる。逆にうまく使いこなせばForzeBreakでの勝率を大きく上げてくれるだろう。
他にもアクロバットな動きだけでなく、マップ上にはたくさんのアイテムも落ちているので、アイテムをうまく使用したりすることで、対戦相手と差をつけられる。アイテムを見つけたら積極的に手に入れるようにしたい。
戦闘は相手を攻撃したり、押し出したりして、最後の1台になるまで繰り広げられる。スマッシュブラザーズなどのハチャメチャバトルを想像してもらえると流れはわかりやすいだろう。
人数が多ければ多いほど、盛り上がる内容になっている。今なら無料でプレイが可能なので、周りの友だちや知り合いを誘ってぜひ遊んで欲しい。
様々なタイプから自分に合う機体を見つけよう!
ForzeBreakは非常に速い展開で行われる戦闘機のアクションバトルゲームになっているので、機体選びは非常に重要だ。プレイヤーが扱える戦闘機はいくつかのタイプに分れており、speedやweight、control、energyなどの能力が違う。
戦闘機によって戦い方もかなり違っているので、自分に合う機体が見つかるように一通り試しておいた方が良い。簡単ではあるが、登場する機体をいくつか紹介しよう。
War buggy
平均的なステータスになっており、初めてForzeBreakをプレイする際に選んでおいた方がいい基本となる機体だ。これと言った特徴もないが弱点もないので非常に扱いやすい。
Dust Buster
スピードとコントロールに特化した動き回りやすい機体だ。動きに自信があるため、うまいプレイヤーが扱えばかなりの確率で逃げ切ることが可能になる。反面、操作がやや難しくなるが、かなりの強さなので、ForzeBreakに慣れたらぜひチャレンジして欲しい。
Stream Breaker
Dust Busterと真逆の性質を持っており、こちらはハッキリ言って重い。動きはかなり悪いがかなり頑丈に出来ている。いざという時にはブーストをかければスピードアップも出来るため、相手の強さに関係なく、安定した戦いが出来る機体だ。
MR.Hover
Dust Busterに比べてスピードは若干劣るが、軽さが売りになっており、小回りがかなり素晴らしい。追い詰められてもトリッキーな動きで相手を翻弄して、立ち回れる強さがある。軽さが弱点となり接近されると弱いので、どれだけ先手をとれるかが勝負の決め手だ。
Prototype Tank
Energy効率に特化しており、アイテムなどをうまく使いこなすことでその力を発揮する。Energy以外は他の機体にやや劣る面が多いので、いかにうまく立ち回れるかが重要になっていくだろう。扱いが難しいが、慣れればかなりの強く、高いポテンシャルを秘めている。
機体選びも非常に重要だが、もっと重要なのがコントローラーの存在だろう。ForzeBreakはマウスやキーボードでも操作ができるようになっているが、やはりコントローラーを使用した方がうまく立ち回りやすい。
マウスやキーボードでも慣れれば同様に動けるかもしれないが、より緻密な動きを目指すなら、ぜひ、コントローラーの導入をオススメする。実力がより拮抗した相手であれば、勝率が大きく変わってくるだろう。
5つの機体の中から自分好みの機体を選び出し、相手を場外へと吹き飛ばして、心ゆくまでアクションを堪能して欲しい。
味のあるシンプルなグラフィックも魅力!
最先端の美しいグラフィックと比べてどうのというつもりはないが、ForzeBreakは非常に見やすい色使いになっており、ゲームをプレイしていても目が疲れにくい。おまけに敵を見つけるための索敵能力にも支障が出ないようになっているので、ゲームで遊んでいてストレスになることはほとんどないだろう。
特にStream Breakerなどの重量感は凄まじく、大きな画面であれば、テクスチャーも綺麗に貼ってあり、細部まで描かれていることがよくわかるはずだ。これで無料のゲームなのだから本当にすごい。開発費の回収などどうなっているのかメーカーのことが心配になってしまう。
最近では無料プレイと言いながら、課金を迫ってくるゲームも多い中で、ForzeBreakは完全に無料プレイを実現している。
興味があればぜひダウンロードして、このゲームの面白さを体験して欲しい。万人に紹介したくなるほどの楽しさと、存在感に優れたゲームだ。
マルチプレイのみの対戦専用ゲーム!
ForzeBreakはPracticeという練習モード以外にはオンラインによる対戦しか用意されていない。1人でコンピュータを相手に練習することができないのだ。
1人で遊ぶゲームを探している人には厳しい話かもしれないが、ゲームの内容的に練習するよりも、本番を繰り返した方がうまくなるのは確実だろう。
それに人間を相手にした方が負けたときに悔しいので、成長の速度も違ってくる。人は悔しさが大きければ大きいほど、成長は早くなっていくのだ。多くの負けを経験して、より高みに上がっていこう。
インターフェイスの対応言語は英語のみになっているが、ゲーム的に言葉がわからなくて困るコトなどまったくないので安心して欲しい。英語圏は世界言語であるため、プレイヤー数も多く、対戦相手に困らない方がメリットとしてでかいのだ。
メニューからオンラインを選択すれば、自動でマッチングが行われるので、煩わしい設定も不要になっている点も便利。対戦相手が揃ったときの面白さは折り紙付きなので、今後は有料になってしまうかもしれない。
無料でダウンロードが出来る間に手に入れておこう。みんなで笑いながら対戦できるスマッシュブラザーズなどの対戦物が好きな人には、かなりオススメのゲームだ!
ForzeBreakスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 / AMD FX-6300 | Intel Core i7-8700K / AMD Ryzen 5 3600X |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 / AMD Radeon R7 260x | NVIDIA GeForce GTX 1070 / AMD Radeon RX Vega 56 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | Version 11 | Version 12 |
備考 | インターネット接続環境が必要SSD推奨 |
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